(8)パクボゴム「Let me fly」 あらすじ | おしゃべりなひとりごと ☆気ままにパクボゴム

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パクボゴム経由 西回りしあわせ行き~ 

パクボゴム出演 

ミュージカル「Let me fly」


[ヨンガン・ナムウォン・ソンヒ・ジョンブン]


[前奏中]

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見つけましたよー!
見つけました‼︎ラジオ
ヨ、ヨンガン…



一瞬、ナムウォンの姿がよぎり

うろたえるソンヒ

舞台では実際にナムウォンが

一瞬登場しすぐ捌ける…で表現

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見つけたんですよ!ラジオ
(おばあさんの様子が
   変なので)
大丈夫ですか?
あぁ、うんうん

このラジオ
作動するでしょうか?
もう長く使ってないからね
それでも
分からないじゃないですか


[ヨンガン]

周波数を合わせたら  帰れそうな気分

どんな不可能な事も  全部叶うと思う

これは  僕のタイムマシン

今僕は  時間旅行中


[ジョンブン]

翼の服を着たみたいに  飛んでいきそうな気分 

どんな不可能な夢も  全部叶うと思う

これは  私の宇宙服

今私は  宇宙旅行中


[ヨンガン・ジョンブン]

この旅行の終わりには  何があるのか

この旅行を  君と一緒にしてみようか

いつか思い出しながら

あの時の私達は 良かったと話せる旅行


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おばあさん、ラジオを直せば
本当に帰る事が出来ると
思います
部品が抜けてないか
確認してみます



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(Tシャツを見せながら)
これどう?


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なぜ私が
どんどん過去へ帰っているの

[青年ナムウォン]

成功して  君に翼の服をあげたい

どんな不可能な事も  可能にしたい

その瞬間に向かって


[ナムウォン・ジョンブン]

私達(僕達)一緒に旅行しよう


[ソンヒ]

これは私の記憶

今私は  何の旅行をしているの


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(ふらつくソンヒに)
大丈夫ですか?

[ソンヒ]

これは私の記憶

なぜ私が  時間旅行をしているの


[ 他3人 /ソンヒ

この旅行の終わりには  何があるのか

この旅行の終わりには  何があるのか


この旅行を  君と一緒にしてみようか

この旅行はあなたの旅行


いつか思い出しながら

思い出は思い出でしかない


あの時の私達は 良かったと話せる旅行

良かったけど  過去でしかない

[ジョンブン]

この旅行の終わり


[ソンヒ]

私は旅行しない


[ヨンガン]

一緒にしよう


[ソンヒ]

暮らしてきた


[青年ナムウォン]

一生 僕達一緒に


[ソンヒ]

一生 根をおろしたまま  この地で

[ジョンブン]

あの空を見て


[青年ナムウォン]

僕らの未来を見て


[ヨンガン]

帰る過去を見て


[ソンヒ]

私を見て

[ 他3人 /ソンヒ

この旅行の終わりには  何があるのか

この旅行の終わりには  何があるのか


この旅行を  君と一緒にしてみようか

この旅行はあなたの旅行


いつか思い出しながら

思い出は思い出でしかない


あの時の私達は 良かったと話せる旅行

良かったけど  過去でしかない


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時間旅行は
あなただけでやって

1人でやりますよ
誰がおばあさんとやるって
言いました?



昔の記憶がどんどん蘇り

複雑な様子のソンヒ

何にそんなに動揺しているのか…


現在と過去が対比するように

舞台では

ソンヒとヨンガン

後ろに、ジョンブンとナムウォンがいます


ラジオを渡されて

受け取る ジョンブンと

受け取らない ソンヒ



旅行…

ソンヒの人生という旅行

それは、彼女が生きてきた時間で

これから 生きて行く時間


歌「旅行」の中で、未来に心を踊らせて

夢見るソンヒ以外の3人は

それぞれの自分の時間にいるけれど

ソンヒにとっての過去で

ソンヒだけは違うところにいます


他の3人に

引き寄せられていくように

ソンヒの過去への時間旅行が始まる場面



「この旅行の終わりには何があるのか」

ソンヒには

そこに何があるのかが見えていて

1人だけ違う歌詞は

ソンヒの嘆きにも感じます


歌いながら

ソンヒの周りを取り巻くように

通り過ぎていく3人に

引き込まれていくようでうろたえる



ジョンブンは

今はもう忘れてしまっていた

夢を追いかけて輝いていた頃の

キラキラする自分であり


ナムウォンは

そんなキラキラしていた自分を知っていて

いつも隣にいて

一緒に未来の大きな夢を追いかけて

信じて 愛していた人であり


ヨンガンは

ソンヒを忘れ、記憶を忘れて

19歳のナムウォンになっている

夢見ていた頃の

過去に戻りたがる夫である

そして、その夫を

これからも自分1人で看ていく現実


人、夢、愛、物、記憶…そして現実

全てが

ソンヒを取り巻き、そして問いかけます


ソンヒは時間旅行をしながら

自分の人生と向き合うことになります

急に来た

そんな場面にうろたえているようです



時間旅行は

あなただけでやって …
1人でやりますよ
誰がおばあさんとやるって言いました?


あんなにジョンブナ、ジョンブナと

探して、追いかけて
ジョンブンが恋しいヨンガン…

その愛する人は、まさにソンヒなのに
そんな言葉を言ってしまう…

目の前にある大切なものに気が付かない
舞台の雰囲気が一気に冷える


門扉を出て、外の椅子に座りながら

沈むしかないソンヒと…

部屋で1人、作動しないラジオを

いじるしかないヨンガン


今のヨンガンには

そんなソンヒの気持ちなど気付くはずもない



でも、そんなヨンガンも
どこか寂しそう


ヨンガン(ナムウォン)が頼れるのは
ソンヒしかいないから

あなただけでやって…と
ソンヒに突き放されて
つい…言ってしまったんだよね


 ソンヒの感情線に

焦点が当てられている深い場面ですね


繊細な感情が

絡み合うようになってきて

ストーリーも深まっていきます


[ブログ9]に続きます →🔗

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