こんにちは、ふじおです。

先月、親子deランチに参加して下さったご家族の皆さんありがとうございました。

遊びや昼食会を通して、皆さんの日常の様子が垣間見られて良かったです。

今月は、「親子deクッキング」を開催しますので、相談会やランチに参加された方はもちろん、初めての方も大歓迎ですので、ぜひお申込み下さい。

 

さて、今日は細君が日当直なので、娘と二人で休日を過ごしています。

娘も生まれた時からそんな生活なので、母親が不在でも慣れっ子です。

小学5年生になる娘は両耳とも人工内耳です。

学校では当然人工内耳を着けていますが、帰宅後や休日は家にいる間人工内耳を装用したがりません

本人いわく「うるさい」のだそうです。

突然大きな音がするとビックリするから嫌なのだそうです。

聞こえる私たちからすれば、無音の世界は何だか不安を感じます。

当然聞こえた方が良いだろうと考えてしまいます。

しかし、娘にとっては聞こえないことが普通で、無音の世界に音が入り込む方が煩わしいのかもしれません。

何でも聴者の尺度で考えてしまってはいけないと自分に言い聞かせてきました。

ただ、小学生の時期は聴力を鍛える意味でも、語彙力を育てる意味でも、音のシャワーを浴びることは重要です。

言語訓練を受けているキッズ*ファーストでも、先生から頑張って在宅時も装用しようと言われています。

先生と約束して1週間は頑張れましたが、それ以降はなかなか継続できません。

昨日も先生から言われましたが、約束はしませんでした。

 

今日も朝から人工内耳を装用すると約束していましたが、装用しなかったので、買い物に行くという約束は中止しました。

そのことで娘はすねてしまい、午前中は部屋に閉じこもってしまいました。

今までも、、こういったシーンは何度もありました

なので、今日は娘としっかり対峙し、話をしないといけないと思いました。

昼食をとった後、娘を膝の上にのせて向かい合って話し始めました。

なぜ人工内耳を家でも着けるようにお父さんがうるさく言うか、なぜ人工内耳を1歳と5歳の時に手術したのか。

娘に親の思いを正直に語りました。

全てを語り終わると、娘は私の思いを解ってくれたようです。

そして右耳だけ人工内耳を着けて二人で買い物に行きました。

10歳になっていることもあり、ちゃんと話せばある程度理解はしてくれると思い娘と話しましたが、今後も時期をみてこういった機会を持とうと思います。

 

つな館の活動を通して、難聴児家族のお手伝いをしていますが、私自身も子育てはまだまだ手探りです。

皆さんとともに子育てを頑張っていこうと思います。