サイバーエージェントの社長、藤田晋氏ですが、某雑誌のインタビューに答えていましたね。

  

社長の株式上場してからの苦悩話、これからの経営戦略、奥さんのことなどなど。

  

それに関連して、 All About でも、インタビュー受けていたので、メモしておきます。

 
 

記事の中で、著書『渋谷ではたらく社長の告白』の舞台裏についても語っていました。

その中で、

「晩年に本を書くと過去を美化してしまうじゃないですか。僕はそういうのが嫌でした。だから記憶が鮮明な今のうちに、20代に起こったことを書こうと思ったのです。この本は僕から20代へのメッセージと言えるものです」

という言葉には、なんだか妙に胸にジーンときました。

  

そして、30代の抱負を語る部分では、藤田氏は起業当初、「将来『フジタテレビ』を作る!」と宣言したというところから始まっています。以下発言の抜粋です。

  

「あくまでも僕の夢は『21世紀を代表する企業』を創ることです。『フジタテレビ』というのは、就職人気企業の代名詞『フジテレビ』にあやかって、「優秀な学生が就職したいと殺到する企業を作りたい」という意味ですよ。97年に起業した当初のエピソードですが、この時期にテレビ局を話題にするのは、タイミングが悪かったかもしれませんね(笑)」
 
「個人的に経営者のが来るのは、35歳を過ぎてからだと考えています。これまで(経営者としては)若すぎるといわれ続けてきましたが、上場企業の社長を5年経験して、経営者としてのキャリアは積めたと思います。20代のうちに一定以上の経験値を高めましたから、31歳の今はそれほど焦っていないのです。堀江さんはちょっと急いでいるようにみえますけど(笑)」
 
「今、当社は右肩上がりの成長を続けています。引き続きこれをやりつづけるだけです。やりたい事業は山ほどあるし、球団経営だってやってみたい。それでも焦らず、1つひとつチャレンジしたいですね」

  

堀江社長や三木谷社長は、MAで大きくなりましたが、藤田氏はそれとは違う方法で企業を発展させてきました。しかし、見据える方向は、他のIT企業となんだか似ているような気がします。それにしても5年経験すれば社長業のキャリアが積め、そして焦りはなくなるのか、これを本心で言っているのかはたまた強気な発言なのかどどうかは、わかりませんが、傍から見ていると、まだ、信頼のバロメーターは乱高下が激しく不安で仕方ありません。ただ、明確なビジョンがありそれをやり遂げる、行動力はやはりすごいの一言で、これらの目標に対しても着実に近づいていくのではないかという期待は持てます。

  

最後に話はそれますが、なんだか、最近思うんですが、私の書き出す方向も俄然表に立って目立っているモノ(企業)よりも、潜在力はあるけど、まだ表には立っていない(あるいは立てない)方(企業)に目がいっているように思います。目立つものよりも逆にこれから一矢報いてやろうと虎視眈々とチャンスを窺っている、そういった方を応援したくなるのは、やはりこれも性なんでしょうか。(あらけん。)

   

著者: 藤田 晋
タイトル: ジャパニーズ・ドリーム―史上最年少の上場企業社長
  

  

(参考)

Mainichi INTERACTIVE エコノミスト(株価乱高下でもネットベンチャーはへこたれない 富沢 木実(社会基盤研究所調査部主任研究員)) URL:

http://www.mainichi.co.jp/life/family/syuppan/economist/0007/18d.html

  

All About2005/05/16URL:

サイバーエージェント藤田晋社長の“光速”キャリア―30歳で女優と結婚するキャリア―

http://allabout.co.jp/career/careerplanning/closeup/CU20050516A/?FM=rankd

 

(関連)

Altbiz Interview URL:

http://hotwired.goo.ne.jp/altbiz/interview/990817/textonly.html

asahi.comによると、
「任天堂は米ロサンゼルスで17日午前(日本時間18日未明)記者会見し、次世代の家庭用ゲーム機を06年に売り出すと発表した。」

そうです。

そこで発表されたゲーム機は、83年に発売したファミリーコンピュータ以来の同社の家庭用ゲーム機用のソフトをすべて利用できるのが特徴で、現行機「ゲームキューブ」のソフトがそのまま使えるほか、それ以前のソフトはネット経由でダウンロードできるそうです。

