この数年食べ物に関しては、(やっと)量より質を重視するようになりました。
早い話が加齢により胃に入る分量が制限を受けるからで、仕方なく、そのようになりました。
以前は好きだったバイキングも、食べられる量では値段に負けるかもしれない・・・とかのみみっちい根性・・・つい、勝ち負けや損得で考えてしまう癖があります。
展覧会に行くという一事をとっても、千葉から東京に出る労力、運賃などから「負けてはいけない」と(爆)
まだ記事にはしていませんが、2月の頭には1日のうちに美術展を3つハシゴをするという荒業も(いつもの従姉を巻き添えにして)こなしています。
転んでもただは起きない、をモットーに。
エゴン・シーレ展とモーニングと不忍池の花見、あとまだ何かが欲しい。
それで思い出しましたのは、国立博物館の年間パスポート。
これも、あと1~2回行かないと元が取れません(芸術と桜鑑賞から遠く、下世話な方へ落ちたがる)。
晴れ女パワーも都美術館で絵画を見ていた間に切れたようで、外にでると空一面が雲に覆われていました。
天気のせいで発色がよくありませんが
絵になる場所です。
国立博物館では『東福寺展』が開催中でした。
キッチンカーが出ていました。
見たら、小腹が空いてきます。
長崎角煮バーガーか伊勢うどんか
・・・ちょっと気分ではない。
裏手にある庭園を先に見に行くことにしました。
前回、昨年の12月に訪れた際は貸切状態だったお庭。
桜の時期とあって、人でいっぱいでした。
こちらにもキッチンカーが出ています。
若い女性が1人でやっていたキッチンカー
フライドチキンサンド(600円)とチャイ(400円)
これでお昼にしましょう。
と、ここで連れが出来まして
同じ店で同じメニューを待っていた年配の女性が
席をとっていたテーブルにご一緒することに
サクサクチキンのピタパンサンドを食べ
生と乾燥の2種の生姜が入ったスパイシーなチャイを飲み
見てきた桜の様子や美術展の話、
撮ってきた写真の見せ合いっこをし
合間にスマホで写真を撮ります。
▲正面の桜を撮っていたら、立ち止まって
「前を通ってもいいかい?」というようにチャーミングに微笑んだ
ダンディ西洋紳士(同じピタサンドを食してます)
「あら、もちろんよ、ニッコリ」と優雅に笑い返し・・・はせず
にやっと笑って「どぞ、どぞ」
とせわしなく手を動かした、平たい顔族の女でした。
食事のあと、ご年配の女性と別れてそれぞれ撮影開始
手前の木は、桃ですね。
どうですか、元は取れていますか?(笑)