例年だと昨日2/4~2/11の日程で開催される札幌雪まつり
昨年は開催強行しましたが、今年は始まって以来初の中止に。
その代わりオンラインさっぽろ雪まつりと称し、2/28までweb上で過去の雪像などを見ることが出来ますので、興味のある方はリンク先へGO!
でもさ、地元民としてはツルッツル・テッカテカのスケートリンク状になっている危険な道路をなんとかしていただきたいの
暖気と寒波が交互に続いているせいで、道産子でも歩かれませ~ん。
滑り止めの砂(塩化カリウム)を撒いても効果ある???
暦上は立春だけど、早く雪融けておくれ~
てな訳でご縁があったのよ
Fairy (prototype) 2001年
練香水:プレジャーズ
セカイモン経由ebayにて入手
実は前回紹介のインターナショナル版よりも早く、
このプロトタイプまたはバリエーション容器が米国より到着
落札時は、米国内ではサンクスギビングデーの真っ最中だった筈だけど、
落札から手元到着まで二週間という最速の速さで到着しました
インターナショナル版となるべく同一の構図で撮影
米国版は、翅の表裏のライン部分にクリア色の、
土台の容器部分にペリドット色のラインストーンが
パヴェセッティングされています
判り難いけど、翅の色も米国版と国際版では違います
米国版は青緑色なのだ。
「玉響さん、これは米国版でしょ。プロトタイプと表示する根拠は?」と、米国版をお持ちの方からツッコミが入りそうですが
お持ちの方は、ご自分の容器と画像を見比べて下さい。
お持ちでない方も、下記に掲載する画像をよく見て下さいね~
左:前回掲載の国際版、右:今回のプロトタイプ。
これでお判りいただけるかな
プロトタイプと表記した理由、
それは花と妖精さんの顔の位置にあるのです
(画像はお借りしています)
通常の米国版は、前回紹介の国際版と同様に
花と妖精さんの位置が離れているの
ちなみにこの画像は現在ebayに出品されている米国版容器です。
向きが反対になったけど、プロトタイプは撮影角度により
妖精さんがお花に顔を埋めてしているようにも見えるのです
ブリギッテさんのHPでは、このプロトタイプが紹介されていますよ~
(画像はお借りしています)
検索したらやっぱりあった!
国際版のプロトタイプ~
いつか出会いたいものだわね~
画像を縮小してしまったけど、お花と妖精さんの位置を
若干ずらして蒸着することで容器のイメージも大きく変わります。
妖精さんの翅の開き具合も異なるのが判りますよね
あらら画像がぼやけてしまったわ
実際には妖精さんの顔と花の間は若干の隙間があります。
お花へご機嫌伺いのようにも、
慈しんでいるようにも見える妖精さんの表情
蓋を開けてみました。
蓋裏には「Estee Lauder 2001」の刻印。
本体底面には商品シールがなく、練香水も無かったの。
でも良いの、偶然にもプロトタイプと出会えて一撃落札できたから~
この米国版容器は人気が高くて再販要望が多かったのか、米国内では2001年2002年と二年連続で販売されています
Ms.ローゼリン、Ms.アンのコレクター本両方に掲載されているので、両者のコレクター本をお持ちの方はご確認ください。
搭載練香水は両年ともプレジャーズ。
米国版をお持ちの方は、蓋裏に刻印されている販売年をご確認くださいね
でもね、今回紹介のプロトタイプ版は両者とも未掲載なの
サラさんのHPでもこのプロトタイプは未掲載だったと思うので、つくづくブリギッテさんのコレクター数と膨大な情報を惜しみなく一般公開していただけることに感謝しきりです
経年変化により色が変わっているけれど、
元は白いエナメルで彩色された花を愛でる妖精さん
前回でもご紹介したシシリー・メアリー・バーカーの「花の妖精」シリーズは、書籍をはじめ様々なアイテムが国内外で製造販売されています。
撮影するのをすっかり忘れてたけど(笑)
玉響もナルミのケーキ皿や、英国のロイヤル・ウースター窯より販売されたミニプレートを幾つか持っています
ご存じない方のためにこちらの動画をご紹介。
驚きましたが、バーカーの四季のイラストをほぼ紹介している動画を発見
蝶だけでなく、トンボやカゲロウの翅を持つ少年少女の花の妖精が描かれています。
いかにも英国らしくて、日本にも沢山のファンがいますよね
BGMに3曲使用されていますが、エンヤ等のヒーリングミュージックではなく。
何故かエーデルワイスだったり、残り2曲もドイツの童謡か民謡チョイスに笑った
お花を愛でる妖精さん達。
どちらの容器も可愛らしくて好きです
今度は通常の米国版とご縁があると良いなあ~!
でもね、一つ言って良いかしら?
Ms.アンのコレクター本に掲載されてるのだけど、米国版にはなんと
土台はペリドット色ラインストーンのままで赤いお花のバリエーションもあるのよ
もし出会えた方は超ラッキーだと思います
書面契約もしくは本人の許可がない限りは、Ms.アンのコレクター本掲載画像を迂闊に転載できないのがつくづく残念
米国から国際裁判起こされたくないのでね
それにMs.アンとは今後も良好な関係を保ちたいと心から願ってるので。
2回に亘って妖精さんをご紹介しましたが。
プロトタイプもしくはバリエーション容器との出会いは毎回突然なのよ。
もし落札できれば本当にラッキー
同時に、練香水沼は深いわ~と改めて実感したのでした