風が吹けば桶屋が儲かる、のことわざが日本にはありますが、福島第一原発の処理水を海洋放出するぞと発表したら、韓国のスーパーの棚から塩が消えたそうでございます。
日本もコロナで大騒ぎした記憶が生々しいので、海の流れはどっち方向か知ってるかとかはやめておきますが・・・そういえば、日本の報道機関(全部ではない)も海洋放出を批判していますけれど、日本で塩の買い占めは起きないのでしょうか。不思議。
今朝、三浦小太郎さんのFacebookで晴川雨読氏のツイート、処理水の海洋放出に関する新聞各社の社説一覧を知りました。
福島第一原発の処理水海洋放出に対する社説における意見https://t.co/mIlZW17fjk
— 晴川雨読 (@Seisenudoku) July 10, 2023
IAEAが処理水の海洋放出計画の安全性を評価した包括報告書を出しました。
これに関する新聞各紙の #社説 における社説をまとめました。
「理解」という言葉を「理解」してから社説を書こうね❤️ pic.twitter.com/ULulAlzCtq
かなり分かりやすく、賛成・反対(海洋放出への)が真っ二つに分かれました。
全国紙の五大紙では、朝日・毎日が反対で、読売・産経・日経が賛成の立場です。
比較するなら現実をみると賛成の立場にならざるを得ず、理念をとれば反対ということでしょうか。それにしても想像がつく・・・つきすぎる結果です。
晴川雨読氏が赤字にした部分を拾い読みしてみると、かなり面白い。
反対理由に日本より‟内外の疑念”や‟近隣諸国”からの懸念の声を挙げる朝日毎日、処理水を‟汚染水”と書く社会新報(社民党の機関紙)。
前回記事とも関係する、つい数日前のこのツイートを思い出しました。
「左翼活動家」を「市民団体」と言い換えるな。
— 新田 龍 (@nittaryo) July 6, 2023
「クルド人」を「トルコ国籍の外国人」と言い換えるな。
「処理水」を「汚染水」と言い換えるな。
「防衛力強化」を「軍事大国化」と言い換えるな。
あと
「気に入らない」を「議論は尽くされていない」と言い換えるな。 pic.twitter.com/Ji3uHUIdjG
ちなみに、晴川雨読氏のツイートを紹介した三浦小太郎氏の記事はこちら▼
韓国野党が日本の左派系メディアをネタ元に騒ぐ、結果韓国与党も慎重な対応を迫られるの構図(それがまた日本に伝えられ・・・)、いつものパターンです。
韓国も、処理水に問題がないことはわかっているのよ、ホントウは。
科学的な根拠が政治的に負けるのは、日本にもあることです。
ただ、韓国の方が騒ぎ方が派手でわざと日本にアピールするので、嫌でも見えてしまうんですよね。