国家の倫理、家庭の倫理 | 本を読んでも賢くなりません。

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ごく普通の読書ブログのつもりではじめたら、ごった煮のようになってしまいました。

 

木曜日に週刊文春で山尾志桜里議員の不倫疑惑が報じられて、騒動になっていますね。

 

 

 

こうした男女間のことを昼日中の話題に引き摺り出すワイドショーでの扱い方にもうんざりですが、ことは野党第一党の幹事長にあわや、なりかけた方の議員としての適格性を問うものなので、ご当人の騒動への対応などに、着目しないわけにはいきません。

 

 

 

 

(私としては)不思議なことに、山尾さんを擁護するかのような意見が(どちらかといえば)保守寄りと見られていた論客から出ているのに違和感を覚えました。

 

三浦瑠麗さん、朝生によく出ている方のようです。言論誌で文章は拝読していたものの、TVやツイッターでの発言はあまり知りませんでした(ちょっと三浦さんについての判断は、保留ですね)。

 

とにかく今回、このような発言をしておいでです。

 

https://twitter.com/lullymiura/status/905641279828049921

 

 

山尾志桜里さんの件、幹事長打診の時期に前原さんに対し否定したとの報道や文春の直撃に否定したこと自体はびっくりしたけれど、一人の人として、どうしても隠したいという弱さを持ってたんだと思う。
とにかく報道は他人の不倫に時間割きすぎ。
政治家としての彼女の資質と不倫とは関係ないのに。

 

 

 

https://twitter.com/lullymiura/status/905644476562935808

 

 

スキャンダルで淘汰していった結果まともな女性議員がみんないなくなっちゃうよ。
女の人が代表してもらいたいのは利益や意見やらであって、貞操の鬼であることじゃないからね。
そんなん言ってたら日本会議の候補しか残んないじゃん。

 

 

ふーーー・・・

どうやら、三浦さんの「まともな議員」とは、仕事が出来るか出来ないか、のみで判断されるようです。

(あと、女性議員のほとんどは下半身が奔放であるかのような発言w)

 

 

https://twitter.com/tsukumo2015/status/906240145128435712

 

僭越ながら、私もつぶやいてみました。

 

 

倫理観のない女性を、有権者である我々が国民の代表として、まして女性の代表として国会に送りたいと思えるわけがありません。
三浦さんはご自身の残念な貞操観念を、ネットでさらしてしまいました。
(山尾さんがまともって思ってるわけじゃないですよね?)

 

 

(ちなみに、一個だけ「いいね」がついているの、ブロ友のよもぞさんですw よもぞさん、ありがとう~ノシ )

 

 

三浦さんの一連の発言は、この他にも驚くようなものが続きます。

(ご興味のある方は覗いてみてください)

 

 

 

 

しかし私からは驚くべき──なんですが、「いいね」の数や他コメントを見ると、三浦さんの意見に賛成する方、全面的に支持はしないけれど一部を認める方(今まで他者の不倫を非難した山尾さんなので今回責められる、不倫自体はさほど問題ではない、など)もいらっしゃるようでした。

 

皆さんはどうお感じになったでしょうか。

 

 

我が師匠の果樹園氏が昨日、いい記事を書いていらしたのでご紹介させていただきます。

 

 

「国会議員とその家庭」 2017-09-08

(元記事はこちら → ここをクリックしてください )

 

国会議員の「国を愛する」という発言の真偽は全てその議員の家庭での在り方が証明する。

それ以外の「愛国心」は単なる概念、希望的観測に過ぎまい。

何故ならばおおよそ人間の持ちうる愛情とは家庭以外のどこでも生まれず育たない。

愛ある家庭の延長に国家があり理想があるのだ。

純血と愛と信頼は表裏一体でありその基地が家庭であろう。

どんなに二大政党制を政治の理想として掲げても優れた国家にはなれない。

山尾しおり氏が離党記者会見で述べた「二大政党制」の理想は絵に書いた餅に過ぎず、ビジョンも内容もないものだ。

山尾しおり氏は果たして自分の夫や腹を痛めて産んだ子の尊敬を得るだろうか?

国会議員を選出する有権者はいわば国家の子供であろう。

山尾しおり氏の記者会見に私が見たものは、ご自身の家庭に対しても、支持者に対しても、民進党に対しても、そして国家国民に対しても不誠実きわまりない言い訳に過ぎなかった。

一つの誠意も見られなかった。

私は民進党の支持者でもなく、むしろ散々国会審議で不必要な議論ばかりを進めてきた、山尾しおり議員のどうしようもない屁理屈に辟易していたから、せせら笑って「ザマア見ろ。最大のブ-メランだ!」と吐き捨てることもできよう。

しかし今はその気になれない。
彼女のような人物でも「センセイ」と呼ばれ、国家の舵取りの一翼を担っていることが悲しくて仕方ないのだ。

日本民族よどうした!一体何を間違えてあのような人物を国会議員にしてしまったのか?

反省すべきは反省できない山尾しおり氏ではなく、国民である私たちの価値判断についてではないだろうか?

不平不満、嫉妬や妬み、階級意識、敵対感情から見る国家ではなく、愛の強い絆から展望する国家こそ先人の築いた日本であろう。

監視、批判、階級分化から血塗られた戦争の歴史を紡いできた西洋的な価値観は没落し、屋台骨から崩れ去ろうとしているのに、そんなものを御旗に掲げて政治を見て、どんな未来を生来させようと言うのか?

いわゆる4野党とは皆その輩であろう。

もう彼らの嘘の言葉に騙されるのは止めよう。

 

 

 

女性の貞操観念が崩れると

家庭が崩れ、やがて国家が崩れます

実は、大きな問題なんです

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