■「急いで！」「早く」は子どもの心の根っこを弱くする言葉
子育て中の親は
1度は「早くしなさい！」
「急いで！」と言ったことがあると思います。
それは子育てに一生懸命な親ほど
頻繁に言ってるかもしれません。
「遅刻させてはいけない」
「宿題が後回しになれば、眠くなってできないかもしれない」
等、子どもの為を思うほど、言う回数が増えるかもしれませんね。
ですが、
この「早く」「急いで」の言葉は
子どもの心の根っこを弱くする言葉の一つとなります。
何故なら
子どものありのままのペースを否定しているから、、、です。
では、
「何も言わず子どもは遅刻してもいいの？」
「宿題が夜になって、眠くなって、出来ずにしていかなくていいの？」
と、思われるかもしれませんが、
そうではなく
言葉のかけ方を少し工夫してみましょう。
例えば
「まだ大丈夫？間に合う？」
「夜に宿題できる？眠くならない？」
と自分で考えさせるように問いかけてみましょう。
このようにアドバイスをさせて頂くと必ず
「うちは、まだ間に合う」
「夜にできる」と言います。
と、言う親御さんがおられます。
実際、間に合い、
できればそれで問題ありません。
ですが、
間に合わない場合、
出来ない場合がありますよね。
その時は、
少しくらいでしたら
幼い頃の失敗は、人生の経験になりますので、
２～３回程度でしたら、
失敗して、
間に合わない、できない体験をさせるのもよいでしょう。
それで、
子どもが「このペースではダメだ」と気づけば
それでOKです。
ですが、
それより、失敗が重なりそうでしたら
その失敗の原因を親子で話し合ってみましょう。
子どもが
どうすれば間に合うか、出来るか、
自ら考えるように、サポートをすることが大切です。
下記イベント、ご興味ある方はぜひ、お問い合わせください。
どれだけ言ってもやらない子が、自分からできる子に変わる！」
家庭教育協会「子育ち親育ち」代表 田宮由美