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イケメン研修医
桜子、20代前半のお話。
↑この時代ですね。
飲み会で仲良くなった、
研修医のお兄さん。
確か、循環器内科だったかな？
名前も忘れてしまったが（おい）、
大沢たかおとR-指定を
足して2で割ったような
結構イケメンだった。
ちょうどイイ歳の差
音楽の趣味も合って、
なんだか意気投合して
後日2人で会うことになった。
オカマバーのママ
その彼は、飲み会では
口数が少ないタイプだったが、
2人で話すと意外と面白くて。
極め付けは、
「音楽は好きだけど、もうクラブとか疲れるし、一人で飲みたい時にオカマバー行くんだよね」
何コイツ！
超面白いじゃん！
「じゃあ次会うとき行きつけのオカマバー連れてってよ〜
」
」とウキウキの桜子。
そして当日。
二軒目で都内某所のオカマバーへ。
確か一見さんお断りで
入り口もかなり分かりづらかった。
こんなとこ
行きつけなんだー！
カッコいいなー！
と桜子の中で彼の株はアゲアゲ
笑
笑バーのママは、
ニューハーフの方のように
着飾っている系ではなく、
素のままいらっしゃるタイプだった。
例えると、柄本明。
（確か柄本さん、ウォーターボーイズでそういう役柄やってましたよね？）
お店は満席でかなり賑わっていた。
ママ目当てでみんなが集う
繁盛店という印象。
そこで、ふとママに言われた言葉。
「あら〜良いコ連れてきたじゃない。
アンタ綺麗ね、いい女よ。」
今まで褒め言葉は
幾度頂いたことがあったかもしれない。
だが、ママに言われたこの言葉が
多分30年間生きてきて一番
だったと思う。
酸いも甘いも経験し、
色んな人を見てきたであろうママ。
そんな人に言われたことが嬉しかったの。
ちなみにその彼とは
どうなったかと言うと
そのあと二人でもカラオケに行き、
（バーでも歌った）
イイ感じで別れ際にチューとか
しちゃったかもしれない。
が、その時に気付いた。
ワキガだった。
そのままフェードとなりました〜
ここまで読んでくださり
ありがとうございます♡
では、また次回♡
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