ついに任天堂もオンライン化ですね。どこかマイクロソフト意識している感じがしますが。


もひとつ、手のひらサイズの携帯ゲーム機「ゲームボーイミクロ」も出すそうです。記事によると、

「「ミクロ」は、アップルコンピュータの携帯音楽再生機「iPod」ミニとほぼ同じ大きさで、携帯ゲーム機シリーズの最小型版となる。現行のゲームボーイアドバンス向けソフトが使える。 」

とこちらも、携帯に取って変わられてしまうのを防ぐための措置といえなくもない。なんて思ってしまうのは、私だけでしょうか。

なんにせよ。これまでソフトが命だった任天堂が打ち出す新ハード。携帯万能になる前になんとか、ゲームに縁の薄かった女性やサラリーマンなど幅広い層の顧客獲得を狙って欲しいものです。

・・・とはいっても、カメラと同じでゲームのハードがなくなることはないでしょうけど。

 

asahi.com(任天堂も次世代ゲーム機、06年発売 従来機と互換性、2005年05月18日) URL:
http://www.asahi.com/digital/av/TKY200505180117.html

 

今、巷で話題の「 ダレン・シャン 12 運命の息子

が発売になったとか。

長かったようであっという間だったけど、ついに終わりですね・・・。(YU

 

著者: ダレン・シャン, 橋本 恵
タイトル: ダレン・シャン 12巻 運命の息子

以下、翻訳者の橋本 恵さんの紹介文です。

 

いいかい、ダレン、
おまえがスティーブをたおすことになったら、
おまえは怪物になるんだよ。

スティーブのむごい仕打ちを目の当たりにし、
心のなかで「もうひとりの自分」――凶暴で、冷酷で、
にくしみをたぎらせた「自分」がめざめてしまったダレン。
ダレンは、にくしみに心をむしばまれてしまうのか?
エバンナの言うとおり、怪物になってしまうのか?
それとも――

いよいよ、最終巻。
またしても、衝撃の事実が明るみに出ます。
感動のクライマックスを、どうかお見逃しなく!                         橋本 恵より

 

ダレン・シャンURL

http://www.shogakukan.co.jp/darren/news/news30.html


今回もいつものようにジャンルからはみ出して書いてみます。

 

というわけで、音楽紹介。
しかも、公開している作品は、今から2,3年前がほとんどです。

  

HPのタイトルですが、「FREE MP3」。
その名の通り、自作音楽を無料開放しています。
ちなみに、音楽配信を始めたのは1998年からだそうです。


しかも、HP上に、


「プレーヤーが壊れる時もあるのに各メジャーが導入を進める
コピー防止規格のCCCDやレーベルゲートCDなんてタコなもの
なんかを聴くより安全でコピー自由なMP3を聴こう!」

 

なんて謡っているほど。

 

早速歌っている人ですが、
 

Nam-Nam こと 中塚芳生(なかつか よしなり)という人です。
「1964年4月11日、大阪生まれ」

 

昔は色々な活動していたみたいですが、最近は 

「現在はネットのみでの緩慢な活動しかやっていない(-。-)y-゜゜゜」

といってるし、ネットのみの活動なんでしょう、きっと。

 

音楽というとポップス系が多いように思いますが、最初はおちゃらけてやっているだけかと思ったけど、
中にはまじめに熱唱している曲がありました。
・・・とはいうものの、やはり、公開しているものが古いためか、すでに聞けない楽曲もあります。

というわけで一曲紹介します。

 

2004年7月8日公開
『緑の屋根に登って』 (作詞者:伊丹英明、作曲者:中塚芳生、編曲者:Park's Audio)
URL: http://players.music-eclub.com/players/Song_detail.php3?song_id=37278

 

