台風14号の被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます。

今週末またまた台風襲来しそうですが、遠方であっても台風により線上降水帯を招く場合も起こり得るようですから、どうぞ備えを万全に注意

 

 

9/19に行われたエリザベス女王陛下の国葬、荘厳で素晴らしい歴史絵巻を見ているようでした。

女王の父ジョージ6世が若くして病死されましたので、女王自身も1960年代から自分の死・葬儀について綿密に打ち合わせをされていたとか。

結果的に60年かけて自身の葬儀準備を行っていたことになりますが、圧巻のひと言ひらめき電球

陸海空各軍による行進や、各音楽隊の演奏も大変だったろうにポーンポーンポーン

 

英国国教会の聖歌隊による讃美歌は、カトリックやプロテスタントのものとは異なる曲ばかりで。

殊に「トレブル」と呼ばれるボーイソプラノの合唱が素晴らしかった音譜照れ

パグパイプの音は「かたつむりが詰まったような音」ではなくてよ(笑)

昨年フィリップ王配の家族葬を行ったことも、ある意味予行演習になったのでしょうね。

 

母の葬儀を終えた新国王も、自身の戴冠式の計画「Operation Golden Orb(金の宝珠作戦)」なるミッションが開始されたとのこと上差し

早ければ来年5・6月にも、新国王の戴冠式挙行は全世界に向けて中継されるのかな。

チャールズ国王の戴冠式作戦も、女王の葬儀作戦と同時進行で何度も打ち合わせを進められていたと思われるので、当然そう遠くない未来に行われるであろうチャールズ国王の葬儀・次代の王の即位戴冠も極秘のうちに計画されているのでしょう。

 

昭和天皇の大喪の礼は、歴史の転換点の一つではありました。

今回のエリザベス女王陛下の国葬もまた、長年に亘り「そこにいるのが当たり前」の存在でしたから、様々な事象の急激な変化に英国国内も暫くは落ち着かないでしょうねアセアセ

 

王の代替わりにより、今回ご紹介する練香水容器のモチーフにも影響があるそうで。

そんな容器をご紹介笑

 

 

All The Buzz 2008年

練香水:ビューティフル

 

ヤフオクにて入手

 

先々週、熾烈な争奪戦が繰り広げられた中でご縁があったうちの一つキラキラ

虫苦手な方はご注意を下差し

 

これもね、ず~っと欲しかったのベルベルベル

発売された2008年、日本では全国各地で販売された練香水容器とは別に。

高島屋系列のみで販売されたカセドラル・スクエアと、

伊勢丹系列でのみ販売されたこのオール・ザ・バズがありました。

 

レアアイテム扱いだったカセドラル・スクエアとオール・ザ・バズの二種類のみ

残念ながら邦訳タイトルが無いのです笑い泣き

 

 

右側面をカメラ

金茶色のエナメル掛けをした容器に止まるミツバチたち。

 

 

背面をカメラ

J.ストロングウォーター氏デザインだけあって、キラキラ華やかな雰囲気。

 

 

左側面をカメラ

こちらには1匹のミツバチと一重のバラでしょうかピンク薔薇ピンク薔薇

一重のバラは原種に近いとも云われますよね。

このバラは濃淡のある斑の入ったピンク色のエナメルで、

花弁にはペリドット色のラインストーンが嵌め込まれています。

 

 

真上よりカメラ

上部にはオパール色に煌めくラインストーンが散りばめられています。

 

 

底面部をカメラ

商品シールに印字されている練香水名はビューティフル。

 

 

蓋を開けてみましたカメラ

蓋裏には「Strongwater for Estee Lauder 2008」の刻印が。

 

 

横から見るとこんな感じ口笛

蓋の方が重いので、練香水が搭載されている本体でも浮いてしまいます(笑)

 

 

あああ、画像ボケは許して~笑い泣き

実は三匹のハチハチハチの翅に嵌め込まれているラインストーンの色が

それぞれ異なるのですひらめき電球

 

