やり残すことがないように、日々大事に過ごしていきたいですね。
そんな時期にいただいたのが、不眠のお悩み。
不眠というと、なかなか寝付けないことをイメージしそうですが、「眠れない」ことにはいくつかのタイプがあるのです。
・寝付くのが遅く朝はなかなか起きられない
・夜中に何度も目が覚める
・朝早くに目が覚める
・熟睡した気がしない
ね、一言で眠れないといっても、人それぞれなのです。
私の身近にも「眠れない」と訴える人がいましてね。
睡眠導入剤を処方してもらってるそうですが、西洋医学だと不眠は精神症状とみられるからでしょうね。
(それを嬉々として話すのです、困ったものなのですが…)
もちろん、私はお医者さんではありませんから診断などできませんけれど。
漢方茶をお作りするときには、どのように眠れないのかを聞き、ヒアリングシートから総合的にみて、気・血・水のバランスの崩れを整えていくブレンドをします。
たとえば、冷えなどもある方なら、血の巡りを改善していくと、眠れるようにもなっていくとか。(実際はこんなに単純じゃないけど)
さらに、「体と心はつながっている」という視点で見ていくと、普段の生活でできることも見つかるし、改善も早くなると感じています。
漢方の特徴のひとつとして、ある特定の感情の起伏が臓器のはたらきを乱すという考えがあります。
例えば、思い悩むという感情が長く続くと、脾のはたらきを乱すといわれます。
脾とは消化器の役割を持つ臓器で、その働きが低下すると、胃腸のはたらきが鈍くなり、食欲不振になるというわけ。
「明日の営業会議での発表、嫌だなぁ…」(うちの旦那さん)なんて考えていると、胃が痛くなるというやつですね。
では、「眠れない」に隠れてる感情は?
心配で眠れない、興奮して眠れない、腹が立って眠れないとかでしょうかね。
こう聞くと、きっと自分のなかで浮き上がってくる気持ちや出来事があるはず。
それだけでなく、そこからどうしてそう感じるのかなといった、心の使い方のクセにも気づいていけるといいですよね。
そこに気づくと、繰り返すような不調も改善されていくことが多いんです。
そして、それぞれの感情と関連すると臓器を考えてブレンドした漢方茶であれば、きっとより体に働きかけてくれます。
ただね、やはりここはメールでは難しく、カウンセリングをするからこそ気づく部分であるのですけどね^^;
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