監督不行届 | 極楽ブログPart2

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世の中に寝るより楽はなかりけり浮世の馬鹿が起きて働く(「母の教へ給ひし歌」なのです)

安野モヨコさんの「監督不行届」を読んだ。


「還暦不行届」は、文章主体だったが、これはオールマンガである。




今回も取り置きのお知らせメールは、ちゃんと届いた。やれば出来るじゃないの。


待てよ。


ひょっとするとワタシは、図書館からモンスタークレーマーと見做されているのかも知れぬ。「この登録ナンバーに注意!」って、当たり屋か。


閑話休題。


この本は、2005年2月に初版が発行されている。


庵野秀明サンとモヨコさんが結婚したのは、2002年。即ち、結婚3年目である。


秀明サンが、自分の会社であるカラーを設立したのが2006年だから、秀明サンが本格的にブレイクする直前ということになる。


秀明サンが、わが田舎の出身で、相当な変人であることは、以前から知っていたが、そのオタクぶりには、ホトホト呆れる。


そして。


モヨコさんが、秀明サンのオタクぶりに感化されていくプロセスが、実におかしい。


秀明サンは、モヨコさんの厳しい食事制限により、BMI40の肥満体から、180cm73kg(BMI22)に変貌を遂げたという。ホンマカイナ。


検算してみようね。


73÷1.80÷1.80=22.53 ウン合っている。


しからば。


40×1.80×1.80 は・・・129.6kg?そんなバカな!


こんな絵もある。体重13kg減?




付き合い始めた頃130kgあった体重が、結婚前には86kgになり、3年後に73kgになったということかなあ。ま、どうでもいいけど。


巻末の用語解説(オタク編)が、ケッサクである。夫婦の会話や歌の出典が、恐ろしく丁寧に説明してある。これは、秀明サンの手が入っているな。


秀明サンは、あとがきで「自分の持てる仕事以外の時間は全て嫁さんに費やしたい。そのために結婚したし、全力で守りたいですね。この先もずっとです」と語っている。


この本の18年後に「還暦不行届」が発行された。アンノ&アンノは、相変わらず仲睦まじく、オタク合戦をやっているのである。