結弦くんと重なり過ぎて震えた朝・・・ピアノの森 | 見上げれば、青空 ~羽生結弦選手に夢を託して~

見上げれば、青空 ~羽生結弦選手に夢を託して~

励まされ、受けとめられて、初めて人は、生きていけるのかな?

コメント、嬉しいです。
励まされないと、何もできない性質なので・・・・。
って、いきなり弱気?

フィギュアスケートの羽生結弦選手を応援しています。

苦しい程に結弦くんが好きな方、ようこそ!

スポルティーバのレビューが終わったら、これから出るムック本まとめをする予定だったのだけど、

今、どうしようもなく揺り動かされてしまい、

堪らなくなってしまって、

夜中に書き出してしまいました。



たとえば、ヘルシンキワールドでは

「フィンランドの壮大な自然をイメージして滑りたい」と言って、

あの、歴史に残る名演技を成し遂げた結弦くん。

victory  inoru
羽生結弦が自らのスケート人生を投影したFS/『Hope & Legacy』(いとうやまね)


中国など、反日的な教育が行われている国で育った若者が、

結弦くんに手紙を書きたいからと、日本語を勉強し始め、日本語をしゃべれるファンも増えているという数限りないエピソード。

そんなエピソードを彷彿とさせるシーンが、

今、たまたま読み始めてしまったコミックに怒涛のように描かれていたことに気付き、

なんかもう、胸がいっぱいで、どうしたらいいのかわからなくなってしまったんです。



そうだ、ブログに書いてしまおう。

こういう時のためにブログってものが世の中にはあるんじゃない!!

っと、なんやらブログのそもそも論にまで立ち返る始末。


とにかく、そのコミックの主人公は、結弦くんに似過ぎているんです。


フツーに男の子の恰好をしてるのに、

女の子に間違われちゃうほどの美貌。


とろけるような白い肌(とは書いてないが、きっと、白くてきめ細やかな質感にうっとり!)、

長くて繊細な指・・・。



なのに、中身は漢(おとこ)!!!

一人称は、俺。

(いやもちろん、高校生くらいから、場に応じて「僕」を使い分けてるが、そんなところも(*v.v)。・・・)



幼い頃から、沢山の困難にもみくちゃにされてきたが、

ひがんだりいじけたりせず、


彼を利用しようとする大人たちや、
人間の尊厳を奪おうとする周囲の圧力の中でも、

彼の唯一のおもちゃ、同志であるピアノと共に、というか、
森に捨てられてたおんぼろピアノを弾きながら、
まっすぐに育ってきた少年、カイ。


ひょんなことから、

カイのピアノの才能に気付いた「大事故でピアニスト生命を失い、失意の人生を送っていた元・スター」に支えられるようになり、

世界を目指す・・・・。

(なんで世界を目指すのか、日本一じゃないのかというと、

 日本では、彼のように「ちゃんとした流派にも属してない」し、出自的にも問題がある子は、なかなか日本ではやっていけないから・・・とか、

この辺も、なんかね、ひとりハブにされて、同胞多数派からも敵認定されてるような子と重なったりとか・・・)


たぶん、もう、タイトルが分った方もいらっしゃいますよね。

以前にも、このブログでご紹介したことがあるし。


結弦くんのファンで、マンガ好きの方は、

たいてい「私も、好き!!」って話が盛り上がっちゃうアレですっ!!!!


そう!!!!


