本当に糖質を制限すれば良いのか? | 新宿四谷発 ファンクショナルトレーニングマスター 岩沢陽介のファンクショナルな日々

新宿四谷発 ファンクショナルトレーニングマスター 岩沢陽介のファンクショナルな日々

新宿区四谷でトレーニングジム「ファンクショナルトレーニングラボ クエスト」を経営、TRXシニアマスターインストラクター、ファンクショナルピラティス/マスターエデュケーター、美圧ヨガ創始者、パーソナルトレーナー、セミナー講師 etc。そんな私の日常を書きます。

糖質制限。

もうリバウンドに繋がることやその危険性が取りざたされているので、ご存知の方も多いと思います。

もともと糖尿病治療のために開発されたという糖質制限ですが。

本当に糖質を制限し、動物性たんぱく質、動物性脂肪を摂っても良いという食事が有効なのでしょうか?

これは厚生労働省の「平成19年 国民健康・栄養調査結果の概要」の数値です。

昭和25年当時と約60年の日本人の栄養事情と糖尿病発症率を比較すると

脂肪摂取量 7.7%→25.8% 約3.4倍

炭水化物摂取量 79.3%→59.35 25%減少

糖尿病死亡率 10万人中2.4人→11.1人 約4.6倍

この数値だけで糖質制限が無意味だと言うつもりはありませんが、これが事実です。

そしてまず重要なことは「病気にならない」こと。

だとすればするべきことはただ糖質を制限するのではなく、脂肪の摂取量を含め食生活そのものを見直すべきではないでしょうか?

そのためには一部の情報だけを鵜呑みにして乗せられるのではなく、本来の科学的な事象に目を向けるべきです。

真実は見えにくいかもしれませんが、必ず見つかりますから。