家で揉めずに勉強できるならSAPIX!/塾に面倒見を求めるならばSAPIX以外の塾! | サピックス・日能研・四谷大塚・早稲田アカデミーなどからの中学受験と進学後のポイントとアドバイス

サピックス・日能研・四谷大塚・早稲田アカデミーなどからの中学受験と進学後のポイントとアドバイス

現役の予備校講師・家庭教師の角田が受験業界の少しでも役に立つ裏情報をお伝えするブログ。中学受験から大学受験まで指導してきた角田だから知っている情報を惜しみなく公開します!

中学受験の大手進学塾の選び方(4)


まずは前回の記事をお読みください!


《1》SAPIX:自習室がなく、拘束時間が少ない

→SAPIXの先生が熱心にフォローすることは、まずない!

*質問教室はありますが、授業の消化不良は基本的には、各ご家庭で対応していくことになる。

→他塾よりも家庭学習の(質・量ともに)が大切になる!

*拘束時間が短いのに他塾よりも多くのテクニックを教えるのだから
しっかり家庭学習をしなければ(させなければ)
SAPIXで習ったテクニックは使いこなせない。

*しっかり家庭学習をしていかないと
小5秋〜小6夏休み明けにかけて
急に成績が下がることがある!

*お子さまが好きなように解いている期間が長いと
成績が急降下してから修正するのに
かなりの労力が必要になることがある。

*甘い親✕甘い子どもだと、上手くいかないことが多い!

*保護者の方の関わり方が他の塾よりも重要。

→拘束時間が少ない分、家庭教師・個別指導塾を使う時間が取りやすい。

*家庭教師・個別指導の授業前に
指導してもらう問題や分野・単元などを
保護者が積極的に先生と打ち合わせするのは当たり前で
指導後には解き方や解法なども含めて
保護者の方が理解・管理しないと
外注しても無駄金になることも多い。

SAPIXに通わせて家庭教師や個別指導塾を付けるだけで
できるようになる子は少ないと思っておきましょう!



《2》早稲アカ・四谷大塚・日能研:自習室があるし、拘束時間は長い

→SAPIXに比べると家庭学習の管理を塾がしてくれることもある!

*あくまでも、保護者が塾にお願いしたらですが…。

*能力・熱意のある先生と巡り会えれば、ご家庭の負担はかなり減る可能性があります!

→拘束時間が長いので、外注しにくいことがある。

*家庭教師や個別指導塾を使うとすると
家庭学習時間が少なくなるので
家庭教師や個別指導塾側が塾の宿題も含めて
しっかりした指示(塾の宿題を間引くなど)をしないと
結果としてマイナスになることも多い。

*早稲アカNNあり土特ありだと家庭教師・個別指導塾などはほぼ選択不可能(時間的に)。
早稲アカNNあり土特なしならば家庭教師・個別指導塾は120分前後ならば可能。

→SAPIXに比べて拘束時間が長いので、長時間の授業でもしっかり解説を聞いて、解法やポイントを聞いてこないと成績は停滞しやすいでしょう。

*拘束時間が長い分、家庭学習で教え直すことが多いと演習時間が少なくなり使いこなせるまで到達しません。

→SAPIXに比べて拘束時間が長いので、授業内演習を真剣に取り組まないと成績は伸長しないでしょう。

*拘束時間が長い分、家庭学習で確認することが多いと
反復する回数・問題数が少なくなり使いこなせるまで到達しません。


【まとめ】
保護者がお子さまと一緒に勉強をするようなスタンスであったり
ご家庭でお子さまがしっかりと自学自習できたり
家庭教師や個別指導塾に外注したとしても
保護者の方がしっかりとお子さまを解き方や解法まで管理できるならばSAPIXがいいですし

お子さまの家庭学習に対する取り組み方について信頼できなかったり
保護者の方にお子さまの学習の管理をする覚悟と自信がないのであれば
早稲アカ・四谷大塚・日能研の方がいいでしょう。


SAPIXは夏期講習が終わるまでは拘束時間が短いので保護者が教えたり
外注するとしたらSAPIXの授業での理解不足をカバーしやすいかもしれませんが…。

SAPIXに通わせるということは拘束時間が短いからこそ家庭学習のやり方しだいで結果が大きく分かれてしまうことを親子で理解しておきたいですね。

早稲アカや四谷大塚や日能研に通っている小6は拘束時間が長いので塾での授業中に理解できないことが多かったり、必要な解法を習得できないことが多いとフォローするのが大変になります!


どこの塾に通ったとしても塾の授業に真剣に取り組むことは大切ですが

拘束時間の長い塾に通っているならば
真剣に授業を受けずに授業内容を把握できていないことが多いとなると
かなりの不利になることも親子で理解しておきたいところですね。

逆に拘束時間の短い塾に通っているならば
塾の授業のフォローを
ご家庭で責任を持つ
=保護者が教える or 外注する
ことまで考えておきましょう!

ちなみにSAPIXの小5小6の
算数のメインテキスト「デイリーサポート」の解説は
一部の保護者しか理解できないと思いますし
そもそも、校舎で指導される解法と違う場合が多いので…。


最後に「小6あたりから家庭教師や個別指導塾もプラスするかも?」とお考えならば…。

◎SAPIXは前期は週に3日、後期は週に4日なので家庭教師や個別指導塾を比較的、利用しやすいと思います。

SAPIX以外の大手進学塾で家庭教師や個別指導塾も利用しようと思うならば
◯自由度が高いのは早稲アカです。
△逆に自由度が低いのは日能研ですね。

小6後期の早稲アカは週3日+オプション(NN・土特・単発の日特)の週3〜5日

四谷大塚はテストと日特も含めて週4日

日能研はテストも含めて週4日+オプション(日特)の4〜5日です。


大手進学塾以外も含めて
入塾前には
「小6になったときにお子さまとどんな風に勉強している(勉強をさせている)のか?」を想像してほしいですし

家庭教師や個別指導塾を利用するのか?
利用するならばいつからか?
そういったことを考えてから
通われる塾や
転塾先を選びましょう!


 

合格することだけを目標にするのではなくて
中学生・高校生になってからも
しっかりと学力が伸び続けるお子様にするために
角田と一緒に頑張ろうと
思っていただける保護者の方は
ぜひ一度、角田の体験授業を
受けていただきたいと思っています。
 
中学受験はもちろん
私立中学・高校での学習や
高校受験・大学受験に向けて
ご不安やご質問などがあれば
にメールをください!
 
まずは、無料で簡単なカウンセリングをしてから
必要であれば、体験授業を提案いたします。
私が何もしないでもよさそうな場合は
体験授業もお勧めしない場合もあります(苦笑)
 
 
 
にほんブログ村に登録しました。
さまざまな受験ブログがあります。
セカンドオピニオン・サードオピニオンとして
いろいろな指導者や、保護者の方の考え方を
ご覧になってはいかがでしょうか?