お久しぶりです
過去に不妊治療の記事をいくつか投稿していましたが、途中で心身ともに限界を迎えブログもストップしていました元々精神疾患はいくつか持っていたのですが、一時期は乖離(かいり)性障害になるほどメンタルが限界を迎えてしまい、28歳頃から始めた不妊治療は30歳頃に一旦中断することにしました。そして昨年4月、31歳の春1通の手紙が我が家に届きました。凍結杯の保管期限の通知前回の顕微授精の時の卵ちゃんが1つだけ残っておりその卵ちゃんをどうするかの確認のお手紙でした。もちろん出来る事なら移植したいから凍結延長をしたいのが一番の気持ちでしたが、夫婦2人とも正直なところ子供はもう無理だろうと心のどこかで諦めていた事もあり主人と話し合った結果、延長はせず卵ちゃんは破棄する方向で返事をする事にしました。しかし、どうしても諦めきれず最後の1つの卵ちゃんなので不妊治療はこれでもう最後にするから延長してほしいと主人にお願いし主人も散々考えたり職場の方からの後押しがあったりで延長をする事になりました。これが最後の移植、それまでの間にがむしゃらで頑張ろうと決めました。まずはダイエット。元々ぽっちゃりだった為これを機に体重を減らすことに。そして食事。自炊苦手ですが野菜中心に色々自炊で頑張ることに。最後にお薬での体の改善。多嚢胞卵巣、糖尿病予備軍だったので効果がある(個人差あり)というメトホルミンを開始。上記3つをはじめて4ヶ月頃主人のおじいさんがすい臓がんに。余命もあまり長くないということでこの時期からバタバタしはじめました。2022年9月、主人のおじいさんが旅立たれました。そしてそのちょうど1週間後胸の張りや生理が来てない等はあったもののどうせいつも通り陰性だろうと思いつつ検査薬を使ってみる。陽性。正直頭が真っ白になりました。パニックになり「え!?え!?」しか言えないままリビングにいる主人の元に走っていきました。翌日には主人と、主人のご両親と一緒にイオンに私の礼服を買いに行く予定でしたがお昼からにずらしてもらい朝一で家から1時間半の遠いクリニックに行きました。(日曜日だった為)無事胎嚢を確認出来、5週目位との事で妊娠確定をいただきました。ずっと先が見えず、終わりのないマラソンのような辛い不妊治療。次での移植で最後だし全力で頑張った半年間。全てが報われた気がしました。ちなみにダイエットは半年間で22キロ落とすことに成功しました。(妊娠、出産で半分戻りましたが笑)そして後からわかったのですが、主人のおじいさんの命日の日がちょうど着床日あたりでした。もしかしたらおじいさんが娘の背中をおしてくれたのかなって今でも思っています。妊娠中はつわり等色々大変なこともありましたが、今年2023年5月16日、予定帝王切開にて無事最高に可愛い娘を出産しました。奇跡って本当にあるんだなと思いました。娘の産声を聞いたときは人生で一番感動しました。現在娘は生後2ヶ月半。すくすく育ってくれています。なかなかおてんばで大変な子ですが私の一番の宝です。長くなりましたが不妊治療ブログは終了します。今後更新するかどうかはわかりませんが気が向いたら娘の成長を投稿するかもしれません。不妊治療の時にコメント等くださった方本当にありがとうございました。これからは娘と主人と3人で幸せな人生を歩んでいきます。