3月の最後の嵐となるのかな?
の予報の割には、多少吹雪にもなったけれど。
二十四節季では啓蟄となる3/5は、湿った雪が降ったり止んだりしている自宅周辺域。
3月になったばかりだというのに、生活道路上の雪は早くも融けてアスファルトがむき出していました。
でも、時間帯によってはブラックアイスバーンになるので油断は禁物
雪に覆われれば、マイカー通勤のドライバーさん方はスピードを落として走行してくれるでしょう
一部のドライバーは水たまりだと判っていてスピード出して走行し、泥飛沫をかけられるのは勘弁してほしいですからね~
(歩道を歩いているのに、本当に不快)
雪が融けはじめると。
朝夕の散歩を欠かさないお犬様の脚やお腹は毎回泥だらけ、なんですよね
本犬は嫌がるけど、脚やお腹を拭いたら雑巾が真っ黒
でも、ワンコ達は一足早く季節の移り変わりを感じとっています(笑)
ということで、今回ご紹介する犬種はコチラ
King Charles Spaniel 2001年
練香水:ホワイトリネン
セカイモン経由ebayにて入手
垂れ耳さんとご縁ができました
キング・チャールズ・スパニエルは、その名の通り
英国で19世紀以降に作出された犬種
イングリッシュ・トイ・スパニエルとも呼ばれています。
お背な側を
英国王族は昔から犬好きで知られますが。。。
処刑されたスコットランド女王メアリ・スチュアートをはじめ息子のジェームズ1世、時代は下ってヴィクトリア女王や、現在のエリザベス女王陛下も犬好きで知られています。
このスパニエル犬の名前の由来は、チャールズ国王の愛玩犬だということ。
では、誰が該当するかと言うと、
(画像はお借りしています)
「陽気な王様」の異名を持つ、国王チャールズ2世を指します
この画像は幼少期のチャールズ2世と愛玩犬であるトイ・スパニエル。
キング・チャールズ・スパニエルの基となった犬種です。
父であるチャールズ1世は、ピューリタン(清教徒)革命により、1649年に処刑され。
ピューリタン革命と前後して母の故国であるフランスへ亡命し、更に妹が嫁いだオランダへ渡ったチャールズ2世は。
父が処刑された後にスコットランドへ渡り、1649年に19歳でスコットランド王の即位宣言を行います。
その後、ピューリタン革命を主導したクロムウェル卿死去後の1660年、王政復古を宣言しロンドンへ戻ったチャールズ2世は、イングランド・アイルランド王としても即位し、1685年に死去するまで治世は続きました。
女好きであると同時に無類の犬好きでもあったチャールズ2世は、何処へ行くにも犬を抱えていたことから周囲の人々に臭いと云われ
会議の時などは、話し合いよりも犬にばかり気を取られていたとか。
犬が逃げ出した際には、新聞に報酬金付きで広告を出したため、当時の犬に対する常識と相いれず、大衆の笑い者になっていたとのこと
また、チャールズ2世の曾祖母であるメアリ・スチュアートは処刑の際、愛犬であるスパニエルをペチコートの下に隠して処刑場へ向かったのだとか
更に、チャールズ2世の弟のジェームズ2世は、嵐の航海中に「人間よりも先ず先に、犬を救出しろ!」と命令した逸話が残っているほど。
それほどに英国王室の方々は代々犬好きで、犬のいない生活は考えられなかったんでしょうね~。
(画像はお借りしています)
ご存じ、ケンブリッジ公爵夫妻。
画像は2013年撮影で、長男ジョージ王子誕生後の一コマだそう
以前、エリザベス女王陛下の愛犬はコーギーなど複数種類だと紹介しましたが。
ウィリアム王子夫妻の愛犬は、黒いコッカ-・スパニエルで名前はルポ。
数年後、幼児に成長したジョージ王子とルポのツーショットも公開されています
ちなみに、エリザベス女王やチャールズ皇太子、ウィリアム王子や先日英国王室脱退を表明したヘンリー王子はチャールズ2世の血を引く子孫です。
犬好きのDNAも連綿と受け継がれているんでしょうね
左半身を
レトリバーなどに比べ、マズルが短いと思いませんか?
