掛かりつけ医、クラスターになったべさ
2月に受診延期してるので、もう少し様子見だけども道内で高止まり状態。
大寒に入って気温の乱高下になってるし。
昨日はプラスの気温になったけれども、日中道路がベチャベチャになるくらいに融けても、夜間の気温低下によるツルツルの路面凍結が非常に怖いのよ
早く春にならないかなあ。。。
体調不良などもあってこの数年は神社参拝行けてないのだけど、今年こそは行きたい!
という願いを込めて、新年一発目にご紹介する練香水はコレ
Ivory Series「Imperial Solid Perfume Compact(ivory)」 1974年
練香水:アズレー
セカイモン経由ebayにて入手
漸く象牙色の狛犬さんをご紹介できる~
ぷりちーなおチリ
実は、昨年6月にご縁が繋がり、7月末には到着していました。
この子も結構埃まみれだったので、綿棒と精製水でお手入れ
台座部分は汚れではなく、古びた感じを出す小豆色した塗料が塗布されています。
狛犬さん自体はルーサイト(プラスチック)かな。
真後ろを
この唐獅子さん(口を開けているので阿形=唐獅子)に
オリジナルがあるとすれば多分象牙製でしょうね。
台座のみでなく唐獅子さんの曲線にも小豆色の塗料が見てとれます
容器本体の雷紋(鍵紋)部分は塗装ではなく、経年による汚れ
他三方は真鍮の輝きを保っていますが、後ろ部分だけは
何度拭いても中々汚れが落ちません
実際、手元に来てみるとこの唐獅子さんは風格のあるお顔立ち。
唐獅子は元々ライオンとして、エジプトからインドへ、更にシルクロードを経由して中国へ伝わりました。
百獣の王であるライオンは、様々な文明で力の象徴として崇められ、神殿や王の玉座には権力の象徴としてが彫刻されています。
エジプトのピラミッドを守護するスフィンクスは頭部がファラオ・胴体が獅子から成り、王とライオンが合体することで神と同一である王の威厳を誇示しているとも云われます
中国へ伝わった獅子はやがて霊獣として唐獅子へと変化し、頭の両サイドや首や尾には渦巻く炎のような巻き毛が身体を覆い、胴体や獅子に模様のある独特の形状で仏教と共に日本へ伝わりました
獅子の頭部には強い霊力があって、人の悪い気を食べてくれるんだそう
獅子舞の獅子が人の頭をパクパクするのは、その人が抱える悪を食べる仕草なんですって。
また、獅子の巻き毛は獅子毛と呼ばれ、獅子毛にも霊力が宿るとのこと。
だから獅子舞の獅子の胴体は唐草模様で獅子毛を表しているのね~
日本に唐獅子が伝わった際には、猪や鹿(古代では「シシ」と呼ばれた)と呼称を区別するため、中国を表す「唐」を付けて唐獅子となったようです
練香水はアズレー。
象牙色の唐獅子さんにはもう一種類、ユースデュウ搭載の容器もあります。
蓋を開けてみました
蓋裏には小さく「Estee Lauder」の刻印が。
この画像では判り難いでしょうけど、何故か練香水が手前半分のみ無いの
それも、切り分けられたカステラみたいに
元の所有者さんはどうやって使用していたんだろう???
小型のナイフか何かで少しずつ掬い取って肌を香らせてたのかしらね~
紫檀の唐獅子さん達と
。。。同じようでも少しずつ造りが違うのがお判り頂けるかと
プリケツ三人組
ちなみに狛犬さんは、日本古来より想像上のおめでたい動物とされていた「兕(じ)」という、額に1本の角を持つ灰色の動物がやがて狛犬となり。
一説には、「口を開けた獅子」と「口を閉じて1本角を持つ狛犬」が『一対の阿吽像』として神社に安置されるようになったようです。
なので、寺社へ参拝される際には狛犬さん達へも礼儀正しくなさって下さいね
また、境内ではペットを歩かせるのは禁止のところも多いので、
予めネットなどで調べてから参拝されることをお薦めします
。。。大寒に入って寒い日が続きますし、時には気温の乱高下により体調を崩しやすい時期に差し掛かりますので、皆様どうぞ御自愛下さいね。