桜が好き。
桜の時期になると、いてもたってもいられないほど。
桜病にかかったように、毎日桜のことばっかり気にしてしまいます。
一面、桜の咲き乱れる様子を見ていると、時を忘れて、見入ってしまう。
そしてこの時期の冷たい雨や激しい風は、桜が散ってしまうのではないかと、はらはら・ドキドキしてしまって、とてもつらい。
中学生のころに初恋の相手にふられた経験よりもつらい(まあ、それくらいたいしたことなかったとも言える)。
山梨で育った私は、自然とリズムと共に生きていました。
ウチのお寺の庭は昔、まだ整備されていなくて、亜熱帯ジャングルみたいに荒れていましたが、それでもお寺だけに立派な木々がたくさんあり、桜、木蓮、椿と次々と花開くこの時期は、子どもながらなんだかとてもわくわくして楽しい季節でした。
大人になってからも、犬のだいちゃんをつれ、里へ山へ、暇さえあれば、お花見をして回っていました。
山梨のお花見はとってもぜいたくです。
場所によっては、山ひとつ貸し切り(笑)。
混んでいるときでも、私が行く場所では、さくら一株につき、一家族くらいの人口密度です。
東京からすると、とんでもなくぜいたくな状況。
今年の桜はいつもよりも開花がずっと早く、東京で仕事が忙しいこの時期になんと満開を迎えてしまいました(>_<)
来週まで山梨には帰れません。
ううう。
山梨のあの場所、この場所の桜もとっくに花開いていると、山梨の家族から情報が入るたびに、私はもがき苦しみます。
…というわけで、仕事の合間をみて、東京の桜を見て回っているこのごろです。
新宿御苑の桜。この木はなんと二つの桜がぐるぐると巻きついており、二種類の花が同時に咲いています。
新宿御苑の桜は本当にみごとですね。いったいどのくらいの種類が植わっているんだろう?
これは八重桜ですね。
温かくて一気に、いろんな種類が咲いたようです。
下をみれば、こんな作品が。
なんだかおいしそうです(笑)。
ビルと庭園と桜。う-む。東京だなあ。
こんな作品も撮ってみました。
ここからは高輪の仮住まいのちかくにある、高輪プリンスの庭です。
昨夜の夜桜。この庭は今日、明日くらいが見頃。
庭園と、桜のコンビネーションが本当に見事。
あの世のような光景です。
湯ばあばが出てきそうですね(笑)。
桜が咲く、一週間だけの光景に、これだけの庭を育てる情熱をもつ日本人。
桜と日本人の魂には深い関連があるのでしょうね。
私の夢は、桜前線と共にキャンピングカーで移動を続けて、一カ月間、桜漬になることです(笑)。
…というわけで桜のお話でした。
山梨に帰ったら、山梨の桜の写真をお届けしようと思います(^_^)/~~