この曲は、「強力80's風ポップス。」と当人がいっているほど、 熱唱風のいい感じのポップス曲。
昔、こんな歌い方している人いた様な・・・(二人組みの帽子かぶっている方?)と思うかもしれません。

 

FREE MP3 URL:
http://www.sun-inet.or.jp/~ybt56253/mp3.html


早く、APAホテルの社長、元谷芙美子氏みたいに、ホテルの経営者になりたい(!?)・・・と思いながら紹介するのは、2005428日に発売となった「The Tower SP  (任天堂)」。

ゲームボーイアドバンスSP(↓これ)で遊べるゲームソフトです。

 

メーカー: 任天堂
タイトル: ゲームボーイアドバンスSP パールブルー

 

早速メーカーの紹介みると、

 

メーカーより

■巨大ビルの運命は、あなたの経営手腕に託された!

 世界中で大ヒットしたビル経営シミュレーションがGBAに登場。

 手持ちの資金をもとにビルをより大きくしていく、本格シミュレーションです。

・想像力 理想のビルを創造し、自由に建築

 テナントを自由に組み合わせ、自分だけのビルを建築できます。

・分析力 人の行動を分析し、流れをコントロール

 住民がスムーズの行動できるように、エレベーターやテナントを配置。

 現実差ながらのビル経営が体験できます。

 

とのこと。実際やってみると、「自分だけのビル」を創造するところがはまる要素大です。

なんでもかつて、PC版からの移植版だとか。

プレイヤーは山之内ビル建設の開発総責任者として、高層ビルの建設に取り組むことになります。ビルにはオフィス、住宅、店舗などの物件を建設することができ、各テナントの利用状況、ビル内の移動、ニーズへの対応などを監視しながら、みんなの満足するビルを目指していきます。

このテナント、当然自分の好みの名前が付けられて、もちろんAPAホテルを仮想的に作ることもできます。(え?しつこいって?)

 

当然、創っていく段階でいろいろなハプニングがおきます。停電やゴキブリの発生など、ビルの責任者として迅速に対処しなければならないものや、地下層建設時に遺跡を発掘したりと思わぬ出来事が起こることもあり運営を始めると、気の休まるときがありません。

 

そして、住民たちは実にさまざまな意見を言ってきます。隣りの店舗からの騒音がうるさい、エレベーターが混みすぎるなど、ビルが発展すればするほど問題も増加していきます。というわけで、実際に経営する前の参考になることも多々あること間違いなし(と思うのですが実際経営している人はどう思うんでしょうかね・・・)。

 

そんなこんなで、次回はAPAホテルの紹介をするかもしれません。(笑)


 

メーカー: 任天堂
タイトル: The Tower SP

 

The Tower SP URL

http://www.nintendo.co.jp/n08/btrj/

今回は、明日511()20059月期中間決算発表ということで、サイバーエージェント(当ブログの管理会社)の社長こと、藤田晋氏について。

 

実は、かつて(といっても1999年ころ)流行った、「渋谷ビットバレー」の一員にこの社長も加わっていて、そのつながりで、今日の地位があるといってもいいくらい(だと思います)。ちなみに、この「渋谷ビットバレー」とはITブームのとき、若きe-ベンチャーが集った場にちなんで名づけられていたと思います。

その中には、もちろん、あのソフトバンクの孫正義氏の弟(孫泰蔵氏)とか、今テレビを賑せている、ライブドア(かつてはオン・ザ・エッジ)の社長、堀江貴文氏、はたまた楽天の社長、三木谷浩史氏などがいます。

 

余談が長くなりましたが、久々、昔の本(「ビットバレーの鼓動」)を引っ張り出して昔の彼等の顔を見ると、どれもとても若く、特に藤田社長などめがねかけていて今とイメージぜんぜん違います。(ちなみに、この本では出身東京となっていたんですが・・・、まあよしとしましょう)

 

著者: 荒井 久
タイトル: ビットバレーの鼓動―渋谷から世界へ若きe‐ベンチャーが日本を救う

  

なんか今回も話が横道それまくりですが、藤田社長の出した最近の本、「渋谷ではたらく社長の告白」。

出版社 / 著者からの内容紹介によると・・・ 

 

