アカシックレコ-ドって何だろう? | 斉藤つうりのブログ 『ブッダプログラム』

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アカシックレコードって何だろう?


アカシックレコードとは、地球上にクモの巣のように張りめぐらされた、目に見えないエネルギーのネットワークのことです。


わたしたちは人生でさまざまな体験をします。泣き、笑い――いろいろなことを感じながらわたしたちは生きていきます。


そのすべてが記録され、保管されているインターネットのようなエネルギーネットワーク網。それがアカシックレコードです。


想像してみてください。


いま現在地球にいるすべての人たちの体験が記録されているもの――。


さらにこのアカシックレコードネットワークには、いま現在だけではなく、過去や未来の出来事も情報として存在しています。


もし本当に、地球上すべてのものと話をすることができて、その体験や情報を共有することができたなら…。


そして自分の過去生や未来の出来事を知ることができたなら…。


すこし考えをめぐらせただけで、気が遠くなりそうですが、すごくワクワクしてきませんか?



誰でもアカシックレコードを読むことができる?


実はわたしたちは全員、もうすでに、アカシックレコードネットワークにつながっているのです。


そして気づかない人も多いですが、生まれたときからずっと誰でも、このアカシックレコードの情報と叡知を使っています。


あるとき、あっそっか!ポン!と思いついたアイディア。ふっと何かで気づいた虫のしらせ。


自分では思いもつかなかったことが急に浮かんでくる。そんな体験をされたことがある方も多いのではないでしょうか?


また、はじめて出会った人のはずなのに、どこかで出会ったことがある気がする、なんてこともありますね。


こういったことはアカシックレコードの情報とつながっているために得ることができたといえます。


わたしが初めて意識的にアカシックレコードにつながったのは、21才の時、ゲリー・ボーネルさんの『アカシックレコードを読む』という本を読んで、アカシックレコードとつながるための誘導瞑想の方法を実践したときです。


まず、出てきたのは、ベビーベッドで親を見上げている映像。続いて、その人生の主要な出来事を追体験! 時代は1900年代初頭、アメリカ人の女性です。名前はもちろん、当時の部屋、キッチンや庭、そして付き合っていた彼のこと…すべてがまるで今起きているかのようにリアルでした。


付き合っていた彼には、ふられてしまいましたが…(笑)。


彼は戦争に行き、戦死。結局、生涯を独身で過ごし、孤児院の教師となりました。最期は皆に歌を歌ってもらいながら静かに亡くなりました。

周りの子供たちの歌声が天使の歌声のように、ゆるやかに響きながら意識が遠のいていくシーンが今も目の前に浮かびます。


実は、理由はまったくわからないのに、わたしはカントリーやフォークなどアメリカの古い音楽がすごく好きで、その頃ギターを始めたばかりでした。


また、障害児のボランティアも行っていましたが、なぜ自分がそういったことに興味を持っていたのか、とても納得ができました。


その体験があって、意識的になればアカシックレコードとつながることは本当に簡単なことで、魂の転生はいつでも思い出せるのだ、ということがわかりました。


また、「人生」をとらえる視点が変わって、視野がものすごく広がったと感じています。何より、過去世でも子供の教育に携わっていたということがわかったことは、現世でも子供の教育に携わりたいと思っていた自分を後押ししてくれたと思います。


このことを話すと、「どうしてそんなに簡単にアカシックレコードにつながれたの!?」と驚かれてしまいますが、きっと何の疑いも迷いもなく、そして期待もせず(笑)、すぐに実践してみたことが成功につながったのだと思います。



アカシックレコードに意識的につながるってどういうこと?


わたしたちがこのアカシックレコードというネットワークに気づき、意識的につながろうと思うことで、さらに多くの情報と叡知を得ることができます。


インターネットを使う時は、自分に必要な情報を探るため検索エンジンを使い、その情報の中から必要なものを取捨選択します。


この作業とアカシックレコードの情報を得ることとはとても似ています。


アカシックレコードから情報を自由にとることができるようになったなら、インターネットが日常的なものから歴史や科学までさまざまな情報を扱っているように、アカシックレコードの情報はどんな場面でも使うことができます


自分や他人の過去世にアクセスするとき。もしあなたがギリシャ時代の過去世につながったとしたら、まるでその人生を生きているかのように、その時代を体験することもあります。


神殿が立ち並ぶ風景が目の前に広がり、衣服の感触を感じ、大地の乾いた香りを嗅ぎ…。


アカシックレコードの情報は、ただ「見る・読む」というだけのものではありません。アカシックレコードにしっかりとつながったとき、わたしたちは五感すべてで過去世などを体感し、情報そのものを「生きる」ことができます。


アカシックレコードと意識的につながることの最大のメリットわたしたちが人生という旅路を歩むとき、アカシックレコードは人生の全体図を見せてくれる地図やガイドブックのような役割をします。


初めて訪れたイタリアの美しい城下町を、手ぶらで歩くことと、町の歴史や地図が載ったガイドブックを持って歩くことの、どちらが旅をしやすいでしょうか?


人生のさまざまな出来事が、どんな原因でおこり、どんな意味を持つものなのか…。

アカシックレコードから自分の過去生や未来などを知るにつれ、それは、バラバラだったパズルのピースがつながり始め、ひとつの地図が見えるようにわかり始めます。


わたしはアカシックレコードにつながり、自分の本来の魂の姿を体験したことがあります。


その体験はこれまでの人生を圧倒し、人生のさまざまな謎が解け、これから何をするべきなのか、どのように生きていけばよいのか、その瞬間にすべて理解できました。


「こう生きるべきだ!」という他人や社会から受ける制約から自由になり、自分自身の魂の目的をただ生きていけばいいと知れたことで、わたしの人生はとても生きやすいものとなりました。



アカシックレコードへの参加資格


アカシックレコード。そこには無限の情報と叡知がぎっしりとつまっています。そして意識的にアカシックレコードとつながることで、わたしたちの人生の可能性は想像もできないほど広がります。


わたしたちはその場所で、自分自身を見つけることができます。


要は、あなたがそれを望むかどうか――。


アカシックレコードともうつながっているということに気づき、受け身だけではなく「知りたい!」と望むこと。これがアカシックレコード・ネットワークへの参加資格です。


斉藤つうり


≪therapy 2011年 4月掲載記事≫


ブッダプログラム 斉藤つうりのブログ

2008年7月 バチカン サンピエトロ大聖堂にて撮影