背中にはりついて支えてくれる小さな神様 | 斉藤つうりのブログ 『ブッダプログラム』

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またもや台風直撃予想の場所から帰還しました。

毎回、台風に熱愛されつつも、うまくあしらいながら、かわしている気分です(笑)。

さて。

今回の大阪。

すでに長田先生がレポをしてくれております。

↓こちら

 

 

そうです。

朝3時からリーディングしていたので、ハイテンションでした(笑)。

 

到着するなり、セッション。

 

そして明るく正直に、現代の病院での死と、お墓とお骨とあの世の話。

私たちのスタンスはとにかく現場目線での話しにしようということでしたが、

 

2025年問題、尊厳死、臓器移植など医療目線での内容は、

はっきりいって、超~勉強になりました。

 

そして私の方からは、葬儀、亡くなった直後から、遺体をあつかうときの注意点、お骨をどうしたらベストか、などなど、40年間お寺で経験してきた、生のアレコレについて、かなりの情報量で話しました。

 

そうして、気がついたら参加者の前のめり度が、かなり激しいことになっており…。

 

終わったあとに、参加者の方々からかなりの反響をいただきました。

 

そっかあ、こういう話、みんなたしかに知らないし、知っておくと本当に役に立つんだよな…とあらためて思いました。

 

やはり現場にいるひとにしかわからないものってあるんですよね。

 

この「この世、あの世トーク」はまた今後も継続していこうと長田先生と話しました。

 

そして副腎疲労症候群ワークショップ。

(副腎の機能と、副腎疲労症候群についてはこちらのクリニックのHPをごらんくださいませ)

 

副腎疲労とは超ざっくりいうと、ストレスを抱え込みすぎて、ストレスや状況に対処するホルモンを分泌する副腎が疲弊してしまって、うまく機能しなくなってしまった状態のこと。

 

今回の大阪でいくつか候補にあがっていたなかで、この副腎疲労のテーマをいちおししたのは、ほかならぬ私だったのですが、

 

なぜ私が副腎に着目したのか、準備をしている段階ではっきりわかりました。

 

私が20代中頃、とにかく義務に追われていました。

 

ウチの寺は檀家さんが多く、かなり忙しい寺なのですが、その時期住職の兄は東京にでており、ほぼすべての仕事をひとりでこなしていました。

 

三日に一度の葬儀。

週末は4-5件の法事。

寺の経理。

広い境内の掃除。洗濯。

そして生れたばかりの子供の世話と、病弱で体調をいつも崩していた当時の妻の世話。

 

山岳部やマラソンや自転車、そして修行などで体を鍛えていた私は、それらの義務をそれほど疲れも感じずに、上手にこなしていたつもりでした。

 

まだ若かったしね。

 

まわりに必要とされて、頼られて、役に立てるのは何よりうれしかった。

 

だけど。

 

ある日起きたら、猛烈な背中の痛み。

 

巨大なナイフが背中に刺さっているような、猛烈な痛さ。

 

身動きがとれないほど。

 

そこからみるみる体調がおかしくなり、2年ほど病気のオンパレードを繰り返すようになったのです。

 

病院にいき、検査をうけてもまったく原因が見当たらず、ありとあらゆる症状を疑い、先生に無理をいってお願いし、特殊な病気の検査までもうけまくりました。

 

それでもさっぱりと原因はわからず、最後には医師に煙たがられ、精神的なトラブルも含めた扱いをうけることになりました。

 

大好きな山にもいけず、寺の仕事は息も絶え絶えでなんとかこなし、終わると倒れるように寝ていました。

 

子供の世話も、妻の世話もしたいのにできない(もちろん今になれば、そうできなかった本当の理由はわかるのですが)。

 

なにより精神的にものすごく大きな絶望感を抱え込んでしまいました。

 

混乱して、どうしていいのかさっぱりわからなくなり、どんどんと自分を追い詰めていきました。

 

そうしてあらゆることに解決を求めさまよっているうちに、最終的に出会った針の素晴らしい先生と、ヨガの先生の指導のおかげで、私の症状は徐々に回復していきました。

 

