確定申告 | 極楽ブログPart2

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世の中に寝るより楽はなかりけり浮世の馬鹿が起きて働く(「母の教へ給ひし歌」なのです)

今年もギリギリまで所得税の確定申告が出来ていない。


気は焦るが、手は動かない。いつものギリギリ星人なのである。


毎年、それなりの還付金が戻って来ていたのだが・・・


実は、昨年、大いなる疑念が湧いたのである。


というのは。


ワタシの場合、医療費控除は、還付金額には関係ないのではないかと。


年金生活者たるワタシの年間所得は、大した金額ではない。従って、税率は低く、所得税額は、少ないのだ。


そこへ扶養者控除や生命保険等の控除を加算していくと、控除額が所得税額を上回ってしまう、即ち納めるべき所得税が、ゼロになる。


で。


総合課税を選択すると、源泉徴収されていた税金の一部が、戻って来るのである。


医療費控除を受けるには、病院・薬局別、患者別に1年間の医療費を集計しなければならぬ。これは、足し算だけの単純作業であるが、結構煩わしいのだ。


昨年、確定申告した後に、思い立って、ケーススタディをしてみた。


即ち、医療費控除有り・無しで、還付金額を比較してみたのである。


なんと、同額であった。あの、面倒な作業は、何だったんだろう!


ま、いいか。


1年間の医療費を集計してみるのは、無駄な出費を抑える意味で、悪くない。


医療費を派手に使うくらいなら、普段から健康に気を配って、浮いた分を他の楽しみに回せばいい。


わかりましたか。わかりましたね。


蛇足:それにしても、あの税額計算式は、実にヤヤコシイねえ。一般人でまともに理解している人は、殆ど居ないんじゃないか。わざとわかり難くつくっているような気がする。