正しい罵り方 | 極楽ブログPart2

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世の中に寝るより楽はなかりけり浮世の馬鹿が起きて働く(「母の教へ給ひし歌」なのです)

我らが子どもの頃、気に喰わない奴を罵る陽気な囃し言葉があった。


哀れな犠牲者を取り囲んで、皆で囃し立てるのである。


バーカーカーバーチンドン屋

お前のカーチャン(トーチャン)デーベーソー

三月三日はヘソ祭り


何だかよくわからないが、やられた方は、怒るまくることになっていた。


悪事を見つけた時は。


ゆーちゃろゆちゃろ

せーんせいにゆちゃろ


これの女の子版は。


えーんですか

えんですか

えーんですか

えんですか


学年別の囃し言葉もあったな。


1年インドのハゲ頭

2年肉屋の大泥棒

3年三吉泥棒のオヤジ

4年嫁さん踊りが上手

5年ゴリラのムケ○○○

6年ロウソク洟垂れ小僧


これらは、わあーっと囃し立てて、オシマイ。後腐れがなかった。


今回の首相秘書官の失言は、記者団が「えーんですか、えんですか」と囃し立てて、それでオシマイにすればよかったのに。