バンダ諸島とジャワ島の旅ハイライトの続き

ジョグジャカルタの動物園で会ったオランウータン家族

ジョグジャカルタは入園料25USドル払って見学したボロブドール遺跡より、20000ルピー(約200円)で入園した GEMBIRA LOKA 動物園の方が感動した。

この動物園ではオランウータンが間近で見られるほか、コモドドラゴンコビトカバ吠え猿などのめずらしい動物や、定番のトラや象などが見られる。

また、トカゲ、ワニ、蛇などの爬虫類、南国らしいカラフルな鳥、ジャングルに居そうな川魚などの種類が多い。

オランウータンは子どもが特にかわいく、穴に手や頭を突っ込んで探索したり、わざわざ倒した木を再度立てかけようとしたりする様子がずっと見ていても見あきなかった。









吠え猿はたった4匹なのに膨らませた喉を使って10種類以上の声を出して賑やかに暴れまわっていた。バリ島のケチャを彷彿させる音で、もしかしたらケチャは吠え猿の声を模しているのかもしれない。








③異世界のような朝焼けのブロモ山、バトゥール山、スメル山


朝4時にチェモロラワンを出て、ご来光を見にブロモ山に行った。ジープ代約1000円と入山料約750円。(5月5日から入山料が約2000円に値上げされるらしい)

日曜日のせいかものすごい人出で、あずまやの柱の土台によじ登ってやっと景色を見ることができた。





手前からバトゥール山、噴煙を上げるブロモ山ジャワ島最高峰スメル山






展望台を後にして、ジープでブロモ山の裾野まで行き、バトゥール山を眺めながらブロモ山に登る。富士山のお鉢めぐりのように、噴火口を覗くことができる。足の弱い人のために馬を引いたテングル人が多数待機している。







素晴らしい景色で、来たかいはあったが、人が少なければもっといいのにと思っていたら、後から得た情報では、チェモロラワンから2時間強歩いて、ジープで行く展望台の下の展望台までいくと、人が少なくていいとの事。先に知りたかった。
今回のバンダ諸島とジャワ島の旅のハイライト


①何といってもバンダ諸島(アイ島、ハッタ島)のサンゴの美しさとたくさんの魚たちとロハス(?)な暮らし

アイ島はバンダネイラから公共のボートでで40分くらい。ゲストハウスが4件のみの小さな島で、食堂が無いためゲストハウスは3食付き。バスルームはマンディ式、電気は日没後夜10時頃までのみ利用可。

グリーンココナツゲストハウスではテラスの下がすぐ海という最高の部屋をゲット。気持ちがいい。すぐ下のビーチに大きなナポレオンが来る。このゲストハウスは食事が凝っていておいしかった。

グリーンココナツGHのテラス



木をくり抜いて作ったボートで遊ぶ海の民の子どもたち



アイ島の夕日



植民地時代はナツメグをめぐってイギリスとオランダの攻防があったらしい。

ナツメグの実





ハッタ島は事前情報では、宿がなく日帰りツアーで行くとのことだったが、現地で宿が1軒あるとの情報を得た。5室しかない小さなゲストハウスで名前が難しいので皆ソフィアン(オーナーの名前)の宿と呼んでいる。

公共ボートも週3便しかないので、それに合わせて同じメンバーでずっと一緒に過ごす。マンディ(水浴び)の水は雨水をためたものなので大事に使う。食事は毎回シンプルで魚とスープと野菜が少々。スノーケリング以外何もやることがないので、本を読んだり昼寝したりおしゃべりしたりして過ごす。

バンダネイラの魚市場 ハッタ島ではこんな魚が泳いでいるのを見ることができる




どちらの島もサンゴの種類が多様で、ビーチからサンゴを見ながら泳いでドロップオフまで行ける。

ドロップオフでは青く抜ける海の深い所から大型魚が上がって来たり、ウミガメが岩の隙間に頭を突っ込んで何か食べたりしているのを見ることができる。

海の様子 (今回防水カメラをドキドキしながら始めて水中で使ってみた)














ナポレオン、ウミヘビ、ミノサカサゴ、サメ、カメ、小さいエビその他、泳ぐたびに様々な魚を見ることができた。

ウミヘビ



はるばる旅をしてたどり着いた島で、とても贅沢な時間を過ごさせてもらった。

ジョグジャカルタの動物園で会ったオランウータン家族

③異世界のような朝焼けのブロモ山、バトゥール山、スメル山


④汚いけれど活気に満ちていて、まさにアジアの雑踏といった感じの港町アンボン(ペルニ船待ちで4日もいたし・・・)

ジョグジャカルタのコスパのいい宿ホテルレンガニスバティックのお買いもの

番外:旅で出会った陽気なインドネシアの人たちと、バンダ諸島のゲストハウスで一緒になった旅人達






バンダ島へ行ったと言って、'ああ、あそこね’とわかる人は少ないと思う。

私たちも今回、<クアラルンプールから行けるアジアの島で、ビーチエントリーでスノーケリングが楽しめるサンゴのきれいな島>ということで調べていて初めて知った。

上記の条件に合う島として以下の候補が挙がった。

*シパダンの南、インドネシア側にあるデラワン・サンガラキ島

*パプアにあるラジャアンパット

*スラウェシ島にあるメナド周辺の島

*スラウェシ島の東にあるトギアン諸島

*スラウェシ島とパプアの間にあるバンダ諸島

シパダンはマブールからのボートスノーケリングで、人数制限もあり費用が高騰しているので除外した結果、全てインドネシアの島になった。

どの島も魅力的だったが、今回は最も観光化していなそうなバンダ諸島を目指すことにした。

ところが、バンダ諸島への行き方がよくわからない。ネットで調べた限りではジャカルタからマルク諸島のアンボン島に飛行機で行き、そこからの不定期の飛行機でバンダ諸島のメインとなるバンダネイラに行くらしい。ところが、その飛行機の情報が少ない。

アンボンまでの飛行機を予約した後でわかったことは、アンボンからバンダネイラまでの飛行機は3月から飛んでいなくて、再開は未定だという。大ショック!!!