画像では濃い色合いに写ってますが、この子の翅は

タンザナイトのような青紫の大粒に、アクアマリンのような水色の小粒。

しかも両眼にはアメジストのような赤紫色でカットの入ったラインストーンが。

 

 

(画像はお借りしています)

ツィッターでご覧になった方も多いことでしょうウインク

 

この画像はバッキンガム宮殿の敷地内に設置されているミツバチの巣箱ハチハチハチハチ

巣箱にかけられた黒いリボンは、飼い主である女王陛下の崩御と新国王の即位を

ミツバチたちに報告する儀式なのだとかびっくりハッ

古代ケルトに遡る伝統文化の一つハチだそうで、即位した頃の若き女王陛下が

ケルトの儀式に出席されたこともありました。

 

 

(画像はお借りしています)

バッキンガム宮殿では4つの巣箱を設置していて年間200瓶ほどの蜂蜜が収穫でき、

王族の普段の食事やイベントなどで使われるそう。

この蜂蜜は残念ながら非売品のようですが、百花蜜なのかな?

 

 

背面にいるこの子の翅にはエメラルド色の大粒とペリドット色の小粒が

セッティングされています上差し

両眼はアメジスト色ですが、この子の眼はカボッションカットなのよ。

 

 

(画像はお借りしています)

前回のRED ROSEでも掲載した左の画像。

2003年にウィンザー城で閲兵式を行った際の一コマだったそうで。

 

式中にミツバチの群れが会場内へ紛れ込んだため式を中断し(右画像)、

王家専属の養蜂家が呼ばれて事態収拾したのだとかおいで滝汗

中断中、この珍事がツボに入ったのか夫妻は共に笑っておられたとのこと笑

 

 

3匹目のこの子の翅は、

パライバトルマリンのような色合いの青緑の大粒と、

アクアマリン色の小粒がセッティング。

アメジスト色の両眼はカットが入っています。

 

3匹のハチは動かないけど、真鍮性の胴部分には黒いエナメルが縞々に掛けられ、

6本の脚もちゃんとあるのよウインク

 

 

また、95歳になった女王が先導し、ノーフォーク州にある女王の私邸サンドリンガム・ハウス内に併設されたショップでは、ここだけでしか買えない蜂蜜やケチャップなどの一般販売を始めたばかりだったとのこと。

 

(画像はお借りしています)

サンドリンガムハウスの蜂蜜は一瓶454g入り。

 

蜂蜜一瓶のお値段は£14.99(約3,000円)と高額ですが、王族方の食事にも使われていて、購入した人の話では高いけれども美味しいと評判だとかポーン

蜂蜜の味は季節によりライムの木、ヘザー、ラベンダー等の風味だそうで、バッキンガム宮殿製のと同様に百花蜜なのかもしれませんハチ

 

新国王チャールズⅢ世は皇太子時代から「ハイグローブ」「ダッチ―・オリジナルズ」という二つのブランドを展開・様々なオーガニック食品の製造販売を手掛けています。

食べたことのある方もおられると思いますが、ダッチ―のオレンジビスケットやブルーベリーのホワイトチョコ掛けが美味しいのよてへぺろ

特にチョコレートは中々手に入らないので、食べたいなあ。

 

意外なことに新国王自身も養蜂家の一人だそうで。

サンドリンガムの蜂蜜は、国王が手掛けるブランドとは別モノとのこと。

良いなあ、機会があったら食べてみたい笑

 

 

Royal Family Channelより、8名の孫による通夜黙祷

 

女王陛下の柩を囲み、結界のように置かれた4本のキャンドル。

純度の高い蜜蝋であることが見てとれますが、このキャンドルはもしかしたら王室内で採れた蜜蝋で作られたのかもしれませんグラサン

 

動画をずっと見ていた感じだと、ウェストミンスターホールではカトリックなどのように香油を燻らせている風でもなかったので、蜜蝋の香りが漂っていたのではないかな?

