今日はぶぶが仕事で、病院は17時まででしたので明の様子を聞く事は出来ませんでした。
なので、昨日の明ちゃんのとっておきの動画を載せます。
なんと、お散歩が出来たのです。
病院駐車場の空き待ちをしていて偶然にも会えました。
先生が「動物は歩かないとダメになりますから」と言っていました。
腕がつけるようになり、歩き方が普通になりました
数メートルの散歩ですが嬉しいです。
![えーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/018.png)
炎症反応は高いし、皮膚壊死は続いているし、もう1週間も食べられていないので、平気なわけないのですが、明は本当に強いです。
皆さんの応援、確実に明の命に届いています。
「明にお手紙たくさん届いているよ。帰ったら、全部読んであげるからね。」と伝えてきました。
今回の皮膚壊死は突然の事で、なぜ抜歯手術によって、こんな事になるのか、なぜ明がこんなに辛い思いをしなければならなかったのか、その理由がわからないのは本当に辛く、恐怖でした。
今もまだ先の見えない恐怖との闘いです。
抜歯手術をしたA病院では
「抜歯の際の点滴に血管が負け、内出血し、皮膚一面から血が滴っており膿んでいる。」と言いました。「点滴の糖分により皮膚が壊死している」とも。意味がわかりませんでした。
その後駆け込んだB病院では
「抗がん剤の点滴ならまだしも…それでも、点滴でこんな状態になったのは見たことがない。原因がわからない。」
と、言われました。
原因がわからなければ治療の目処も立たないじゃないか‼️とぶぶは焦り憤っていました。
素人は、素人なりに必死で調べました。
医療については門外漢ですから、言葉の意味を調べながらです。
症例、論文、そしてフォロワーさんに教えていただいたブログなど色んなものを読みました。
そして、この論文を見つけました。
↓
人の症例ですが、これが一番わかりやすいと思います。
ごくごく簡単にまとめると
点滴の針が血管を破るなどして点滴の液が血管の外に漏れる。点滴の液によって皮膚組織が破壊され壊死する。または漏れた点滴の液の圧力で血管が押し潰され、血管が閉塞し、血液が届かなくなる事で細胞破壊を起こし皮膚壊死する。
というような事が書いてあります。
ぶぶはこの漏出による血管閉塞が起きたのではないかと思っています。
B病院の獣医師に伝えたところ、大変関心を持って資料を読んで下さいました。
そして、昨日には、「一応細菌の培養検査はするが、仮に細菌があったとしてもいつ感染したかは不明でそれが壊死の原因かはわからない。やはり点滴の漏出の可能性が高い。」と話されていました。
そして、その後、手術をしたA病院に行きました。原因をはっきりさせたいと思ったからです。
明の病状をとても心配してくれていました。
そして「今回のことは、点滴の留置針がなんらかの原因で血管を破るなどして点滴が漏れた事が原因だと思っている。そして、それを見落としてしまったのはこちらのミスでした。」と認めてくれました。
もちろん、こんなに簡単簡潔に話が済んだわけではありません。色んなやり取りをした結果です。もめてはいません。
A病院の獣医師は大変誠実に答えてくれたと思います。
ここまで読んでいただけば、今回の明のケースは特殊ではなく、稀ではあるけれども誰にでも起こり得るという事が分かっていただけたかと思います。
飼い主は、点滴漏れを防ぎようがないけれど、もしも皆さんの可愛い子達が手術や点滴に臨む際には、こういうケースがあったと獣医師に注意喚起を促すことはできると思います。
どうぞ、明の写真を使ってください。
補足ですが
今後の治療費は手術を行ったA病院に負担してもらう事となりました。
正直、獣医師が非常に真摯に反省してくれている事がわかり、治療費はどうでもいいか。と思いもしたのですが、今もご飯が食べられず、病院の檻の中で一人頑張って痛みに耐え、これからもまだ感染症対策をしながら皮膚再建手術に耐えなければいけない明ちゃんのこと、そして、A病院でこれから手術や点滴に臨む子たちのことを思ったら、イヤイヤ、反省したから終わりじゃダメだ。きちんとやるべき事はやってもらう必要がある。
それが責任だ。という考えに思い至りました。
伝えるとすんなりと負担に応じてくれました。まぁ、自ら申し出てくれたわけではありませんが。ぶぶ、怖かったんでしょうか…。
明が元気になったらこの獣医師にも会わせてあげよう。と思います。明は嫌がるでしょうか?
がんばる明はGO!保護犬GOの卒業犬です。
卒業犬のピンチにも相談に乗ってくれるGOさんのところには可愛い保護犬、強い保護犬、強運の保護犬が幸せを待っています。
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【イベント情報】
- 8月20日(火)~2週間 パネル展@御殿場ふじざくら
- 8月25日(日) 保護犬の会@小山町(静岡県)
- 9月 7日(土) 保護犬の会@平塚市(神奈川)
- 9月22日(日) 保護犬の会@小山町(静岡県)