“イっちゃってる”家庭教師もいるよね…
SNSで
過去の指導したご家庭のことを
“教育虐待”とか“勉強虐待”とか
“虐待がなければ、絶対に御三家に受かっていた”とか
“小4のときに、はじめて合ったときに、この子を御三家に入れるのは楽な仕事だなと思った”とか
書いてしまう家庭教師の先生のブログ記事を見ました。
その先生のブログの記事の内容は
わかりやすく
青字にしますね。
まずは前々回と前回のの記事をお読みください!
https://ameblo.jp/tunodajuken/entry-12800752094.html
https://ameblo.jp/tunodajuken/entry-12800767423.html
指導先の保護者が
虐待をしていたから
お子さまがダメになった
御三家が広尾になったなんて
そんなことを
“イっちゃってる”家庭教師がいるんだなと
ビックリしました。
私ならば
SNSで
①指導先であったこと=事実
②指導先であったことに対するポジティブな感想
しか書きません。
仮に数年前の事実だとしても
万が一、そのご家庭が目にしたら
嫌な気持ちにならないように
多少は考慮しますね。
そういうことを気にしないから
彼は髪の毛が真っ白になるだけでなく
それを自分でギンパツと言ってしまうのでしょうか?
60分12,000円とか高い金額で家庭教師をやっていると
こんなことにも気を使えなくなるのでしょうか?
ここからは
角田の経験談ですが
私の目の前で
保護者の方が
お子さまの側頭部を平手で
強く(おそらく全力で)叩く場面を見たことがありましたが…。
それでも
そのご家庭に対して
SNSで“虐待”なんて言葉を使うことはないかな…。
もちろん、その場で
『お母さま、暴力はよくないですよ。
お子さまが悪いときには注意はしなければいけないと思います。
激しく叱ることはあっても
ギリギリのところで感情はコントロールしましょう。
常に冷静になれなくてもいいので
ギリギリのところで抑えてください。』
と保護者に伝えました。
そのあとに
お子さまに『◯◯くんが、嘘をついたこと、嘘をついたことを認めなかったことが原因だったからね。
“是々非々”ってことばを知ってる?
先生は大人に対しても子どもに対しても
いいことと悪いことを立場に関係なく
判断して伝えていくよ。』
と話しました。
角田ならば
そんなことがあっても
あとから
『虐待』なんて言葉は使わないかな…。
話を元に戻しますね。
家庭教師として
依頼先のお宅に上がるからこそ
見えるものがあります。
それは保護者の愛情です。
愛情のある人間に対して
そんなに簡単に
『虐待だ』なんて言葉を
私は使えません。
保護者の方も大変だよね。
でも子どもの気持ちも大切だし。
保護者は合格してほしいから
勉強してほしいし
子どもは合格したいが
勉強したくない。
そこを
いまよりもお子さまが勉強するようにもっていくこと
保護者に寄り添うこと
そんなところも家庭教師の役割だと思っています。
『お子さまのできるところを保護者自身が探せ』とか
保護者に言う家庭教師の先生がいますが…。
それならば
指導者が保護者の方にお子さまの良かった点を伝えて
それを保護者の方から褒めてもらえるようにすれば
いいと
角田は思っています。
お子さまによっては
褒めることに対して
『この先生、お世辞ですごいねって言ってるね』と思うタイプのお子さまも一定数いますし
褒めると調子に乗りすぎて間違えるお子さまもいると思います。
お子さまを褒めすぎるのは良くない場合もあると思っています。
そういった場合でも
保護者の方に
お子さまのよかったところを
指導者は伝えられますし
保護者の方がやっていることについて
私がポジティブに思っていると伝えられます。
家庭教師とはいえ
ご家庭の裏側まで
全てを見えているわけではないと思うんです。
それでも
依頼先で
保護者の方の愛情を感じないことは
ありません。
以前に指導してきたご家庭に対して
『あそこは虐待だったな』なんてSNSで
簡単に書いてしまう
謙虚さを欠いた家庭教師もいるという
残念なお話でした。
家庭教師を雇われる場合
人間的な面も含めて
保護者の方が納得できる先生を
選ばれた方がいいかもしれませんね。
塾や私立中学のカリキュラムを確認したり
志望校の過去問を分析して