もったいぶってごめんなさい、

「ピアノの森」ですっ!!!



eiga版

17歳で、世界を震わせた時は、こんなビジュアルに・・・。





以前に書いた記事は、こちら
ピアノの森 人気ですね
『ピアノの森』完結・・・(゚ーÅ)



※念のために追記しますが、
結弦くんを想起させるシーンが無かったとしても、
コミック好きの方には、ぜひ読んで欲しいってずーっと思ってきた素晴らしい作品です。

純粋にストーリーが面白く(ジャンルとしては、成長譚)、
絵が綺麗で、繊細で熱くて、
マイノリティへの配慮があるから快適、
誰にでもおススメできます。



世界中から腕に自信のある若いピアニストが集まってくるショパンコンクールが、

後半の山場なのだけど、

そこでの演奏シーンでは、

結弦くんを彷彿とさせられる場面が何度も出て来る。


しかも、

数年前、

私が最初にピアノの森を紹介した時には、

まだ、結弦くんが引き起こしていなかったエピソードまでが描き込まれてたことに、

今、改めて読み直して気付かされ、

なんかもう、訳わからないほどに感激して興奮しちゃってて・・・。

どうしていいか分かんない状態ですよ、私。


ショパンコンクールで、

・・・・そこでは、「ポーランドのショパン」を、

聴衆や審査員は求めているのだけど・・・・


主人公のカイは、

直前に演奏した素晴らしいコンテスタントの余韻が残るなか、


最初の一音で、

会場を”森”に変えてしまい、

一瞬にうちに惹き込んでいく。


もちろん、他のコンテスタントたちの描かれ方も素敵。

これほどに、絵から、言葉から、

音楽が聞こえてくるような漫画に出会ったことはない。


今までに、いくつか音楽がモチーフとなったコミックは読んできたけど。



彼の才能に嫉妬し、いつか越えようと頑張ってきた”日本を代表するピアニストの息子”の存在が、また胸を締め付けてくる。

「僕は、誰よりも練習してきた。

 天才は1%の閃きと99%の努力から生まれるというが、

 僕は120%の練習をしてきた」

その努力を自分の拠り所として大会に臨むのに・・・・・。


ああ・・・努力は、嘘をつく・・・・・。


その後、

彼が自分の殻を破る時の美しさ、と同時に描かれるモヤモヤ、

(この辺りも、たまらないっ!!!)


コンテストの格やら何やらにこだわる審査員の”推し”やら、

スポンサーの圧力やら、

そんななんやらがあっても、

子どもたちの憧れを一身に集めたのはカイで、

すぐ子どもたちに取り囲まれてサイン攻めに遭っちゃうというエピソードもまた、

結弦くんんっぽいし。


羽生結弦 FS ホープ&レガシー 少女 オータムクラシック-266x400





若くして、超越的な技術と表現を一体化させてることも、結弦くんっぽいし。


「蜜蜂と遠雷」は「 ピアノの森」の パクリなのか? [本/文学芸術]

こんな風に、聴衆は一瞬のうちに、

森の中へと連れていかれるんです。

わたしたちがヘルシンキの森の中に連れていかれたように。






指の捻挫やらを先生に隠していたあたりも、誰かさんみたいだし、

そのパフォーマンスが、聴く人の心の底にまで入り込んでいって揺り動かす場面の描写力は、

そりゃあもう、すごい説得力で・・・・。

ほんとにね、一緒にその演奏を聴いてるような錯覚で身体ごと震えてくる・・・・。

この震えは、ヘルシンキで感じたあれじゃん。

あのホプレガを、固唾を飲んで見守っていた、

あの時のまんま、じゃんっ(>_<)


・・・・なんかもう、今、胸いっぱいで、叫びたくてしょうがないんだよおおお。


この前読んだときにはまだ重ならなかったエピソードが、

昨シーズン、今シーズンの結弦くんと重なってるシーンに、

ここまで、たたみかけるように出会わされてしまうと、

もう、涙腺異常反応で、涙ボロボロ、


病院の待合室やら電車の中やらで、

やたらとぶるぶるしてる、

挙動不審なオバサンになっちゃうんだよおおおお~。゚(T^T)゚。



はああ・・・・・少し叫んだら、気持ちが楽になったわ。


結弦くんの復活を信じ、

「平昌五輪に向けて強い気持ちを持って日々過ごして」いくお供に、

これほどに支えになる読み物もないかもしれないって、

今、

26巻を通しで読み始めてしまった自分を褒めてあげたいような気もする。

(なんだかだんだん、自分でも何をいってるのかわかんないレベルに。。。。

要は、夫の急病搬送転院再入院と、自分の骨折とで、

突然、漫画を読む時間が与えられてしまったということなんですよ。

待合室で、とか、お見舞いの行き帰りの電車の中で、とか。

ゆづ本持ち歩くと、アクシデントで傷めてしまうこともあり。。。。ほら、大判だからね)




