アカシックリーダーという役割 | 斉藤つうりのブログ 『ブッダプログラム』

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アカシックレコードとはごくシンプルにいえば、人類全体のクラウド上にある情報です。


私たちは普段はバラバラな個体だと認識していますが、種としての全体を共有する領域を所有しています。


ユングはこの領域を「集合無意識」と呼びました。


個人無意識では、抑圧された感情や、本質的な人格、顕現されていない可能性などが存在していますが、個人無意識の底の領域では、人類全体の集合無意識とつながっています。


たとえば世界全体が不安に陥る時、ある人が山のなか、誰とも会わず、たった一人で暮らしていようとも、人類全体で共有している感情や、情報があるために、その人の心は不安を覚えます。


これがアカシックレコードの実態です。


つまり私たちは普段は個として認識していますが、実際には全体でつながり合っており、個は全体であり、全体は個として現れています。

さて。


私は僧侶・アカシックリーダーという肩書で基本的に活動しています。


法人の経営もしていますし、カメラもやります。そして文書も書きます。


けれど僧侶・アカシックリーダーという肩書にこだわっているのは、私の活動を説明する時に、僧侶・アカシックリーダーという言い方がしっくりくるから。

僧侶とは「地球中の最後のひとりが悟りを開くまで自らが悟ったとは言わず、サポートを続けるという存在のこと」だと私は認識しています。

そしてアカシックリーダーとは、

・現状を正確に認識する直感力
・その現状に対する解決策
・とらわれから自由になるための視点の転換を提示する

これらを提示することがアカシックリーダーの社会的な役割だと私はとらえています

そのため、私はこの現場に対して、アカシックリーダーとしての自覚と役割をはっきりと認識しています。

いま、コロナウィルスについて、あるいは世界のありようについて、あらゆる情報が錯綜しています。

そのなかにはデマもあれば、役に立つものもあります。

そして何よりもそれらの情報の「扱い方」に関して、誰もが困惑しています。

どの情報を選べば良いのか。何を信じれば良いのかー。

アカシックレコードを読むトレーニングを重ねたリーダーであれば、このような状況で最も必要な情報を得ることができます。

それは「真実か嘘か」といった極端な見分け方をする、というわけではありません。

「どのような意図でこの情報が流れているのか」

これを見抜くことがアカシックリーダーの大切な役割です。

政治を伝える人。
安心を伝える人。
陰謀論を伝えようとする人。

どのような立場の人も、自分自身の持つ正しさに基づき、情報を伝えようとします。

そして情報を聞く側も、「何が最も正しい情報なのか?」を知ろうとします。

けれどアカシックリーダーは、正しい情報と、そうでない情報、といった区別は持ちません。

アカシックレコード内での情報を扱うことに熟達したリーダーは、一般の人がもつ情報に対する認識とは違う感覚持っています。

情報とは人の数だけ存在し、「最も正しい情報」というものは、本質的に存在していない、ということを知っているからです。

ですから、アカシックリーダーは、どの情報が正しいのか、ではなく、誰がどのような意図でその情報を発信しているのか、という背後をはっきりと識別します。

この「正しいか、正しくないか」という二元性からの自由を持ち、その上でいまの現場に最も必要な情報を選び取り、的確に判断する力。

そして同時に外部の情報によらず、アカシックリーディングによって内部的に情報をとる能力。

この力を持って、アカシックリーダーは、正しさや混乱にとらわれた状況を打開していくことができると、私は感じています。

私は10年以上、スクールやワークショップで何千人ものリーダーを育成してきました。

それはアカシックを習得して、特別な存在になるためではなく。

このような混乱期のなかで、何が起こっているのかを見抜き、本質的なサポートを周りの人に行うことができる人が何よりも必要だと感じてきたからです。

そして私自身も同じです。

特別な能力を持っているから、という観点でアカシックリーダーという肩書を使っているわけではなく。

物事に対する中立性と、状況を見抜く力持ち、サポートを行うことが私の役割です、ということを示したくて、この肩書を使っています。



【これまでアカシックを習得してきた皆さんへ】

これまでアカシックを習得してきた皆さん。


いまこそ出番ですよ。

そして忘れてはいけないことは、

「自分が得する」
「こうなってほしいと思っている予想」

が入り込んでいるなら、情報にフィルターがかかるということ。

逆をいえば、他者のために自分の損得が入らずリーディングを行うことができるなら、それはいま何よりも必要な力となるでしょう。

セッションを行うことだけがアカシックリーダーの役割ではありません。

いまあなたの目の前の現実でこそ、リーディングは最大限に活用するときです。

外部の情報の意図をしっかりと見抜くこと。

そして現状に関してのリーディングをぜひ行ってください。

これまで高めてきたあなたの明晰力こそが、最大の資源であり、周囲へのサポートの中心となるはずです。

ターラー菩薩のチベット曼陀羅

 

 

 

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