 弱冠24歳で起業し、26歳で東証マザーズに上場。ITバブル崩壊による経営危機を乗り越えて31歳で売り上げ267億円を達成。経営者として青春時代を駆け抜けてきたサイバーエージェント社長・藤田晋の「半人生」。

 

 恩人や親友を裏切り、サイバーエージェントを設立した時、胸に誓った夢は『21世紀を代表する会社を作る』ことだった。順風満帆に思えた会社経営の道にネットバブル崩壊の危機が襲う。「私は会社の売却先を考え始めました――。」夢はついに終えようとしていた。

 

「全ては自分の夢のために犠牲にしてきました。そんな自分の生き方が本当に正しかったのか…。(略)世界中で、誰ひとりとして味方はいない。私は孤独でした。」

 

 運命の時が迫る。  絶望と孤独の淵をさまよう著者の心境が圧倒的なテンポで描写される。友人・堀江貴文や先輩・三木谷浩史にまつわるエピソード、そして妻・奥菜恵との出会い……。

 藤田晋がすべてを「告白」する物語は、胸に迫る感動のノンフィクション・ストーリーである。

 

とありました。

 

藤田社長のこれまでの企業の道のり、その後の苦悩を素直に振り返っております。また、つきあいのある堀江氏や三木谷氏らとのエピソードも盛り込んであり、ネット業界の一面をうかがえる興味深い内容になっています。

 

PS. さすがにこのブログの中では、もうみんな書きまくっているでしょうが、今回改めて書いてみました。何か、別な視点が見つかればいいなと思ったんですが・・・。

 

著者: 藤田 晋
タイトル: 渋谷ではたらく社長の告白

 

今日紹介するのは、広島県立安西高等学校の校長先生である山廣康子氏です。

 

彼女は、2001(平成13)4月に安西高校に教頭として赴任してきました。

そこでみた、安西高校は、いわゆる「荒れた学校」でした。生徒の間でのリンチは日常茶飯事、学校内は荒れ放題。

 

そんな中、彼女は、学校改革を考えます。そして、まず最初に取り組んだことが、学校のトイレ掃除をすること。地域の活動にあった「掃除に学ぶ会」に自ら参加し、生徒一人一人に電話で呼びかけ、一緒に掃除をすることはじめました。その後、草刈やさまざまな活動を通じて、生徒の心を開かせ、次第に学校内の雰囲気を変えていったのです。

 

その後、2003(平成15)年同高校校長に就任し、学校経営計を打ち立てました。

 

その中の経営理念を下記に抜粋しました。                                                                                                                              

 

地域社会における自校の使命(ミッション)     

「清新明朗,友愛協調,不撓不屈」の学校目標の基,生徒個々人が自分を大切にし,集団における自己の在り方を真剣に考えるとともに,自己の能力を最大限に伸長することにより,それぞれの進路希望を実現し,将来社会に貢献できる人材の育成をめざす。

 

 

この跡に計画案が続くのですが、その内容が立派で、会社顔負けのできです。

そして、すごいのは、こういったことは実践を通じて出来上がっていったというところです。(R.A

 

山廣康子氏プロフィール
広島県立安西高等学校校長。1949(昭和24)218日、山口県宇部市で生まれる。1973(昭和48)年に広島大学教育学部卒業後、広島県立高陽高校、国泰寺高校などで国語の教鞭をとる。2001(平成13)4月に安西高校に教頭として赴任。2003(平成15)年同高校校長に就任

 

著書紹介

著者: 山廣 康子
タイトル: やればできんるんよ
 

内容 

平成のスクールウォーズ!荒れ果てていた高校を再生させた熱血女性教諭の汗と涙の記録。 

 

目次 

1 荒れた学校

2 凄惨なリンチ事件

3 学校改革

4 トイレ掃除に学ぶ

5 私の半生

6 二年目の挑戦

7 校長に就任

8 改革の成果

9 生徒たちの証言

信念と至誠のたまもの―解説に代えて 

読者対象 

一般 

読者レビュー

 

