とうとう10月になりました。
更新が遅くなり申し訳ありません
9月の最終週も更新する予定だったのですが、9/29(金)に掛かりつけ医へ定期受診が入ってましてね。
診察時に主治医の指示により、糖尿病の有無を確認するため急遽院内にある眼科で眼底検査を行う事に
最近ACジャパンの広告で眼底検査の呼びかけがありますが。。。
眼には一番老化が表れやすいのだそうで、ウン十年振りに徹底的に眼の検査をすることに
一般的な健康診断の眼底検査では眼球の一部分しか検査しないそうですが、今回は眼球の全方向をくまなくチェック。
眼底検査を受けた方はお判りだと思いますが、通常の眼底検査でも強い光を当てられた後は1時間ほど眼がチカチカするのに。
眼球を動かし全方向に光を当てられたせいで、診察後は眼がチカチカし過ぎて自然光の光ですら眩しくて眼を開けていられなくて
4~5時間ほど検査の影響があり、やっとの思いで公共交通機関を乗り継いで帰宅後は薄暗い部屋で過ごすこと暫し。
携帯画面すら眼に刺激が強すぎて、とてもPCを開ける状態に無く。
そしたら急激な気温低下により風邪ひくし、湿度低下による咳発作が出るしでダウン。。。
ちなみに眼底検査の結果は緑内障がなくてホッとしましたが、両目に小さな白内障が見られるとのこと
(白内障は通常の老化現象とのこと)
何せ小1からウン十年メガネ族なのですが、徹底的に眼科検査したのも本当に久しぶりで。
今後は年1回眼科検診を行うよう指示が出ました
てな訳なので、無理しない程度での更新をしていきます。
さて今回ご紹介するのはコチラ
Peace(平和を願うオリーブ) 2011年
練香水:ホワイトリネン
ヤフオクにて入手
“平和の象徴”とご縁がありました
。。。時節柄、ある意味この容器ほど相応しいモノもないでしょう。
デザインされているのはオリーブの小枝
Mrs.Annのコレクター本では「Peace Branch」と
記載されています。
2011年の発売時、某百貨店のELカウンターで残っていた容器のうち見せていただいた一つがこのオリーブ。
(当時、身内が重篤になり発売日に行けなかったのよ)
一番人気のハピネスは発売と同時に完売し、残っていたのはオリーブと鍵とハート。
当時はオリーブの容器が大きすぎると感じてねえ。
小さなコレクションケースには平置きのオリーブは場所を取りすぎるので鍵にしたのでした(笑)
別角度より
前の持ち主さんは日本で購入されていたので、
今回のタイトルには邦訳が付きます
オリーブの実をイメージしたであろうラピスのような青い大中小の丸玉と、
葉には茄子紺色のラインストーンがあしらわれています。
(画像はお借りしています)
オリーブの葉と実。
花言葉は「平和」「知恵」。
平和は、旧約聖書の「創世記」に記述されているノアの方舟の話から。
戦乱の世に怒った神が引き起こした、陸地を覆い尽くすほどの大洪水から逃れることの出来たノア一家。
水が退かない中何度か鳩を放ち続けたある日、方舟に舞い戻った鳩はオリーブの小枝を咥えていたことから、ノアは地上に平和が戻ったことを知りました。
(画像はお借りしています)
オリーブは平和の象徴と云われていて、平和を希求する
国際連合の旗にもオリーブの枝が描かれています
刃の部分をズームイン
レンズに反射して判りにくいですが、
葉の表面には細かく葉脈が刻まれています
一度は購入を見送ったけれども、素敵なデザインなのだ
知恵は、ギリシャ神話に由来してるんだとか。
海神ポセイドンと戦女神アテナは、ある都市の支配権をめぐり激しく争っていた。
二人の争いを知った主神ゼウスは、地上に住む人々にとって役に立つ贈り物をした者に都市を与えると約束。
ポセイドンは争いに役立つ馬を、アテナは果実や食事など人々に役立つオリーブを植え与えたところ、人々はアテナの贈り物を喜び、都市の支配権はアテナに渡ったのだそう。
アテナが考え抜いた贈り物から「知恵」という花言葉になったんですって
アテナにつき従うミネルバ(梟)は知恵の神なので、ミネルバがアテナへ助言したのかもしれませんね
ピントがあってないけど底面部を
練香水名はホワイトリネン。
左:蓋を開けてみました
蓋裏には「Estee Lauder 2011」の刻印が。
右:今回蓋を開けてみて初めて判ったのだけども。
なんで縦方向に蓋を開閉するようデザインしたんだろう?
一応自立してるけど、これじゃあ使いにくいわ~
蓋が大きすぎるんだから、せめて側面から開けられる方が
使いやすいよねえ~。
開けた時の蓋はこう
オリーブの葉が撮影角度によって、鳥の羽根か翼のようにも見える
花言葉の元になった鳩や梟をも連想させる
様々な見方・解釈が出来るよう、デザイナーも知恵を振り絞ったのかもね。
以前にも紹介したことがありますが、玉響所有のベツレヘムパール。
ベツレヘムはヨルダン川西岸にあるパレスチナ解放自治区にある
ベツレヘム県の県都。
イエス・キリストの生誕地として有名ですが、
パレスチナ解放自治区が存在しているのはイスラエル国内。
ちょうど一週間前の10/7未明、パレスチナ自治区の一つであるガザ地区において、ハマスと呼ばれるイスラム教徒の過激派集団が突如イスラエルへ攻撃を仕掛けて内戦が始まりました。
旧約聖書やウィキを読むと分かりますが、イスラエルは数千年の長きに亘って様々な国家・民族による支配が繰り返されてきた地。
連日の報道を見ていて思うのは、「なぜこの時期に?」ということ。
イスラエル側も予備役を投入して総力戦を仕掛けているようですが、イスラエルでは女性にも兵役義務があるのでね。
ロシア―ウクライナ間のように長期化すれば、国土は荒れ民は疲弊しきってしまう。
平和の使者とされる鳩とオリーブの枝。
神の怒りが異常気象や災害という形で地上に落ちないうちに
いずれの国も和平へ舵を切ってくれることを願います