前回の話
明日に三者懇談が迫った日の夜。
「明日の懇談会中、のりは無になるから!」
と、突然の「無」宣言!
どした?
「だって、どうせ嫌なこと言われるに決まっとるもん!」
それはアナタの態度と結果…
休みがちだった5月。遅刻と早退が続いた。。
子どもが「休みたい」と言ったら無理させないでというアドバイスも多数。
子どもの「行きたくない」からの体調不良につき合った結果、
授業に大幅に遅れていった・・・
スタートは新しい環境。
いままでののほほん公立小学校と違い、私立の中高一貫校。
彼女が通うその中学は、東大京大・医学部を目指す子どもたちが多い。
その中学の合格通知は、子どもたちにとって厳しい受験を乗り越えてスタートラインに立つためのチケットだった。
しかし彼女にとってはゴールだった。
彼女は諸事情あって地元の公立中学には通いたくなかった。
そして公立中学よりカリキュラムや内容が魅力的なこの中学校を自ら志願した。
難関中学校だったので、親としてはうげぇて思ったけど。
(中学受験は親子二人三脚・・・)
思い立ってから2年間、なんどもケンカしてぶつかって、励まして、褒めておだてて・・・流した涙の数は星の数。
合格通知が届いた時には親子抱き合って泣きました。
憧れの制服に身を包み、意気揚々と通った4月。
その下旬。
授業が本格的に始まり、彼女は周りのスピードに圧倒される。
自ら学ぶ生徒多数(当たり前)。
みんなが当たり前にできていることが、できない。
授業は早くてわからない。
わからないからボーっとしたり爪をいじったり、髪の毛いじったり・・・
だから授業中に注意される。
彼女は保健室へ行くようになり、
やがて朝起きてくると腹痛を訴えるようになった。
無理をさせてはいけないという昨今の風潮やアドバイスにのっとり、
休ませたり、行かせたりを繰り返す。
先生からも心配の電話をいただき、いただきついでに学校の様子も聞かされ、母、ストレスMAX。
それでも最悪のケース(死)を回避すべく、なんとか試行錯誤しつつ、今に至る。
生きてるだけで満足。
とはならないのが人のサガ。
生きるならば苦しいことも乗り越えていかねば。
がんばらねば。
ああ、なんと生きるとは大変なことか。
しかし生きているからこそ得られるものもたくさんある。
苦楽ありて生と為す。
そして中間テスト・期末テストの結果がコレ。
まさかのアメトピ掲載記事。
まあそういうことがいろいろあった1学期の総評が懇談会なのですが、
彼女は三者懇談会で「無」になるそうです。
続きます。