1997年初春、妊娠4ヶ月目
つわりが落ち着いてきました。
妊娠中は、いつも以上に
あらゆる感覚が研ぎ澄まされます。
野生化?
していたかもしれません。
よりよいマタニティライフを過ごそうと
ある瞑想の会に参加していました。
瞑想中、
頭の中に大きな木の映像が見え
「私に会いに来なさい」と
言われたような気がしました。
そこから4日後、
友人からの電話
「屋久島行きのチケットがあるけど
行かない?」
急遽キャンセルが出て
初対面のT子さんと
その息子さん(小2)と
3泊4日屋久島に向かいました。
ヨガやマタニティビクスなど
お産関係の仕事をされているT子さん
旅行日は安定期に入ること
縄文杉や宮之浦岳登山はしないことなど
(通常なら絶対登山するタイプです)
安全第一に考慮しました。
そして、T子さんから
自然なお産、
イギリス式の能動的なお産
アクティブバースについて
学びを深めるのでした。
アクティブバースとは、
人本来の産む力、生まれる力で
誕生の瞬間を迎えます。
医療的に陣痛促進剤など
管理されないお産
すなわち、母子ともにリスクを減らすため
妊娠中の体重管理や、食事、歩行など
徹底して取り組みます。
屋久島の宿泊先は
ペンション天然村
今は亡き助産師山縣良江先生が
作られたところでした。
山縣先生は、横浜から屋久島へ移住し
妊婦が、産前産後
母となるための
身体つくり、食事作りを
畑仕事や家事を通して
住み込みながら体得できる助産所を
作られていたのでした。
著書「聖なる産声」参照
その息子さんが続けられていた
ペンションに宿泊しました。
自家製野菜で作った
手の込んだおいしい食事
T子さん親子が縄文杉登山に向かった日
宿の犬とトローキの滝目指して
島の外周を往復3時間散歩しました。
今まで施術を通して
身体のことについて学んできたことを
自分のお産で生かしたい
試してみたい
確かめたい
しかし、それゆえの
徹底したリスク管理を
全うする事
主人に理解や協力をお願いして
アクティブバースに臨んでみたい
助産院についてもっと調べよう
そんな気持ちが芽生えました。
そしていつか
この子が生まれたら
家族そろって屋久島を
再び訪れようと
心に誓ったのでした。
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