映画村で思い出した、被災者ゆづの言葉・・・ | 見上げれば、青空 ~羽生結弦選手に夢を託して~

見上げれば、青空 ~羽生結弦選手に夢を託して~

励まされ、受けとめられて、初めて人は、生きていけるのかな?

コメント、嬉しいです。
励まされないと、何もできない性質なので・・・・。
って、いきなり弱気?

フィギュアスケートの羽生結弦選手を応援しています。

苦しい程に結弦くんが好きな方、ようこそ!

昨夜はまたまた、娘の寝かし付けで寝オチしてしまい、
PCの前に戻ってこれませんでした。もし、待っててくださった方がいらっしゃったら・・・ごめんなさい。前記事の続きです。


映画村を一通り周り終わり、トイレに寄ったときです。

突然、

結弦くんの言葉と表情が蘇ってきました。



それは・・・・、

結弦くんが取材を受け、

3月に放送された”櫻井翔×池上彰 ”の災害を学ぶバラエティ番組の中で、結弦くんが語っていた言葉・・・・。



5年前に避難所で経験したこと、そのときに感じたことを、

身を切るような複雑な感情と戦いながら伝えてくれた、あのときの言葉が・・・。



動画をお借りして、まず振り返ります・・・。


ぴのこさんの動画 2016 0301 羽生結弦‘’あの日の記憶‘’




(避難所が再現された場所に、結弦くんが入ってきた場面から文字起こししていきます。)

ぶわーってなった今
「ぶわーってなった、今。」
常に、自分の内面と向き合い、分析し、収めてきた結弦くんが、
如何ともし難い苦しい思いに一気に襲われたことが伺われ、胸が痛みます。。。

それでも、自分の状態を実況し続けてくれています。

記憶が・・
「記憶が・・・・」

語り:櫻井さん(以下、語りと表記):当時が蘇ります。閉ざしてきた記憶と向き合った時、複雑な感情が湧き上がりました。

「今・・今、こうやって目の前にこういう情景があると、笑えますね・・・。分んないけど・・・何でなんだろう・・・。なんか、深刻な顔して言えない・・。」
深刻な顔をして言えない・・


結弦くんが避難所暮らしをしていた当時、置かれていたのと同じタイプの仮設トイレに歩み寄りながら・・さらに、当時の感覚が蘇ってきます。
トイレくさかったな

「トイレ、くさかったな・・・」

扉代わりのカーテン(二重)を開いて、
(固い扉じゃなくて、カーテンなんですね・・・。何か理由があって、扉無しのタイプが選ばれたのかもしれませんが、使う側としては不安感があるのではないでしょうか・・・・?私も、仮説トイレではありませんが、カーテンで開け閉めするトイレに入ったことがありますが、自分のプライバシーががっちり守られている安心感がなく、非常に居心地が悪かった記憶があります・・・。最もプライバシーを強固に守りたい場所なのにね・・・・。胸が痛みました・・・・。)

内部を確認する結弦くん。
下見るとわかるんですけど、

「ここ、下見るとわかるんですけど、」



「糞尿そのまんまなんですよ。この中に、そのまま残るんですけど。」

トイレ内部
トイレは和式。段差などは全くなく、床に穴が開いているだけ。カーテンで隠れた部分に前立て部分があるのかもしれませんが・・・。


ビッチャビチャなんですよ

「ビッチャビチャなんですよ、ここら辺」

靴の底とか茶色くなっていましたね

「ここに入ったら、靴の底とか茶色くなっていましたね・・・。」

これ、変えるの

「これ、変えるの。(「空」の札をカーテンのポケットから取り出してひっくり返して「使用中」の面を手前にして、入れる。)こうやって。」

(このシーンはこれで終わり、避難所の屋内映像が続きます。)




辛い映像でした。いや、見ている私たちの何倍も、思い出す結弦くんは、厳しい思いと戦っていたことでしょう・・・。無表情と困ったような笑みとが交差する結弦くんの顔を見ているだけで、それは伺えました。

