母が亡くなってから、感傷に浸る間はありません。
現実は待ち構えています。
葬儀会場は以前、祖母の時に利用したことのある葬儀場。
遺体搬送後、さっそく現実がやってくる。
母が昔から言っていたのが
誰にも知らせず、知らせるのは自分の姉妹だけで
父の弟妹には来てほしくない。
お金をかけずに簡素なお葬式がいい。
坊さんもいらない、祭壇もいらない、墓もいらない。
葬儀場からの提案で無宗教で祭壇も設えず進めることにしました。
母の姉妹は高齢のため参列が難しく、その代わりに
供花をしてくれました。
義両親は最後だからと来たがりましたが
家から葬儀場まで小一時間かかるし
透析直後のフラフラな身体で来られても返って迷惑だし
認知さんな義母は場を読むことができないだろうから
絶対に面倒なことになるので、7回ほどお断りしました。
7回、同じことを言ってきたってことですね
参列の代わりに棺の上に乗せるお花を設えてもらいました。
お花屋さんにお任せで作ってもらいましたが
持って帰りたいくらい気に入ってしまいました。
さらなる現実で、葬儀費用の見積もり。
今はパック料金で何かを削ったとしても金額は変わらないとのこと。
火葬の費用の高価さにびっくりしたわ💦
諸々決めて一旦帰宅。
義両親と夫の夕食を作り
2日間留守をするのでその間の義両親の食事作り。
やっぱり、母が亡くなったことで回路がどこか壊れていたんでしょう。
いつものような段取りでおかずが作れないし
味付けも決まらないし、やたら時間はかかるしで
気持ちだけでなんとかできた感じでした💧
義両親の洗濯をしなきゃ、と思って洗面所に行ったら
義両親の洗濯かごが空っぽ💧
勝手に義父が洗濯をしたようです。
(義母はもう洗濯機の操作ができません)
あんなに勝手にやるな!の強く言ってるのに
どうしてもやりたかったの!
洗剤はどれを使ったの?
洗面台の下の粉。
オキシクリーンを使ったようです。
オールマイティに使えるものなので間違ってはいませんが
洗濯石鹸としては使っていないし
なによりも肯定するとまた勝手に選択しかねないので全否定。
それは漂白剤!石鹸じゃないから!
そんなわけない!洗濯石鹸だわ!前それを使ってた!
昔は粉石鹸しかなかったからね。
でも我が家は液体石鹸ですから!
そうかもしれないけど、それは漂白剤であって
洗濯するものじゃないの!
違う!洗剤だ!ここに石鹸って書いてある!
オキシクリーンは箱から出して
100均で買ってきた容器に入れ替えてあるので
洗濯石鹸なんて文字はどこにもありません💦
ラベルに数字とアルファベットの羅列があるだけで
これが洗濯石鹸って文字にどうやったら見えるのでしょう💧
ここで夫が加勢してきました。
どこにそんなことが書いてあるんだ!
ここに書いてあるわ!
まだ言うか
でも書いてあるわけのないその文字を一生懸命探す義父。
あれぇ?ここに書いてあるはずなのになぁ。
取り繕いもここまでぶっ飛ぶと情けなくなります💦
書いてないだろう?
わからないまま勝手にやるな!
その後、どれが洗剤が教えろとやかましかったけど
教えるわけもなく…
消臭ビーズも残り1回分がなくなっていましたが
どこで何に使ったかなんて覚えてるわけないですよね
夫いわく、たぶん粗相をして洗いたかったんじゃないか?と。
正解かもしれません。
その後、原因は伏せますが夫婦喧嘩となり、大泣き。
考え方が違うので相見えるバランスが崩れれば喧嘩になるし
夫は論破するタイプで私は言い負かされるタイプ。
でもこんな時は少しは寄り添ってほしかったな。
夫婦喧嘩は収まりましたが
グシャグシャな感情のまま眠りにつきました。
寝られなかったけどね