昨日はなんと私の24回目の誕生日とかいうやつ。
仕事の後で、15人が店に集まり、大宴会が始まった。
社内で付き合ってるおれと同い年の男が彼女に
「おれはもう一生ビールは飲まない。」 と誓いを立てていたのを知っていたので、
ここぞとばかりに飲ませてやった。
その席に同席していた彼女はもうプンプン。
かなり楽しく、ビールが3ケース空いてしまった。(36本)
みんなやっぱりトイレで吐きまくっていた。
中国はかなり体育会系で飲めないとか今日は止めとくとか
そんなものは全く通用しない。
飲めない奴は悲惨である。
昨日は風邪を引いて死にかけている奴が参加していたのだが、
そいつは今日の午前中は点滴を打ちに言ってお休みです。
なにしろ私は昨日は主役なもんで、乾杯の嵐。
10本以上は飲んで3回吐きましたとさ。
しかし、それはただの予兆に過ぎなかった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
彼女にカバンで殴られてる「ビール飲まない宣言野郎」を横目に見ながら一次会はお開き。
ここから男達の夜が始まる。
あたしが付き合っているキャバ嬢の百灵に電話をかけ、部屋を予約する。
「キャバクラ行くぞ!」
ツレのチャリンコをタクシーの荷台に積み込み(半分以上はみ出してます)、いざ出陣。
店に着いてもう一度トイレに吐きに行き、
戻ってくると、百灵がチャッカリ自分の友達をおれの友達につけていた。
(こうなると、女の子同士も友達なので盛り上がる。
なんせ、店には常時100人ぐらいが待機しているので女の子同士が知り合いじゃない場合がある)
一時間くらい、わいわい楽しく飲んだ後で尿意を催したのでトイレに行った。(本日13回目ぐらい)
トイレから戻ると、百灵が待ち構えていて
「だめだめ!ちょっと待って!」
と部屋に入れてくれない。(安慶のギャバクラは個室制)
「なに?なんなの?」
「いいから、いいから.」(にこにこ顔)
「なに?あいつ服でも脱がされてんの?」
「ううん、ちがう。まだよ。」(部屋の中をちらちらのぞいてる)
「あ、うん。OKよ。入って。」(満足げ)
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そこにはロウソクが40本くらい並んだ特大ケーキが!!!!(なんで40本もあるねん!24歳じゃ!)
マネージャーやら、知り合いのキャバ嬢達がずらりと並んで拍手してくれていた。
あたしはもう、うれしくってうれしくって。ちょっとだけ半泣きになりましたわよ。
こんなにお祝いらしいお祝いをしてもらったのはいつぶりだろう?とか考えちゃいました。
マネージャーに即されてロウソクの火を一気に吹き消した後、
皆に冷やかされながら百灵とおれの「新郎新婦、初めての共同作業」をやらされました。
演技ならいくらでもやりますよ!演技なら!
その後、みんなでケーキにパクついているところで百灵が戦闘の火蓋を切った。
生クリームをおれの顔に塗りつけたのだ。
ハイ!開始! とばかりに部屋の中は地獄絵図と化していったのでありました。
部屋のいたるところに生クリームが飛び散り、
白い物体を顔につけた男女7名が暴れまわり、
床にはケーキのスポンジやタバコ、ビール瓶が転がったりしています。
みんな、顔やら髪の毛やら生クリームだらけにして仲良くトイレの手洗い所でクリームを落としました。
化粧をしっかりしている彼女達は大変そうでした。
しかしおれの友達が一番悲惨で耳の奥まで生クリームが入り込み、
「聞こえない、聞こえない」 とうわ言のようにつぶやき続けていた。
その後、日本で言う所の「チンチロリン」のようなゲームでみんな更に飲まされて、グダグダになってました。
おれと百灵はカラオケで盛り上がってる他の奴をほっといて二人でいい感じ。
そのときに何を考えていたのか、ホントに意味の無いくだらないことを言ってしまった。
「おれほど、簡単な上客は居ないやろ?」
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そら怒るわな。ホントにごめん。
その言葉をおれが吐いた瞬間、あいつの体がグッと緊張し、
カラオケの画面をにらみつけたまま、泣くのを必死にこらえてるのが伝わってきた。
あんなに吐いた言葉に自己嫌悪を覚えた事はありませんでした。
なんとか許してもらい、時間が大分遅かったのでチェックし、彼女達は服を着替えに行った。
しかし、夜はまだ終らない。
連れは帰ったがおれはここから彼女らの家に移動し、朝4:30まで賭けトランプ。
ちっ。負けまくった。
本日は姐御が出張から帰ってくるというのに寝不足と二日酔いで仕事になりません。
あ~でも楽しかった。