ブログを怠けたような形になっていますが、ブログの中の人は毎日何だかんだ、動き回っています。
本当は年末に行っておくはずだった、東京の甲状腺専門の病院(行って検査後、半年分の薬を貰うのです)の用事を延ばしていたのを、昨日思い立って早朝から出掛けてきました。
新年早々の病院はうんと混むのか、または人が少ないか・・・。
すいているといいなと思いつつ、まだ空が暗いうちに出発です。
原宿駅に着いたのが7時半頃
出掛けようかな、面倒だな・・・
の葛藤の時間が長く、いつもより30分は遅くなっています。
電車は結構空いていました。
不景気なせいか、
千葉ではこんな立派な門松にお会いしなかったので、パチリ。
門松がありそうな、ちゃんとした(高級な)お店に行ってないので
千葉でもきっとどこかにはあるんでしょう。
・・・と、千葉県の名誉のために申し添えておきます。
病院にも門松がありました。
さすが、患者さんに危険がないようにご配慮かな・・・。
勝手に納得していましたら、そういう訳でもなさそうでした。
紀文【公式】🍢@kibun_kitchen弊社の門松は切れてない https://t.co/4TN8JRujCI
2022年12月30日 11:12
ちょっとググったところだと、元はこの紀文方式の切ってない(寸胴)門松が先にあって、斜めに切った(そぎ)ものは徳川家康がはじめたと言われているようです。
三方ヶ原の戦いで武田信玄に敗れたことから、竹(武田の首)を切る形にしたというのが、諸説あるなかで有力らしいです。
私は寸胴を見るのは、たぶん初めてです。
ところで病院の方は、患者さんがいつもより少なく、大変順調に
8時窓口オープン(保険証確認)→ 採血 → 9時診察開始 → 診察 → 終了、ほぼ同時に会計計算完了、薬の準備完了
まあ、スムーズったらありゃしない~という具合でした。
機械にお金を飲み込ませながら、ふと・・・
友の会カードを持っている、サントリー美術館って近かったんじゃない?と思い出しました。
調べると、病院前から表参道駅に潜ると一駅隣なだけでした。
(前に乃木坂までわざわざ来て美術展を見てるんですけど、方向音痴なので交通網も頭におさまっておりません)
ところが、一連の流れがスムーズ過ぎて会計が済んだのが9時半、サントリー美術館が開くのが10時です。
どこかで時間を潰す必要があります。
そこで、朝ごはんを食べることにしました。
表参道駅改札前にあるスープ ストック トーキョー
初!スープストック店です。
だって、何だかスープストックって入りにくいイメージで
こう・・・都会の若い女性がヒールをカツカツ鳴らして入るような。
誰とは申しませんが、
同年代のブロ友さん達もご利用されているようで
初挑戦です。
東京ボルシチとご飯、珈琲
さて、一区間だけ地下鉄千代田線で移動します。
ちょうどいい時間に、東京ミッドタウンに着きました。
催し物は、「京都・智積院(ちしゃくいん)」の名宝です。
ふと思いついて立ち寄ったため、事前に何も調べていませんでした。
だけど、素晴らしかったです。
▼この動画にもある障壁画、国宝「桜楓図」が何と言いましても、圧巻でした。
長谷川等伯の「楓図」と、息子久蔵の「桜図」が並んで展示されています。
解説によれば、寺外で初めての同時公開とのこと。
名作、名品といわれるものは、見ると心が広がっていくような感覚を覚えます。
私は桜図の方が好きかも・・・いや、やっぱり楓も凄いし
鑑賞用の単眼鏡を持参していなかったのが残念でした。
一応絵葉書も買ったんですが、
実物の迫力から遠すぎて・・・。
買おうか迷いました。
(しかも桜図は外していますね)
右上の「蓮舟観音図」は、徳川綱吉が描いたものです。
下の一筆箋は、スタンプがたまって美術館からいただきました。
図録は今回、我慢です。
こちらは同じく智積院の障壁画でも
時代がぐっと下がりまして、堂本印象。
一番上の「松桜柳」は特に素晴らしい作品でした。
着物の柄にしても、豪華でしょうね。
午後にも若干用があったので
ゆっくり見る暇もなく、
慌ただしく回って帰路につきます。
会期中に、もう一度見たいものですが・・・。
ミッドタウン ガレリア内
帰ってから、地元の本屋で購入
昨年11月から、各種美術展ガイド本が出ていて
別のに目をつけていたものの
付録の多さと値段の安さに負けました(笑)