そしてあの痛みの内的な意味合いや、霊的な意味合いは自分自身の内側ではっきりと理由がわかり、整理がついていたのですが、

 

いわゆる「病名」としてそれをとらえることをこれまですることはありませんでした。

 

しかし今回副腎疲労症候群のことについて調べ、書籍を読み、長田先生にいろいろと教わり、そして最後にリーディングを行い、全体性からの視点でとらえているときに、ある気づきが突然やってきました。

 

あの20代のころに苦しんだあの症状。

 

あれこそがまさに副腎疲労だったんじゃないか…!!(※)

 

ナイフが刺さったように、背中に激痛が走っていたその場所は、まさに副腎(あるいは、もちろん腎臓)の場所そのもの。

 

そう。

 

このワークショップは私自身のためのものだった。

 

なんというかぐるっとひとまわりして、点と点はむすびつくのですよね。

 

腎臓の上にちょこんとのっかる、わずか3-5グラムの小さな小さな副腎。

 

その副腎が私にもたらしてくれたものは、痛みと絶望と、そして大きな大きな人生の転換期。

 

もしあのまま突っ走っていたら、たぶん私は義務と正しくある必要性にとらわれたまま、方向を変えることはできなくなっていたはず。

 

いまの私には副腎を呼び捨てにすることができなくなりました。

 

そして敬意をこめて、副腎を福神さん(ふくじん、ね)と呼ぶことにしました。

 

背中にはりついて、いつも見守ってくれて、ストレスをこっそり軽減し、行き過ぎているときには、きっちりとサインをだしてくれる、ふたりのちいさな神さまたち。

 

今回のワークショップは、この福神さんと語り合う本当に貴重な機会となりました。

 

ちょっと長くなってしまった。

 

参加者のみなさま。

 

台風直撃予想の大阪に大勢集まってくださって、本当にありがとうございましたm(._.)m

 

なかには帰れなくなった方もいると聞いています。

 

情熱をかたむけてくださって、本当に感謝です!!

 

長田先生、今回も本当にありがとう。

 

現地で大活躍してくれたひなこさん。

 

とても心強かったです。

 

そして裏で支えてくれる、長田先生の副腎のゆうかさん、いつも本当に感謝です。

 

また大阪にいきます!!

 

次回の長田先生との活動「ごちらくどう」は11月の仙台にて。

 

こちらでもまたこの世とあの世、病院の死とお墓トーク、さらに濃くしてお伝えしていく予定です。

 

2017年11月23日 
後悔ゼロで生きるためのWS IN仙台
 
医師と僧侶が伝える、この世とあの世のしくみ
詳しくはこちら 

 

 

 

※副腎疲労症候群に該当する方のすべてが背中の痛みを感じるといったことはもちろんありません。あくまでも私自身の主観的な感覚であることをご理解くださいませ。

 

アンケート結果に、漫才コンビかとおもいました、という意見が多数。

なんでかなとおもっていたけど、この写真みてなんとなくわかりました(笑)。

 

 



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毎月開催しています。

・アカシックレコードリーディングセッション
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2017年10月27日 
アカシックリーディング道場
 
今回のテーマは「平行自己を統合する」
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2017年11月18•19日
家族関係をめっちゃ軽くするワークショップ&スピリチュアルを本業するひとのための本気クラスIN石川 

石川にて。二つワークショップ
詳しくはこちら 
 

2017年11月21・22・28・29日 4日間
アカシック専門コース基礎クラス(平日クラス)
 
アカシックリーディングを習得し、なれる最高の自分へ
詳しくはこちら 
 

2017年11月23日 
後悔ゼロで生きるためのWS IN仙台
 
医師と僧侶が伝える、この世とあの世のしくみ
詳しくはこちら 
 

2018年2月24日(土)・25日(日)・3月3日(土)・4日(日)・4日間
アカシック専門コース基礎クラス(休日クラス)
 
アカシックリーディングを習得し、なれる最高の自分へ
詳しくはこちら