平成生まれの結弦くんにとって、汲み取り式というか、それよりも条件の厳しい溜め置き式のトイレしかない環境は、どれだけ辛いものだったでしょう。

五感を研ぎ澄ます訓練を続けてきた繊細なアスリートにとって、においも目に映るものも、一般人よりも鮮烈に心に突き刺さっていったことが容易に想像されます。

結弦くんが避難所で生活していたのは、わずか4日間。
なのに、その短い期間の間に、トイレはあっという間に激しく汚れていたこと、これまで、なかなか、多くの人々の前では、語られてこなかったと思います。



避難所には、尋常でない人数の方々が集まります。

トイレは、皆が使う場所。

でも、特に和式の場合は、小さい子どもや膝などが痛いご年配の方々にとっては、汚さないように気遣いをすることが難しい場合も多く、結弦くんがいた避難所のように、汚れてしまうのでしょう。

トイレは、避難所の快適性を左右するだけでなく、伝染病の予防など衛生面にも大きな影響を与える設備。

(たとえば、今回の熊本・大分の地震では、トイレと食事の準備をする場所が近かったことで、ノロウィルス感染患者が増加したのでは?といわれていますね・・。トイレの床が汚れているということは、靴だけでなく、恐らくは衣服にも・・・汚れがついてしまうでしょう。このような状況で避難所を清潔に保つことは、どれだけ大変なことだったでしょうか・・・・・。)

なかなか日の当たる場所で語られることのなかった避難所のトイレについて、
結弦くんは、非常に大切なことを指摘してくれました。

(ただ残念なのは、番組の中で、この点についてのフォローが全く無かったんですよね・・・。建設的な指摘をすることで、今後の避難所運営を改善するためのきっかけが作れたかもしれないのにな・・・。せっかく結弦くんが、多大なストレスを引き受けながら、伝えてくれたのにね・・・。ああ・・・もったいない・・・・。)




・・・・・・・・。



そして、映画村(、スタジオセディック庄内オープンセット)に話は戻ります。


なんと・・・・ここのトイレも、仮設タイプだったんです。



見た瞬間、

あの番組の中で結弦くんが語った言葉や表情が花火のように蘇り、

そして、

結弦くんもここで、再び、きつい思いをしたのかな・・・・・胸の奥がチクっとしました・・(iДi)




でも、他にはないので仕方がありません。

結弦くんも、ここを使ったのでしょうね。


扉を開けました。



あれ???????




無臭だ・・・・。



しかも、洋式。



床も、濡れたり汚れたりしていない。




拍子抜けするほど、清潔・・・ヽ(*'0'*)ツ





見ると、壁にはバイオトイレと書いてあります。


においも含め、出されたものは全て、分解してしまうトイレなんだという説明書きが貼られてます。※環境を守るバイオトイレ



目からウロコ。。。。。(@_@)






自宅に戻ってから調べてみました。
このバイオトイレは1998年には商品化されていたけれど、建築基準法の関係から、なかなか普及させられず、富士山頂などにひっそりと設置されているだけだったのが、5年前の震災をきっかけに、国に認められるようになったのだと。

バイオトイレ販売代理店HP 朝日新聞(2015年4月28日)からの抜粋記事



結弦くんは、このトイレを見たとき、使ったとき、何を思ったでしょう・・・・?





こんな高性能の仮設トイレが日本で既に作られていたなんて・・・。

あの時、あの場所に設置してもらえていたらなあ・・・・。



バイオトイレは、一般的な仮設トイレよりも、ずっと高価に違いありませんが、これがもっと普及すれば、避難所でのノロウィルス感染症の蔓延なども、もっと防ぎやすくなるに違いありませんし、

避難所で、窮屈で不便な生活に耐えている方々のストレスが大幅に軽減されるに違いありません・・・・・。


結弦くんが伝えてくれた言葉にこめられた願いが、叶いますように。






ユウでござる☆ ‏@ficelle_yz ムシがいっぱい


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