9月も終わりを迎える今になって思い出しました。
“しずかなおうちきなり”として動き出してから、丸5年が経ちました。
『子育て支援』は子育て支援センターだけでは上手くいかないなぁと感じます。
新潟市中央区に限って言えば、子育て中の人の約3割しか支援センターの利用はありません。
支援センターに行きたいけれど行けない人がいて、支援センターは必要ない人がいて、支援センターを知らない人もいます。
「別に子育て支援センターが全てじゃないしなぁ」
なんて、職員としてはいささか斜に構えた考えもあって始めたきなりの活動ですが、実際には支援センターがあるからこその5年間だったなと思います。
きなりの活動は無償で提供することは難しい。
それは時間も学びも価値があるものとして、私自身を大切にする意味が込められています。
けれど子育てに必要な支援や情報は、本来誰もが受け取る権利があり、どんな人にも過不足なく必要な分が手渡されるべきものと考えています。
「子育て支援センター」という場で働くということは、お給料を頂いて支援活動をするということです。
基本的にはそこで私が出来ることの最大限を発揮し、出来る限りの子育て支援をしたいと思っています。
きなりではできないこと、「利用する人への無償(正確には税金が活用されているので、ちゃんと支援を受ける権利が皆にあります)での支援」があるからこそ、きなりを補完的に位置付けてこの5年間やってこれたのだよなぁと思います。
独立してきなり一本にすることも考えなくはありません。
でも、支援センターだから会える人、繋がることが出来る人がいることも事実です。
そして私自身の学びも、支援センターから得ているものがとても大きいのです。
利用しに来てくれる親子の皆さん、一緒に働いている仲間、理解のある上司、こんなに恵まれた環境で仕事をし、学び続けることが出来ることに感謝です
(家族もたくさん力になっています)
これから先のことはわかりません。
雇われの身なので、また保育に戻るよう言われることも想定されます。
その都度大切にしたいことを推し量りながら、これからも歩めたらなと思います。
3年前に『歩む』という記事を書いていました。
気持ちはこの時と変わっていなくて、進歩しない自分にビックリしますが
ヘタレな自分も愛おしみながら
変わらずに小さな支援者でありたいと思っています。
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