両肘をすっぽりにぎって、ギュッギュッ・・・
握って緩めてをしばらくくりかえしていると、
肘や肩をすくめるような縮むような力がはいっていたのが緩んできます。(写真１）
これは、
「この世に生きていく上で、身を縮める必要はないですよ」
と生き方を伝えることでもあり、赤ちゃんへの大事な躾でもあります。
赤ちゃんを丸めて育てると、赤ちゃんは勝手に身を縮めており、
大人は、知らないうちに萎縮して生きるように追いやってしまっているのです。
１肘がゆるんだな、と感じられたところで、バンザーイをして
しっかり肘を持って伸ばします。
脇から脇の下まで一連に伸びをするようにバンザーイをします。
脇の下がひろがることは、リンパが集結した部分が解放されます。
代謝がよくなるのです。(写真２)
２写真２のように、上に伸びることができたら
こんどは、真横にも腕を広げることができます。
息を吐きながら、腕を広げ、
広げるたびに吐き呼吸を意識して、運動するとリズム感がついてきます。
３写真１・２・３のように取り組んでみると、
身体がだんだんリラックスして、
上半身に働きかけたのに、下半身も一緒に力が抜けていくのです。
写真４、はじめ抱っこしたてのときは、下半身にも力がこもっていて
膝裏には大きなくっきりとしたシワがはいっていましたが、
写真１・２・３の取り組みをしたあとは、
ついめん抱っこした時の下半身が伸びていました。(写真５）
４ 
５ 赤ちゃんを育てる時、
「あなたは、限りなく伸び伸びして育っていいのですよ」
「身を縮めて、萎縮している必要は、全くありませんよ」
という意識で育てることは、とても大事なことだと思います。
ほとんどの人が、このことを意識せずに育ててしまっているような気がしています。
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