(参考)

 

・広島県立安西高等学校 URL:

http://www.yasunishi-h.hiroshima-c.ed.jp/

 

・平成17年2月12日()NHK「土曜インタビュー2005にっぽん」で

山廣康子校長と安西高校の取り組みが紹介されました。

 

奇跡体験!アンビリバボー(平成17年55日(木)午後757分~)でも放送されました。

<番組内容>

 広島・安佐南区にある安西高校は荒れた高校だった。男子生徒は、私服で登校、女子生徒は極端に短いスカートに化粧、さらに携帯電話は当たり前、鞄を持たずに携帯電話だけを持って登校する者もいた。そして、学校には暴走族がバイクでやってきて校庭を走り回った。
 そんな学校に2001年4月、山廣康子という教師が教頭として赴任した。果たして、この学校は変わるのだろうか・・・。

奇跡体験!アンビリバボー URL:

http://www.fujitv.co.jp/b_hp/kiseki/

日経の特集をもうひとつ。(2)

 

普通はあまり、こういった類のアンケートに対してコメントしないのでしょうが、今回は、前回の関連ということであえてします。

 

日経の特集記事「働くということ2005」(平成1751日付)について。

 

―以下抜粋―

 

寒い冬の日。お互いを温め合おうとした二匹のヤマアラシがいた。近づき過ぎると体のトゲでお互いを傷つけ、離れすぎると凍える―。

 ドイツの哲学者、ショーペンハウエルの寓話から生まれた「ヤマアラシのジレンマ」と呼ぶ心理学用語。多くの人は試行錯誤の中で傷つけずにそこそこ温め合える距離をみいだすわけだが、ニートや引きこもりの増加の背景には、深い関係を築くことでより傷つくことを恐れる若者の心理も見え隠れする。

「最近の若者はとげがどんどん伸びている」。精神科医の斉藤学・家族機能研究所代表は指摘する。居心地の良い家族関係に守られ、外の社会への警戒心は強まる一方。斉藤代表のもとを訪れる若者の多くが「痛みを感じてまで働き出そうという一歩を踏み出しずらくなっている」とみる。

インターネットなど普及で近そうでいて物理的には遠い「バーチャル」な人間関係も登場。時に痛みを伴う現実の人間との距離は一段と遠ざかりかねない。

経済広報センターが昨年6月発表したアンケート調査では、5060代の80%が「フリーターとして働くことは問題」と指摘したのに対し、29歳以下では50%にとどまった。現実世界での強いつながりを避ける若年層の傾向がこんな職業観にも表れているのかもしれない。

 

―以上抜粋終―

 

前回のコメントにも書きましたが、今の若者が「痛みを感じてまで働き出そうという一歩を踏み出しづらくなっている」といっていますが、この言葉に違和感を感じます。これは今の若者に関してだけ言えることなのでしょうか。昔の人、もっと言えば20代より上の50、60代でも、痛みを感じてまで社会に出て働きたがる人は少なかったように思います。誰しもわざわざ痛い思いをしてまで働きたくはないものです。みな、楽なほうへ楽なほうへと行こうとするのが普通の感覚です。そして、人間関係も当然同じです。

 

そして昔は会社という大きな傘(家族)の中に入れば、安定した生活が保障されていたのです。しかし、今はどうですか。大企業でも安定した生活など保障されません。いつ自分がリストラされるかもしくは、会社が倒産するか、そんな危機意識をもって会社勤めをしなければならないのです。

 

それに、本文にもあるように「居心地の良い家族関係に守られ」ているわけだから、今の若者は別に働く環境に身を置かなくても生活できる、もっと噛み砕いて言うと、「ご飯が食べれる」のです。

 

だから、別に、ニートの原因がバーチャルな人間関係どうこうというわけではないと思いますが。それをいうなら、50代、60代の方はみな働きに出ているのかと思ってしまいます。彼らもきっと働かざるを得ない環境にいるために仕方なしに働きに出ているという状況ではないでしょうか。

 