 

 

1994年発売のハニカムと並べてみましたカメラ

ハニカムのデザインも、ハチが可愛らしくて大好きなんですニヒヒ

今後、1997・98年に発売された二つのBeehiveとも縁があると良いなあ。

 

 

BBCによる女王の埋葬式

 

よくまあ式典の間中、王権の象徴である王冠や王笏、宝珠が転げ落ちなかったこと。

ロンドン近郊の空軍基地からウィンザー城内のSt.ジョージ礼拝堂まで250㎏もの重い柩を何度も担いだ8名の近衛兵の方々は本当に大変だったでしょうね叫び

 

国葬ではチャールズ国王自筆のメッセージと共に、王室内の様々な地所で摘まれた色とりどりの花冠が供えられました。

花材に使われたローズマリーやギンバイカ、オークなどが注目されてましたよね。

ギンバイカは女王の結婚式で使われたブーケの花を長年大切の育ててきたというエピソードに驚き上差し

WWⅡの終戦直後に挙げた結婚式で物資も乏しい時代でしたから、様々なモノを大事に取り扱ったのでしょうね。

バラの花はクイーンエリザベスじゃないかしら~ピンク薔薇赤薔薇ピンク薔薇赤薔薇ピンク薔薇

そして、メッセージに付いていた蜘蛛は、女王陛下が自身の葬儀の模様を見に来ていたのではないかと思うのですてへぺろ

 

埋葬の儀で自らの死により永かった王権を漸く返上し、エリザベス・アレクサンドラ・メアリー・マウントバッテン=ウィンザーに戻った女性はさぞ肩の荷が下りたことでしょう。

身に着けたジュエリーは、真珠のイヤリングに結婚指輪のみだとか目

象徴3点が取り除かれた時には、重い枷が外れたように見えてウルッとしまました汗

 

 

(画像はお借りしています)

兎にも角にも、70年という長期間を統治した女王陛下はこの世を去り。

EⅡR(Elizabeth Ⅱ Regina(女王エリザベス2世)の略)」のイニシャルは今後、

国王チャールズ3世「CⅢR(Charles Ⅲ Rex)」へ置き換わるのでしょう。

 

制服や肩章等の刺繍用に金糸が大量に必要よね~滝汗アセアセ

 

 

(画像はお借りしています)

プリンス・オブ・ウェールズとなったウィリアム皇太子によるツィートより、

「現在と未来」の画像とのこと。

確かに、上下とも兄と妹だものね笑い泣き

 

女王陛下の孫8名のうち、傍系女性のベアトリス王女、ユージェニー王女、

ザラ・ティンダル、レディ・ルイーズ・ウィンザーは軍務に就いていない模様。

直系王女であるシャーロット王女は大叔母様のようにいずれ軍務に就くのかも。

アン王女、キリッとしててカッコ良かったわ。

 

 

ストロングウォーター氏デザインのと並べてみた爆  笑飛び出すハート

 

 

チャールズ国王は、今迄の諸々から現時点では不人気だし。

「愛するママ」の国葬中でもちょっとやらかしてたけれどびっくりハッ

でも、長年公務や軍務の合間に慈善事業や有機農法に取り組み、自身のブランド食品に有効活用されています。

ダッチ―オリジナルズやハイグローブの製品の一部は、アマゾンや楽天で購入可能なので興味のある方は是非ニヤリ

 

ウィリアム皇太子夫妻もいずれ、自分のブランドを立ち上げるやもしれませんね(笑)

 

 

一連の儀式でちょ~っと気になったのは。

あんなに大勢いる近衛兵の帽子の素材になったツキノワグマは果たして何頭分なんだろう。。。くま

ある部隊は鷲の羽根、別の部隊は白鳥の羽根が使われているそうですよDASH!DASH!DASH!