そして、もうひとつとても大切なこと。

全巻読み終わった時のカタルシスがハンパ無いってこと。


沢山の若者たちがでてきて、

それこそ、結弦くんたちのように切磋琢磨しあってるのだけど。

もちろん、卑怯な心理戦をしかけてくる輩もいる。

(本人にその自覚があるかどうかが不明なところが、また魅力的なのだが)


そんな少年たちが、

しっかりと物語の中で成長していくというのは、

このコミックの影なる魅力の一つ。


天才カイの成長譚を描きつつ、同時に、

努力し、悩み、もがく他の少年青年たちをも、一緒に成長させていくことで、

作者の温かいまなざしを感じるから。



ふう・・・・。

はあ・・・・・・・。


いや、まさかね、結弦くんとピアノの森が重なるってことは、

以前から結弦くんファンの間では話題になってたけど、

まさか、さらに、そんなシーンが、この2シーズンで増えたとは・・・。


お手持ちの方はぜひ、読み返して、この感動を分かち合いましょう!!!

お持ちでない方は、

買ってでも借りてでも、一緒に読もう!!!!




もし、
1冊、2冊だけ読んでみたいのなら

まず、第1話をWEB無料サイト(公式)で読んでみて(^-^)/

一色まこと『ピアノの森』 第1話



その後で、おススメは14、19巻。

ピアノの森(14) (モーニングコミックス)


ピアノの森(19) (モーニングコミックス)



一気読みするなら、こちら。

ピアノの森 コミック 全26巻完結セット (モーニングKC)

amazon

文庫版も出てます。こちらは18巻セット。

amazon


私よりも、ずーっとまともにピアノの森を紹介してるサイトは、もちろん沢山ありますっ!!!

久しぶりに感動した漫画「ピアノの森」【全26巻】

https://ja.wikipedia.org/wiki/ピアノの森

本を聴く日々『ピアノの森24巻/一色まこと [本/文学芸術]』

絶対に読むべき超名作「ピアノの森」 このマンガに出会えて本当に良かった

※やたら細かいあらすじを掲載
私的漫画世界  ピアノの音が聞こえてくるような気がします



もしかしたら、

お友だちの中にも、密かにピアノの森を全巻揃えてる方がいるかもよ。

マイナーだから、

わざわざ話題に上げることもなかっただけで、ひっそりと。


そんな方から貸してもらいつつ、

そのお友だちには結弦くんの魅力を知ってもらえるよう、

動画とかを見せてあげて、

で、お互いに人生を豊かにしていく・・・とか、

素敵じゃない?!



あ・・・・結弦くんにハマると、しばらくは廃人になるんだった・・・・。

ま、いいか('-^*)/


victory rei


あはは・・・・書いてるうちに、朝になっちゃった(*゚ー゚)ゞ

(でも今日は大丈夫。娘と一緒に、ちょっとうたた寝してあるから。
 気づいたら、床で伸びてただよ、私・・・)



あ、そうだ。
映画だったら「北京バイオリン」が、おススメかな?今は。
ゆづ不足で乾いた心に潤いを・・・ 北京バイオリン 羽生結弦くんファンにオススメ♪



こんなに安く出てるんだ!!!楽天恐るべし、



結弦くんの平昌金メダルを、一緒に応援して下さる方は、『ここ』か↓のバナーのクリックをお願いしますp(^-^)q



最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
お写真、沢山お借りしました。感謝と共にUPします。

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