何が言いたいのか、わかりづらくなってしまったので、もう一度整理すると、「現実世界でのつながりを避ける=(イコール)フリーターを選ぶ」と安易に決め付けてしまっていいのかということです。

 

私は今も昔も、若者の感覚は変わっていないと思います。変わったのはまわりの環境であり、それに順応するために今の若者も変わらざるを得なかった、ただそれだけのことだと思います。

 

労働環境が変われば、当然、人の考え方も変わる。この記事を見ているとなんだか、安易に今の若者はこうだと決め付けすぎているように感じざるをえません。

日経の特集をもうひとつ。

 

今日がメーデーというわけでもないのですが・・・。

日本経済新聞の特集記事「働くということ2005」(平成1751日付)について。

 

 

―以下抜粋―

 

表題 「第1部 それぞれの戦い④ 迷う前に走れ 仕事の中で自分発見」

 

「内閣府によれば、職探しも進学も職業訓練もしていない若年無業者「ニート」は85万人。

企業の新卒採用が急回復する中で依然、若者たちが社会への最初の一歩を踏み出せずにいるのは大人たちが働く喜びを伝えていないからではないか。こんな問題意識から非営利組織(NPO)のキーパーソン21(川崎市)は中高生らに働く実感を伝える活動を進めている。

 「僕も社長になってみたい」。キーパーソン21の要請で2月末、西金沢中学校で講演に駆けつけた経済産業省産業人材参事官室の鈴木英敬(30)が同省の創設した「1円企業」制度を説明すると、生徒たちの目が輝いた。

 「成功するまでやれば失敗はない」「頑張る人が幸せになるようにしたい」。鈴木は自らの仕事への思いをこう話した。

 「先輩」たちの背中を見て次の世代も育つ。最初の一歩にとまどう若者たちの増加は日本社会の一人ひとり生き様を問いかけてもいる。=敬称略

(「働く取材班」)」

 

―以上抜粋終―

 

不思議に思うのは、この問題って、今になって急に降って沸いて出てきた問題なのでしょうか。「大人たちが働く喜びを伝えられないため、若者たちの社会進出を妨げている」というふうにキーパーソン21は持論を展開していますが、それでは果たして今まではちゃんと子供に伝えられていたといえるのでしょうか。

 

確かに、自営業、肉体労働中心だった時代から高度成長期に移行し、ホワイトカラー世代が社会の中心になる時代になったとき、日本は右肩上がりで特にバブルの真っ盛りでは、とりあえず会社に就職さえすれば、あとは会社が面倒見てくれる、という認識がありました。

 

しかし、現在のリストラの嵐、会社の倒産、吸収合併・・・など、その負の部分が目立つようになってから、そんな妄想は一気に消し飛び、ふとわれに返ったという感じです。

 

それに、家庭環境も変わりました。昔は、学校を卒業したら、男は外で働き女は家事に専念する(結婚する)という、社会通念(強迫観念?)があったように思います。しかし、今は一つひとつの家庭が昔に比べ裕福になり、すぐに働きに出なくても、とりあえず何とかやっていけます。

 

下手に働きに出るより、自分の好きなことを追い求めてもとりあえず当面の生活には困らない、そんな背景を知っている今の子供たちが、いままでのように、とりあえず、会社にでも勤めるかなどと思えるはずがありません。

 

繰り返しになりますが、それをただ単に「働く喜びを伝えられないから」などという言葉で片付けていいのだろうかと思います。人間は基本的につらいこと、大変なことはやりたくないのです、それを隠しておいて、いい面ばかり見せるのもどうかと思います。

 

そういう意味で、経済産業省の役人の話も腑に落ちません。なんかこれだけ読んでいると、楽に起業できるとしかとれません。会社を興すことは楽なことなのでしょうか。

そんなに楽なことなら、どうして、前述のように会社は人を採らないのでしょうか。

 

夢を与えるのも大事かもしれませんが、それと同時に今の現状と会社の厳しさを伝えずに、ただ1円で企業が起こせるなんて妄想まがいのことをいって今の子供たちは納得するのでしょうか。(まあ、こんなことをあえて書かなくてももうすでに今の子供たちは直感でおかしいとは思っているでしょうけど)