19世紀、トイ・スパニエルと狆などを交配させ、マズル(口吻)を鼻ペチャにし、身体のサイズを小型化して作出されたのがキング・チャールズ・スパニエル
ヴィクトリア女王期には人気があったものの、1920年代になると改良の重ね過ぎにより健康を阻害したため。
人間の都合により、再びマズルを長くし身体のサイズを元に戻したのが、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル
日本でキャバリアと呼ばれるのは、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルのこと
知人がキャバリアを飼っていたのですが、垂れ耳で内耳に湿気が篭りやすいため頻繁に内耳炎で動物病院へ通院してまして。
おまけにキャバリア特有の疾病があり、病院代が大変だったようです。
人間の勝手な都合で改良され続けたワンコなので、飼う場合には看取りまで責任を持つ覚悟をなさってくださいね
尤も、全てのペットにおいて云えることですが。。。
なんとなく物憂げな顔つきをしているのは、
人間に翻弄され続けた歴史があるからでしょうか。。。?
あー、画像がボケた
首輪に着けた銀色のドッグタグには、ELのロゴが
首輪そのものは外れませんが、ドッグタグには遊びがあって
左右に動きます。
底面部を
ヨーキーと同じで、この子もまたオバケでした
蓋を開けてみました
キング・チャールズ・スパニエルは商品シール貼付ではなく。
前回ご紹介したスコッティと同様、本来は商品タグが付いてる筈ですが、
今回ご縁があったこの子には商品タグがありませんでした。
但し、外箱付きなので詳細不明ということはありません
蓋裏を
「Estee Lauder 2001」の刻印が入っています。
(画像はお借りしています)
このスパニエルはバリエーションタイプ。
鼻が真っ黒でしょ?
でも、黒いお鼻のスパニエルにはまだ一度も
お目に掛かったことがありません
いつの日にか出会えるかな~
マズルが長いレトリバーと、短いスパニエル
チャールズ皇太子やウィリアム王子はレトリバーもお好きみたいですね。
各々がかつて一緒に暮らしていたレトリバーの写真が残っています
ヨーキーやスコッティと
共通点は、三種類とも英国出身ということ
ワンコの練香水容器と複数ご縁が繋がりましたが、ebayなどの出品画像を見ていると。
同一犬種であっても、一体ずつ微妙に顔つき・身体つきが違うのです
容器は真鍮製でキャスト枠だし、ラインストーンやエナメルを手掛ける職人さんの技量によっても微妙に表情が異なるのでしょうしね。
異種コミュニケーション
新入りはいつだって緊張するものです(笑)
。。。人間の間で流行中のコロナウィルスこと武漢肺炎。
人間の都合により、ドッグランで遊ぶことはおろか、日々の楽しみである散歩の機会を奪われているワンコさんもまたいるのではないでしょうか。
家にばかり篭っていると、却ってウィルスが蔓延した密閉空間にいるのは心身ともによくないので。
花粉症でなければ、毎日10分程度は窓を開けて換気を行い。
PM2.5や黄砂の飛来も無いようでしたら、愛犬とのお散歩を楽しんでいただければと思います
換気を行うことで空気が入れ替わり、良い気を取り入れることも出来るし。
外に出ることで、愛犬共々様々な刺激を受けて気分が高揚することもあるでしょう
でも、落しモノはちゃんと拾ってくださいね~。
マスクは相変わらず店頭に並ばないけれど。
ハンカチメーカーの川辺という企業で紹介しているハンカチマスクの作り方が簡単ですよ
糸も針も使わず簡単に出来るので、ぶきっちょさんや男性、お子さんでも作れます。
詳細はリンク先でご確認くださいね~
ワンコ柄の布地があれば簡単に作れて、ワンコ柄のマスクして愛犬とお散歩に行けるなんて、ちょっとお洒落だと思います
次に近所へ買い物へ行く際、このハンカチマスクを試してみよう。
あと二種類、ワンコモチーフはあるのです
次はどちらをご紹介しようかな。
愛犬家の方はお楽しみに~