さらなる探求! | 筋筋膜性疼痛症候群(MPS)闘病記

筋筋膜性疼痛症候群(MPS)闘病記

日本の整形医学界ではまだ認知度が低いとされている筋筋膜性疼痛症候群(MPS)を発症してしまった僕の、これまでのあれやこれやをつづりたいと思います。記憶を辿りながらの為、不定期更新です。

ゴムバンド療法は痛みが増した時に一時的にやり過ごす方法として非常に助けになりました。自宅・職場問わず痛くなったらとにかく左脚に巻きつけてパッとほどく。理屈はシンプルながら、紛れもないその効果は驚嘆に値するものでした。

整体、漢方薬、ゴムバンドと日々あらゆる治療法を実行し、少しずつの痛みの軽減を
試みていましたが、和らぐペースは千里の道をゆくが如し。

「何か他の治療法はないものか」と今度は「筋筋膜性疼痛症候群」「MPS」で検索。

するとどうやら、ペインクリニックで受けられる「トリガーポイント注射」なるものが効くらしいとの記述を発見。ペインクリニックは上司からも進められていた事だし、注射は怖いけど一度受けて見るかと思い立ち、全国的に有名な都内の大病院のペインクリニックに診察の予約を取ろうと電話をしました。すると・・・

「当院の整形外科の先生からの紹介状はありますか?」

「はっ?」

意味が分かりませんです。痛みを緩和する治療をして欲しいだけであり、整形外科には不信感を抱いていた為、なんでわざわざ回り道と思える事をしなければならないのか。聞いてみると、どうやら整形外科での治療の結果どうしても消えない痛みが残る場合、患者からの要望が出たら整形外科の先生が紹介状を書いてペインクリニックに回すというシステムらしい。

はなからペインクリニックを希望しているんですけど・・・。

ま、そうは言っても都内有数の大病院。
地元の病院とは一味違った治療をしてくれるに違いない!という期待を胸に、その病院の整形外科の予約をするのでした。


つづく