 

これはひとえに、今の日本社会は成熟した社会になり、これまで利益をあげられた会社でさえ、利益があげにくく、逆に倒産の危機に直面するかもしれない、という危機感の表れです。そのため、会社側としてもこれまでのように余剰労働力を抱えられなくなってきたのです。

 

今の子供たちは、これまで以上に、その会社で自分は何ができるかとか、その会社で働いた後、自分に何かスキルがつくかということを考えるでしょう。また、会社側としても、これまで以上に、今度来る新入社員はどういった能力を持っていて、会社の即戦力となるかどうかを重視するようになると思います。

 

抽象論的に、「成功するまでやれば失敗はない」「頑張る人が幸せになるようにしたい」。という言葉を投げかけるのは簡単にできますが、それではどういった路線で人生を歩めば成功なのか?

市場社会という荒野に投げ出された今の子供たちは、独力で成功の方程式を探し出さなければなりません。大勢の中の幸運な一握りの者がそういった成功を勝ち得るのでしょうが、大多数がその方法すらわからないまま途方にくれ、無気力(ニート)になっていく。なんかそんな社会の到来のような予感がします。(あらけん。)

 

 

参考URL

 

自分の夢発見プログラム(2005年2月28日 横浜市立西金沢中学)

http://www.keyperson21.org/kp21/contents/repo/kp_050228.html

 

特区、学力低下問題と今後の教育のあり方を提唱(2005.4.22)

http://stepup-school.net/step/news/news/news2554.html

 

経済産業省HP

http://www.meti.go.jp/

 

金沢駅きれいになりましたね。美術館もできましたし。

2005320日にオープンした金沢駅東広場の「もてなしドーム」。なんでも、全体で3019枚のガラスが使用されているそうです。

その前に、駅東広場を正面から見て、まず目に入る、木造のゲート「鼓門」。

 

金沢観光協会の説明によると・・・

「金沢の伝統芸能である加賀宝生の鼓をモチーフにした2脚の柱に緩やかな曲面を描く屋根がかけられたもので、強い存在感を放っている。また、周囲には6本の黒松や噴水池などが設けられており、自然に包まれた居心地のいい空間となっている。」

そうです。まあ、なんにせよ、でかくて目立ちます。何でも目立てばいいのです(多分)。

 

ハード面の増強が活発な金沢、資金面の豊富さを感じさせる金沢駅周辺、やっぱり一度は地元出身の首相を誕生させなあかんということですかね(笑)。

 

ハード面が整ってきたので、今度はソフト面。そこで、「金沢創造都市会議・金沢学会」なるものの存在を知りました。

2004122 ()、金沢21世紀美術館、金沢全日空ホテルで開かれた会議について興味深いことが書かれているので下にリンクを貼っておきました。テーマは『都市の風格』です。

 

(参考URL

 

読売新聞北陸発(金沢駅) 

http://hokuriku.yomiuri.co.jp/hito/5-0403i.htm

 

2000年〈北陸発〉お正月特集「いしかわ時間旅行2000

http://hokuriku.yomiuri.co.jp/jikan/jikan011.htm

 

JRおでかけネット - 金沢駅(石川県) 

http://www.jr-odekake.net/eki/top.php?id=0541449

 

北國新聞社(2005312日) 

http://www.hokkoku.co.jp/_today/E20050312002.htm

 

市長のメッセージ(金沢駅東広場完成記念式典市長式辞から) 

http://www.city.kanazawa.ishikawa.jp/shityou/ekihigashi/ekihigashi.html

 

金沢観光協会のホームページ 

http://www.kanazawa-kankoukyoukai.gr.jp/monthly/0503/yuyukanazawa_top.html

 

金沢創造都市会議・金沢学会 

http://www.kanazawa-round.jp/index.htm

 

平成17年3月 市議会のあらまし

[4] 北陸新幹線の建設促進と金沢駅東広場の賑わい創出  URL

[5] 都心軸を中心としたまちなか活性化施策  URL

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