現実的な話をしてみますね…
SAPIXの小6のお子さまをお持ちの保護者の方は
心してお読みになってください。
不快になる保護者の方も
いらっしゃるかもしれません。
気が弱い方は
読まれない方がいいとおもいます。
逆に小5以下のお子さまを持つ
保護者の方は読んでおくと
小6になったときに
役に立つかもしれません。
それでは
内容に入りますね。
とあるSAPIXの中〜大規模校舎に
お通いのご家庭の体験談と
そのことから角田が考察したことをまとめます。
《とあるご家庭の体験談》
①御三家が第一志望のお子さま
…α生(4科目偏差値56〜63くらい)
②GSは
志望校単独の冠クラス(“〇〇中学コース”みたいな感じ)
→2クラス編成の上のクラスに参加
→上のクラスの1列目を死守できた
③前期面談でご家庭が質問してSAPIX側から聞き出したこと
→GSは2クラスだったが
SSは1クラスになると思う(4人×3列くらい)
→合格可能性は1列目ならば8割・2列目ならば5割程度
*これは事前に角田が「面談で聞いてきてね」と伝えておいた内容の一部です!
*SAPIXの前期面談のテーマは
●志望校と併願校の選定
●志望校に向けて、どう学習していくか?
がメインなことが多いです。
もしも志望校についての話が少なくて
日常の各科目の学習についてが面談の中心だったとしたら…。
「記入している志望校と現状の乖離が大き過ぎる。秋になれば保護者も気付くだろうから、いまは話すのはやめよう。」と思われている可能性が高いと思います。
《角田の考察》
GS特訓は2クラス編成にしたのに
SSは1クラスにするということは
GS〜前期面談の段階でSAPIX側が
「〇〇中学はこの子たちは無理だな」と思った
ということだと思われます!
SAPIX側のデーターと
指導している講師や校舎長の経験から
判断されたのでしょう!
わかりやすく
具体的に書いてみますね。
例えば
GSで麻布中学コースが
2組(12人×2クラス)あったとします。
この中で
下のクラスのお子さまは
「麻布なんて無理だよね」とSAPIX側から思われているということです。
GSの麻布コースが2クラスあった場合
上のクラスでも下位1/3だと
合格可能性は5割もないかもしれませんし
下のクラスの下位1/3だと
凄まじい追い上げをしないと
合格できないイメージです。
GSで“〇〇中学コース”で
上位半分に入れていなかったお子さまは…。
夏休みまでに
かなり追い上げておかないと
苦しい戦いになると思ってください!
6月・7月にSAPIXのカリキュラムを回すだけでは
おそらく、追いつくことはできないと思います。
この現実を本人に理解させて
しっかり勉強させていくことが大切です。
最後に
先ほどの中〜大規模校舎に通われている
αクラスのお子さまに
6月から夏休みに追加でやらせようとしていることを書いておきます!
算数は
●予習シリーズ小6上巻で
…四谷ホームページから購入できます!
総合回以外の必修例題・発展例題・ステップアップ演習を
☆平面図形
☆割合と比の文章題
☆和と差の文章題
☆速さと比の文章題などから
2〜3テーマ進める予定です。
SAPIXの復習・先取りになるので
効果的だと考えています。
理科は
●マスターテキスト演習編standardで
…早稲アカのオリジナル教材なのでメルカリで落とすしかありません
☆豆電球回路と電流・抵抗回路と電流・抵抗回路と発熱
☆てこ・輪軸・滑車・浮力・バネ
☆気体の発生の計算・中和の計算など
のうち1つに絞って
夏までに整理していこうと思っています。
大手進学塾にプラスして
家庭教師や個別指導塾に通われていて
細かい指示が出ていないのであれば
この時期から
成績が浮上するのは難しいかもしれませんね…。
大手進学塾と
家庭教師・個別指導塾を併用されるご家庭は
できるだけ、家庭教師・個別指導塾に
指示を出してもらいましょう!
①何を追加するか?
②何を間引くか?
志望校に向けて
実能力・成績が大きく足りていないならば
①だけでなくて②も大切かもしれません。
成績不振ならば
(1)塾から出された課題から難しすぎる問題は間引いてもらって
(2)既習範囲から追加の課題を出してもらう
ようにした方がいいと思います!
SAPIXのデイリーサポート(算数)は
中学受験塾の教材の中で
1番、演習効果が高いテキストだと思います。
もちろん
偏差値60以上のお子さまであれば
デイリーサポートを中心に
SAPIXの教材だけを回せば
十分かもしれませんが
家庭教師や個別指導塾を付けるならば
120分の指導の中の30分くらいは
SAPIXのフォロー以外の内容を
指導する方が
お子さまの実能力は上がる気がします。
上手く回っているお子さまでも
せっかく、家庭教師や個別指導塾を付けるならば
通っている塾の教材の質問対応だけでなく
テーマを決めて
塾のテキスト以外も指導してもらうといいでしょう。