お休みのメインは『トラウマ』です。
オンラインで開催された『日本トラウマティック・ストレス学会』
22日は一日ライブ配信で基調講演やシンポジウムがあり、今後オンデマンドで各種シンポジウムやポスター発表が行われます。
大きな話題は新型コロナに関わる心理的支援やストレス対応の見解、災害ストレスは特に文化的な影響を大きく受けます。
私が日頃の仕事で必要としているのは、主に「発達性トラウマ障害」への理解と臨床データ。
ヴァン・デア・コークの分厚い本を読み返しながら、新たな文献に触れ、またわかんなくなって基礎知識に戻る…というなかなかヘビーな休日でした
(石ばっかり見ていたわけではありませ〜ん)
子育ての中で必要な情報を「知る」ことが出来ても、上手くいかない人がたくさんいるのを見てきています。
わかっている けれど出来ない。
知っている けれど思うようにいかない。
頑張っているのに、そうして余計に焦りイライラしていくのはみんなが辛いことです。
発達に問題があるのでは?と言われる子どもたちが、皆『発達障害』なわけではなく、育ちの過程で得たネガティブなインパクトによるものではないのか、という思いもあります。
その状況の原因を知ろうと思う時、トラウマは私にとって糸口でした。
記憶・体験・感情・発達とはそもそも何なのか、どう繋がって人の人生に関わるのか、なかなか奥深いテーマです。
それでもいつか、自分の中で消化したいと思っています。
学会のシンポジウムを共有することはできませんが、面白いTEDの動画を発見したのでリンクを貼ります。
ノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンによる
『経験と記憶の謎』20分程の動画です
https://digitalcast.jp/v/13399/
「幸福」をテーマにしていますが、「自分が自分であると感じる」ために何が必要かを考えることができるのではないかなと思います。
聞いた後、人それぞれの考察がありそうです
興味があればぜひ。
今日の夕方、空はピンク色の染まっていました。
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