なぜこんなにも、フィギュアスケートに夢中なの? 長い長い独り言 | 見上げれば、青空 ~羽生結弦選手に夢を託して~

見上げれば、青空 ~羽生結弦選手に夢を託して~

励まされ、受けとめられて、初めて人は、生きていけるのかな?

コメント、嬉しいです。
励まされないと、何もできない性質なので・・・・。
って、いきなり弱気?

フィギュアスケートの羽生結弦選手を応援しています。

苦しい程に結弦くんが好きな方、ようこそ!

17日のJOCシンボルアスリートについて書いた記事の中で、

その著書についてご紹介した、村主章枝選手の新しい動画を見ました。

そしたらちょっと、語りたくなってしまいました。


なんで、

こんなにフィギュアスケートを見ることに夢中になってしまったのか、

どうして、

ゆづなのかって。


話は、ちょっと遠回りします。

お時間のある方はお付き合いください。



数年前までは、

私の一番好きな選手は村主章枝選手だったかもしれません。

自分の中で順番をつけたりしなかったので、

今、振り返ってみたら、そんな気がしただけなのですが、

彼女が出てくると、私は間違いなく、

食い入るようにテレビの画面に吸い付いていました。

別世界に連れていってもらえることを期待して。


もちろん、戦歴も凄いです。

ソルトレイクシティオリンピック5位、

トリノオリンピック4位。

2003年GPファイナル優勝。

2002年・2003年世界選手権連続3位、

2006年世界選手権2位。

四大陸選手権優勝3回。
(参考:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%91%E4%B8%BB%E7%AB%A0%E6%9E%9D)

※村主章枝選手のブログ
http://ameblo.jp/fumie-suguri/entry-11397363682.html


そんな彼女も、

全日本の出場権を逃し、
http://www.nikkei.com/article/DGXNSSXKA0327_U2A101C1000000/

強化選手からはずれ、

スポンサーも失って、

(この頃に、「競技生活を続けるために、スポンサーさんが必要なんです!」と
 アピールしていたことを覚えてらっしゃる方もいらっしゃると思います)


それでも、

現役にこだわり、競技生活を続けています。

そんな村主章枝選手の生き様を描いた動画です。お借りします。





最後のメッセージが印象的でした。

「スケートは私の人生そのもの

 作品を通して

 ”自分らしい生き方”を伝えたい」


ああ、村主選手にとって、滑ることは作品作りだったんだ。


そうですよ、

作品だと思っています、私も。

フィギュアスケートのパフォーマンスは芸術作品だと。



でも、これが音楽や演劇など、他のパフォーマンス系の芸術作品と違うところは、

肉体という制約を持った人間の能力の限界に挑戦しているということ。


これですね、きっと。

私たちを魅了して止まないものは。



体操、新体操、シンクロナイズドスイミングなど、私は

美と技を競う競技が大好きで、

かつては、自分も競技者でした。もちろん、遠い遠い昔の話。

そして今、

とりわけ、フィギュアスケートののめりこんでしまったのは何故だろうと

時々考えるんです。


フィギュアスケートは、

他のどの競技よりも、

一瞬一瞬の僅かな「何か」の変化で作品の有り様が変わってしまう、

「不確かさ」から逃れられない競技だからなのかな・・・・と。


「何」があろうと必ず最高のパフォーマンスが実現できる状態を目指して、

誰もが切磋琢磨しているのに、

それなのに、

残酷なほどに、

「自分の最高のパフォーマンス」を実現させることが難しい競技。

それがフィギュアスケート・・・。


水平線の遥か彼方で輝いている「自分の最高のパフォーマンス」を、

選手がその両手で引き寄せた瞬間は、

だから、

奇跡。


その奇跡に立ち会えることを期待して、

私たちは全身全霊を傾けて、選手たちのパフォーマンスを見つめ続けるのでしょう。

一瞬たりとも見逃さないようにと、

息を詰めたまま・・・。


そんな、奇跡のような演技に出会ってしまうと、

もう、逃れられないのだわね。

2011年全日本の大ちゃんのSPは、凄かった。

その後の国別のSPも、凄かった。

完璧だ、と思った。


だけど、

その間に見た、ゆづのロミオは、やはり奇跡だった。


けっして完璧な演技ではなかったのだけど、

奇跡だと感じた。

魂の在り様が、

演技を越えて現れたとき、

技術を凌駕して叫んでいるのが聞こえたとき、

奇跡は起こるのかしら?



先月の全日本での大輔さんの「道化師」も凄かった。

まさに、神がかり的な演技。

降りてくるというよりも、

掴みに行った気迫がリンク全体から沸きあがってきて、

最後の一音が消えた瞬間に演者の眼が中空を見つめていたことに気付いた瞬間、

王者の強さを思い知らされた気がした。

凄かった。

まさに、水平線の彼方にある「理想の演技」に手が届いたような、

歓喜をもたらすパフォーマンスでした。


だけど、

奇跡だとは感じなかった。


「まだ先に行けるに違いない」と、思ったから・・・?

もっと凄いものを、きっと見せてもらえるはずと、

確信できたから、かもしれません。



ああ、でも私たちが今、

密かに心待ちにしている奇跡は、

「奇跡が奇跡でなくなる奇跡」。


運命の女神の気まぐれにさえ打ち克つ強さを、

ゆづるくんなら、身につけてしまうのではないかしらと、

密かに私の胸は、ときめいています。


奇跡が奇跡でなくなる奇跡を、

ゆづるくんだったら、今にも掴んでしまうのではないかしら・・・?


そこまで道程は、

身が竦むような険しい道のり。

その中へと、怯むことなく斬り込んでいく姿を追ううちに、

今にもそんな奇跡が本当に目の前で起こってしまうのではないかと、

そんな夢想に今、取り憑かれている、私。

いえ、私たち・・・・?!


2月の四大陸、3月の世界選手権と、

想像を超えたスピードで進化してくるに違いないゆづるくんを、

どのように受け止めれば良いのかと、

時折、ふっと恐くなります。


なぜ恐くなるか・・・・って・・・・?

そんなの、決まってるじゃないですか。

今度こそ、

魂を根っこからまるごと全部引っこ抜かれて、

私はきっと抜け殻になってしまうから。


ニースの奇跡を目にしたときですら、

仕事も家事も、育児すらも投げ捨ててしまいたいと思った、

あの熱病の日々に、

また、私は突き落とされてしまうのではないかと、

恐いのです。


なんて自分勝手なのでしょうね。

見たいと言ったくせに、

恐いといって。

尻込みして。


でも、

そんな自分になってしまうことをさえ、

心待ちにしている自分がいることも、

また、事実。



やっぱり、

もう一度、

見てしまおうかな。


ニースの奇跡。

≪イタリア語(翻訳付き)≫羽生結弦 2012 世界選手権 FS 感謝してお借りします。
・・・なんと、再生回数が279521回でした。お仲間が沢山いるってことですね、これまた、凄すぎます・・・。



最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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