「暗殺が成功して良かった」 | 本を読んでも賢くなりません。

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ごく普通の読書ブログのつもりではじめたら、ごった煮のようになってしまいました。

現在炎上中の、作家島田雅彦氏のネット番組での言葉です。

これまでも、漫画家石坂啓氏が安倍晋三元首相を殺害した山上徹也被告への「でかした」発言や、つい数日前にもテロを容認したかのような発言をジャーナリストの江川紹子氏がツイートしたことで、こちらも炎上したばかりでした。

 

 

江川氏の方は、自分の文章をテロを容認したと解釈した人は日本語の読解力がないと釈明(?)したものの、島田雅彦氏の方は、はっきりと「いままで何ら一矢報いることが出来なかったリベラル市民として言えば、せめて暗殺が成功して良かったなと」と口にしています。

 

 

これが保守側から問題視され、今もツイッターなどで炎上しているのですが、大手メディアを含めリベラルサイドでは、このことを問題視するそぶりすら、まだ見せていません。

 

 

とっくにご存じの方も多いかと存じますが、順序として、江川紹子氏のツイートをご紹介しますと

 

 

4月6日のツイートで

 

 

>きっかけは事件でしたが、多くの人に問題が伝わり、法規制が実現したのは、「2世」などの勇気ある証言が相次いだこと。メディアの報道はそこをちゃんと押さえてほしい→「旧統一教会被害者の救済願う」 安倍元首相銃撃の山上被告 | 毎日新聞

 

 

上記の発言はテロを擁護していると、ツイッター上では非常に批判を受けました。

 

 

つづいて江川氏が、以下の弁解(?)のようなツイートをしたのは、まるで山上被告を模倣したような──岸田総理をパイプ爆弾で襲撃しようとして取り押さえられた木村隆二容疑者の事件が起きた日でした。

 

 

 

 

>通常の日本語読解力のある方はとっくにお分かりのように、私のツイートは、事件をきっかけに統一教会問題が注目され法律が制定されたとの新聞記事について、問題を周知し法制化を実現したのは2世の勇気ある証言の力だと指摘し、事件の影響の過大視に繋がらぬようメディアに注意を促したものです。為念

 

 

上記の案件が、まだブスブスと燻っているさなかに、‟読み手の「日本語読解力」がないから”みたいな言い逃れが一切きかない、問題発言がやってきます。

しかしこれ、ご当人達はおろか、スタッフや番組の視聴者(登録者)含めて、問題とは考えていなかったのでしょう。

あまりにあっけらかんと、「暗殺が成功して良かった」と公に向かって言える神経、思考力、人間性・・・おかしくないですか?

 

 

▼この動画はテロを助長するものである、と通報が相次いでいるらしいので、もしかしたら今後見られなくなる可能性もあります。

一部切り取った動画も出ておりますので、ネットから消えることはないでしょうが、こちらがオリジナルです。

 

 

 

前に記事にした『ネット右翼になった父』でも感じたことですが、リベラルの方々が考えているような「リベラル=善、リベラル=正義」の等式は成り立っておりませんので、同じリベラル内からの批判がこれまで目立って行われていないのは相当まずいことだと認識されないと、内部から腐り果ててしまいますよ。

 

 

ちなみに、島田雅彦氏の著作で『優しいサヨクの復活』という本がAmazon kindleで読み放題のリストに入っていたので、昨日から借りて読んでいます。

この1冊で十分に島田氏の政治の見方がうかがい知れるのですが、同じ見解で書かれたらしい『虚人の星』や『パンとサーカス』も高評価レビューばかりとは、どこか狂ってますね。

よくよく同じ思想の仲間内しか読まないのか・・・?

『パンとサーカス』はテロが成功する小説のようです。

 

 

『優しいサヨクの復活』がどんなものか、こちらの動画に3分でよくあらわれています。

 

 

 

 

2:25~「何に助けを求められるのか? 今一度ボケた頭で考えなさい」

島田氏の本にしても「国民が搾取され続けるのは、それを後押しする自民及び安倍政治に気が付いていないから」ということが繰り返し語られるのですが、この動画ではハッキリ、おまえらの頭がボケているからと仰っていますね。

 

 

ボケているのは国民か、島田氏か。

 

 

とりあえず、今日の夕刊フジでは島田氏に取材をし、回答を全文掲載するそうですので、夕方になったら買いに行こうと思います。

 

 

 

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