こんなサマープログラムもあります | 頑張るお母さん チャレンジ人生 in U.S.A.

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アメリカの生活、仕事、教育についてのブログ
時々ペットの話も。
日本語教師です。
英語が苦手、だけど頑張ってます。
毎日がチャレンジです。

アメリカンキッズの夏休みは長く

共働き家庭の場合

どこかに預けなくてはいけなかったりで

色々なサマーキャンプがありますね。

 

うちの娘もいろいろなサマーキャンプのお誘い

大学のキャンプに参加しました。

 

 

色々なサマーキャンプがありますが

盲導犬育成パピープログラムに参加していた私の所に

こんなサマーキャンプのお知らせが届きました。

Summer Fun at Camp GDB

https://www.guidedogs.com/blog/summer-fun-at-camp-gdb

 

 

全盲や視覚に障害のある子供達を盲導犬協会に招待して

盲導犬の世話の仕方や一緒に歩いたりと盲導犬を知ってもらうキャンプです。

(他にもプールで遊んだりゲームもあったようです)

 

 

盲導犬協会では

盲導犬になれなかった盲導犬パピーはキャリアチェンジ犬と言って

色々な進路があります。

盲導犬の適性がなくても優秀なパピーは

聴導犬、低血糖アラート犬、介助犬などの訓練所に行きます。

 

お仕事に向いていないパピーは家庭犬として

Puppy Raiserの元に引き取られたり

欲しがっている人たちは沢山いるのでウェイティングリストから里親を選んで

家庭犬になりますが、

それでも優秀な子達なので、セラピードッグなどの審査には簡単にパスするようで

セラピードッグになる子が多いです。

 

仕事をする使役犬ほどではないけど

家庭犬よりはちょっと優秀(?)なパピーは

K-9 Buddyと言うプログラムがあります。

盲導犬のユーザーになるには18歳以上でなくてはならないので

以前は18歳以下の視覚障がい者の子供達が

将来、盲導犬と暮らすためのトレーニングとして

K-9 Buddyに選ばれたパピーと暮らすプログラムです。

盲導犬になれなくてもそれなりに訓練はして来た子達なので

色々なコマンドや躾は普通の家庭犬とは違います。

今は子供さんだけでなく年齢関係なく盲導犬と暮らす前の準備として

多くの視覚障がい者の方がこのK-9 Buddyプログラムを利用しているようです。

 

 

今回のサマープログラムはこのK-9 Buddyプログラムのサマーキャンプ版のようです。

 

 

アメリカの盲導犬協会の歴史は長いし、規模も大きいです。

寄付やボランティアで成り立つ非営利団体(盲導犬は無償貸与です)ですが

潤沢な資金もあるのでこういうプログラムも用意できるのですね。

 

日本も早くこのような活動が出来ると良いのですが

法律が出来て20年経った今でも

盲導犬はじめ補助犬の入店拒否はまだまだあるようで残念です。