◆元三大師関連寺院 (1)東叡山 寛永寺 No.4 |       慈しみに恵まれて~豆々朗師のオモシロ寺社巡り~       

      慈しみに恵まれて~豆々朗師のオモシロ寺社巡り~       

 決して熱心な宗教の信者ではありません。
 ただ寺社で目につく面白い事物をコレクションしてきました。 

◆元三大師関連寺院

(1)東叡山 寛永寺 No.4

開山堂 両大師 公式ホームページ (kaneiji.jp)


2022年1月9日、二度目に奉拝した寛永寺両大師でストラップやキーホルダーなどの小物グッズを買い集めたわけですが、一際とんでもないグッズがそこに置かれていました。

 

       (寛永寺角大師絵馬)

 

        (寛永寺絵馬説明書き)
 

これは尋常な絵馬ではなく、初めて見る厚さ1㎝はある据え置き型の絵馬でした。
 

もちろん値段も尋常ではないのですが、「令和四年寅年」と書かれた私と美月の還暦記念絵馬で

もあって購入してしまいました。
 

早速家に帰ってパソコンの脇に置いてみると、2022年1月15日、前年受けた人間ドックの結果で前立腺癌が発見されました。
 

しかも新百合ヶ丘総合病院泌尿器科の徳山先生に聞くと、前立腺の半分ぐらいまで癌細胞が大きくなっており、周囲のリンパ節にも転移が見られると言われました。
 

還暦は大厄、だから角大師を信心し始めた結果がこれです。
 

美月に文句を言うと、「角大師を信心したから早めに手が打てたんじゃないの」と、厄除信心したからこそ死に至る前に発見できたと尤もな答えを返してきました。
 

ここからは信心の日々です。
 

3月21日に入院して、前立腺全摘出のダビンチ手術を受けました。
 

もちろん徳山先生による施術ですが、前立腺とリンパ節まで取ったのですが、その後も前立腺腫瘍マーカーであるPSAの値が消えませんでした。
 

つまり前立腺を取っても、何処かに前立腺癌が生き永らえていることに他なりません。
 

退院後、男性ホルモン抑制剤であるゴナックスとビカルタミド錠による治療が始まりました。
 

薬物療法とPSA検査は今も毎月検査を続けているのですが、更に転移してしまう恐怖もあって、もう一度2022年8月14日、寛永寺両大師へお参りに行きました。
 

すると9月3日に元三大師御降誕の御縁日として、結願護摩供養と角大師特別祈祷札の授与、そして厄除元三大師御真影の御開帳があると言う情報を得ました。

 

        (寛永寺御祈祷案内)
 

特別御祈祷札、これは角大師のお姿がしっかり印影された逸物で、マニアとしては頂かないことには死んでも死に切れません。

 

         (寛永寺御祈祷札)
 

まあ、それ以前に、生死が係わる問題なので、藁にも縋る想いで9月3日午前10時、特別祈祷に参加することとしたのです。