近所の農家のおばあちゃん(と言っても80歳前)が、タケノコを持って来てくれた。
おばあちゃんちの裏庭には、孟宗竹の薮があるのだ。子どもの頃、竹を切って弓をつくったり、バットの代わりにして、テニスボールで野球をしていたっけ。
「茹でてありますから、そのまま料理出来ますよ」
「いつも有難うございます」
「それから、自治会総会の委任状頂けますか?」
おばあちゃんは、自治会の班長なのだ。そう言えば、総会のシーズンである。コロナ禍以来、代議員方式にしている。
Tukoを呼んだ。
「カーサン、自治会の委任状は?それと、自治会費」
「両方共渡しましたよ!」
「そうでした、そうでした。頂いてましたね」
ボケは、確実に忍び寄って来ている。アナタにも、ワタシにも。