中学受験の大手進学塾の選び方(3)
まずは前回の記事をお読みください!
小6の授業時間数と拘束時間について
詳しく比べてみましょう!
SAPIXの小6は
前期が平日2日と㈯で週に3日
後期からは平日2日と㈯と㈰のSundaySAPIXで
週に4日です。
早稲田アカデミーの小6は
前期が平日が週3日と㈯にカリキュラムテスト
さらに㈰にNNがあります!
後期からはカリテがなくなりますが
NN生は土特も始まります。
NN(土特も)は参加資格ありの希望制なので
早稲アカに通われる約半数のお子さまには
関係ないのですが…。
日能研は
前期・後期ともに
㈪〜㈯に週に4日の授業と㈰に育成テストと
日曜特訓があります。
日曜特訓は任意選択です。
四谷大塚は
平日に2日の授業と㈯に週テストと日曜特訓があります。
日曜特訓は必修(料金は月謝の中に含まれてます)です。
ちなみに天王山と言われる夏期講習
の拘束時間は4社の中でも
SAPIXが断トツで拘束時間が短いです!
春期講習も冬期講習も
SAPIXが断トツで拘束時間が短いです!
SAPIX以外の他の大手進学塾は
居残りや呼び出しなど熱心に個別対応してくれますが
そういう個別対応を除いたとしても
SAPIXよりも授業時間が長いですし
テストの回数も多いので
拘束時間が長いです。
SAPIXよりも拘束時間が長いということは
SAPIXのお子さまよりも
家庭学習の時間も少なくなりますよね。
SAPIX以外の大手進学塾に通われるならば
塾の授業で理解して、解けるようになってきたものを
家庭学習でブラッシュアップするイメージになります。
SAPIX以外の大手進学塾に通っているのに
塾の授業で習う内容の多くを把握できずに
帰宅してしまっているならば
SAPIXに比べて
拘束時間が長く、家庭学習時間も少なくなるので
家で教え直してから演習までするのは
時間的に厳しくなるはずです。
こうなると
塾の宿題などを間引いてやらせる必要が
あるかもしれませんね。
SAPIX以外の塾に通っていて
家庭教師や個別指導塾を使われるならば
塾からの課題を間引いてもらう方がいいと思います!
小6の拘束時間(授業時間+カリキュラムテスト)
について、もう少し詳しく見ていきましょう。
SAPIXと残りの3社(早稲アカ・四谷大塚・日能研)を比べると
*四谷大塚は年度によって違いますし
日能研もクラスによってオプションなど違いますので、あくまでも目安です
テスト時間も含めた小6の拘束時間は
●前期の拘束時間の目安
早稲アカNNあり≫日能研日特あり
≫四谷大塚
≫早稲アカNNなし=日能研日特なし
≫SAPIX
●講習会の拘束時間の目安
日能研≒四谷大塚≒早稲アカ
≫SAPIX
●後期の拘束時間の目安
早稲アカNNあり土特あり
≫日能研日特あり≫SAPIX:SSあり
≫早稲アカNNあり土特なし≒四谷大塚
≫日能研日特なし
≫SAPIX:SSなし
≫早稲アカNNなし土特なし
大手進学塾の拘束時間を踏まえて
家庭教師や個別指導塾にフォローを求めるとしたら…
次回に続く