パソコンのアンプを自作して遊んでいます。
発端は秋月電子通商の
「PAM8403使用 ステレオD級アンプモジュールキット」を作ったのをきっかけに、
M2073(NJM2073)、HT82V739というICを使ってパソコン用のアンプを作りました。
でも、何か物足りない。
そうです、元々私はラジオ少年だったので、1石レフレックス・トランジスタ・ラジオ
(イヤホン)
2石レフレックススラジオ(スピーカー)や6石スーパーラジオのキットを買って作ってました。
トランジスタでアンプを作りたい。
そこで、ネットで回路を探して、2SC1815、2SA1015を使った
プッシュプルアンプを作りましたけど、良い音がしない。
そもそも、ラジオキット用の回路だったのでいい音がしないのかも。
他のトランジスタを探したら、秋月電子通商で、
1W出せると書いてあるトランジスタを発見したので、すぐに手に入れる。
2SC2120と2SA950。
回路を探すが、なかなか見つからない。
というか、実験のような回路ばかり。
やっと2つ見つけたのだけど、簡単なほうを実際にブレッドボードに組んでみた
そしたら、音は小さいし、あまりいい音がしない。
しかも、トランジスタが異常に発熱する。
9Vのアダプターを使ってましたけど、回路設計図には12Vとあるので
使っていたアダプターの中に12Vがあったので交換してみたら、
あっという間に音が小さくなった。
もしかして燃え尽きた?
アダプターを9Vに戻し、トランジスタを交換したら元に戻った。
たぶんこの回路を設計した人は、設計だけして実際に実物を作ってないのでは?
もう1つ回路図を見つけたのだけど、そちらはトランジスタの点数が多い。
→オメガ電子
その回路の設計者の書き込みは、2SC2120は発熱が多いので
それぞれBD135、BD136を使ってくださいと別のトランジスタを推奨していた。
(発熱対策にアルミ缶でヒートシンクを作る。)
(音がどのくらい出るのか、実際に使うスピーカーを繋げてみる。)
頭を抱えました。
時々、秋月電子通商で売っている物は、時々、なんだか怪しい物が混ざっていて、
地雷を踏むことがある。
FM音源のチップが安く売っていたので買ってみたら、
全く説明書も製作記事も見当たらない。
たぶん、どこかのゲームメーカーが発注して作りすぎた部品を
安く手に入れたか、それとも子供のキーボード用なのか?
それはわからないけど、私の部品箱には使い物にならない部品がいくつも転がっている。