今年もギリギリまで所得税の確定申告が出来ていない。
気は焦るが、手は動かない。いつものギリギリ星人なのである。
毎年、それなりの還付金が戻って来ていたのだが・・・
実は、昨年、大いなる疑念が湧いたのである。
というのは。
ワタシの場合、医療費控除は、還付金額には関係ないのではないかと。
年金生活者たるワタシの年間所得は、大した金額ではない。従って、税率は低く、所得税額は、少ないのだ。
そこへ扶養者控除や生命保険等の控除を加算していくと、控除額が所得税額を上回ってしまう、即ち納めるべき所得税が、ゼロになる。
で。
総合課税を選択すると、源泉徴収されていた税金の一部が、戻って来るのである。
医療費控除を受けるには、病院・薬局別、患者別に1年間の医療費を集計しなければならぬ。これは、足し算だけの単純作業であるが、結構煩わしいのだ。
昨年、確定申告した後に、思い立って、ケーススタディをしてみた。
即ち、医療費控除有り・無しで、還付金額を比較してみたのである。
なんと、同額であった。あの、面倒な作業は、何だったんだろう!
ま、いいか。
1年間の医療費を集計してみるのは、無駄な出費を抑える意味で、悪くない。
医療費を派手に使うくらいなら、普段から健康に気を配って、浮いた分を他の楽しみに回せばいい。
わかりましたか。わかりましたね。
蛇足:それにしても、あの税額計算式は、実にヤヤコシイねえ。一般人でまともに理解している人は、殆ど居ないんじゃないか。わざとわかり難くつくっているような気がする。