代わりの方法としてこれまた不定期のペルニ船という大型船があり、12時間でバンダネイラまで行けるらしい。ネット情報ではゴキブリと同居の奴隷船のようなことも書いてあるので万事休すかと思ったが、1等なら2名個室でそんなに悪くないという情報もあり、それに賭けてみることにした。


ペルニ船




バンダ諸島のあと、まだ9日間あったので、かねてより興味のあったジャワ島のブロモ山とジョグジャカルタに寄ることにした。

<日程>

4月17日夜行 エアアジアでクアラルンプールへ
4月18日 KL、ジャカルタと乗り継いでアンボンへ
4月18日~21日 アンボンで22日発のペルニ船を待つ
4月22日~24日 バンダネイラ島
4月24日~26日 バンダ諸島のアイ島
4月26日~5月1日 バンダ諸島のハッタ島
5月1日 バンダネイラ
5月2日 バンダネイラからペルニ船でアンボン
5月3日 アンボンから飛行機を乗り継いてジャワ島のスラバヤへ。バスに乗り換えプロボリンゴ経由チョモロラワン
5月4日 ブロモ山日の出見学後ソロに移動
5月5日 ジョグジャカルタに移動
5月12日 帰国

ジャカルタからアンボンはバティックエア 初体験




美しいモスクがあるアンボンの街




ロンボク島の北にある小さな島ギリメノ島ギリアイル島に行った。





ギリ島は宿の建設ラッシュで、2年前と比べて新しい宿やレストランが目立った。それに反比例して海の美しさは減少していく。

2年前に、ギリメノのビーチで鮮烈な色彩にあふれたお花畑のようなサンゴ群に感動したので、今回もそれを楽しみにしていた。が、干潮時には膝ぐらいの水深になる場所なので、踏み荒らされてしまったのか、もはやサンゴは残骸のみ。

ドロップオフまで行くとまだサンゴは残っているし、魚もいる。が、日々スノーケリングツアーでやってきて食べ物を撒く人たちがいるので、すっかり餌付けされたオヤビッチャなどが周りに集まってきてゲンナリする。

ギリメノでは港の反対側のやや内陸に入った宿に泊まったので、のどかな村の様子は健在だった。しかし、メノの向かいにある一番大きなギリトラワンガン島から連日夜中まで騒ぐ声が響い来て、とてもうるさかった。

ギリメノの宿




ギリの交通手段はチドモと呼ばれる馬車と自転車。





一軒だけの自転車屋さんでは、いろいろな部品を組み合わせてオリジナルの自転車を組んでいる。




スノーケリングで2回ウミガメに会ったし、バリ島のアグン山に沈む夕日も見られたし、夜は満天の星も見られたし、まだまだ楽園ではあるのだけれど、やっぱりサンゴの海がだめになっていくのは悲しい。





ロンボク島の先住民族ササック族のササック料理はオラオラとか、ウラップウラップとか面白い名前。これは、どっちだったか忘れたけど、野菜のココナツ炒めといった感じ。量が多くてしょっぱい。暑くて汗をかくので塩分補給の意味で味が濃いのか?


台湾が事前協議を経ずに中国と結んだサービス貿易協定に反対する台湾の学生らが立法院議場を占拠する事件があった。

台湾で話した人はどの人も中国寄りの政策をとる国民党の馬政権に批判的だった。が、一時は大発展を遂げた台湾の経済も現在は停滞が見られるため、大国中国に寄って行こうと考える人も多いのだろう。

台湾の人と話していると、オランダやスペインの植民地時代、日本の統治時代、国民党の弾圧的な独裁時代を経て、苦闘して勝ちとった民主主義に対する想いが非常に強いと感じる。

若い人も、台湾は自由の国だから!と誇りを持っているように思う。その自由と民主主義を脅かし、事前協議を経ずに結ばれた協定への抗議を形に表す若者たちがいることはすばらしいと思う。

チベットのように文化的にも中国化を強要されることへの懸念も大きいのだろう。実際に教科書の書き換えなど(国民党の美化)もあるらしい。

タイやインドネシアなど東南アジアの国々の経済発展が進んでいることは、車を見てもよくわかる。昔のような日本のお下がりの車はもう見かけることはほとんどなく、新車が数多く走っている。

それに比べて台湾は高層ビルもどこか古びていて、昔ながらの市場や食堂がいい味を出している。古いものを残しつつ活気のある台湾はどこか懐かしい感じがする。人々も穏やかで通勤時間帯の台北駅でさえ歩くスピードはゆったりしている。


活気がある昔ながらの市場や自助飯屋








多くの人が集うビルの谷間のお寺







古びてくすんだビル群




台湾は自転車(鉄馬)に優しい




台湾を訪れる度に人情味にあふれる台湾の人たちに助けられ、心に沁みる思い出ができる。一旅人の勝手な思いだが、いつまでも変わらない台湾でいてほしい。