外耳炎について | つきしま動物病院★ブログ

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外耳炎について

 

だんだん暖かくなってきましたね晴れ

今回はお耳の予防について書きたいと思います。

 

耳の病気で代表的な「外耳炎」はご存知ですか?

外耳炎は、犬が最もかかりやすい病気のひとつです。

特にダックスフンドやトイプードルのようなお耳が垂れているワンちゃんは

暖かくなると耳の中に空気が流れず蒸れてしまいます。

 

犬の耳は、耳の穴から鼓膜までの「外耳」、鼓膜の奥の「中耳」、さらに奥の脳に近い場所が

「内耳」といい、基本的には人と同じ構造になっています。

外耳炎は、耳の穴の入り口から鼓膜までの「外耳道」に起きる炎症のことです。

 

外耳炎は年齢に関係なく発症しますが、適切な治療をしないまま年を経ると、

慢性化する可能性が高くなります。

慢性化すると外耳炎の皮膚が厚ぼったくなり(慢性肥厚)、外耳道がますます細くなり

耳垢が排出されにくくなります。

 

綿棒を使って奥まで突っ込んだり、アルコールを使って耳道内を拭くという行為は

悪化の原因になり、最悪の場合耳が聞こえなくなってしまいますあせる

 

正しい方法は….

犬専用の耳洗浄液を入れて、耳の根元を揉みます。

その後、犬に頭を振らせる。

それをコットンなど柔らかいもので表面だけ拭き取ります。

 

当院でもお耳の洗浄のみでの来院も受け付けています!お気軽にお越し下さい音符