アメリカ市民権を取る? | 頑張るお母さん チャレンジ人生 in U.S.A.

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アメリカの生活、仕事、教育についてのブログ
時々ペットの話も。
日本語教師です。
英語が苦手、だけど頑張ってます。
毎日がチャレンジです。

アメリカに住む日本人の方は

アメリカ国籍を取得するかどうか悩むと思います。

 

このなぜ悩むのかを

アメリカの人達は理解できません。

 

「なぜ、市民権を取らないのか?」

「市民権、取らないの?」

 

こう聞かれた

在米日本人の方も多いと思います。

 

 

なぜ?

 

日本は他国籍を取得した場合

日本国籍を放棄しなければならないから。

 

もう一つの理由は

祖国である日本が

他の発展途上国などより

住みやすい国である

つまり

他の国で暮らさなくてはいけない理由が

そんなに重要ではない。

 

 

 

アメリカは出生地主義なので

アメリカで生まれれば

親の国籍関係なく

アメリカ国籍が貰えます。

 

日本も

21歳までは重国籍が認められているので

うちの子供たちも二重国籍です。

 

但し、

日本人の親から生まれたからと言って

自動的に日本国籍が与えられるわけではなく

生後三カ月以内に

書類を揃えて日本政府に届け出をしなくてはいけません。

 

これをご存知なくて

日本国籍を取らなかったり

その為に日本に数年移住したご家族が

私が思っている以上にいらっしゃるようです。

 

アメリカに骨をうずめる覚悟なら

日本国籍を捨て

アメリカ国籍を取得した方が良いかも知れません。

 

私のように永住権という形で住んでいると

選挙権は勿論ありませんし

なにかと市民権と違うのは当然。

 

一番不便なのは

10年ごとにお金を払って永住権を更新しなければならない。

日本や他国に好きなだけ滞在出来ない。

なかには

ご主人の仕事の関係で

市民権を取らなくてはいけない方もいらっしゃるでしょう。

(私ももしかしたら・・と結婚当初に言われたことがあります。)

 

このような理由で

多くの在米日本人が

国籍をアメリカ国籍に変えていらっしゃいます。

 

でも

私は日本国籍のままです。

 

 

えっ?選挙権がない?

だって

大統領に立候補する人達

あれですよ。

投票に価値ある?

選挙権、なくて良いです!

 

 

私はゆくゆくは

日本に骨をうずめたいと思っているので

日本国籍を放棄する事は考えていませんが

 

もしも

 

日本政府が

重国籍をみとめるなら

アメリカ市民権を取ります。

 

生きる選択肢は多い方が良い。

子供達はアメリカ市民になり

アメリカに住み続けるであろうから

滞在日数を気にせず

労働も出来る市民権を取った方が

何かと便利です。

 

でも

 

それが認められないなら

日本国籍をキープ

 

 

 

そんな風に過ごしていたら・・・

 

 

なんと

 

 

今、日本に入国するには

日本のパスポートでないと入れないと言うではないですか!

 

高齢になった両親

何かあった場合

私や子供たちは

入国で門前払いされることはなさそうです。

 

 

まさかまさか

こんな状態になるとは!

 

 

今年は

10月に行われるであろう検定試験を

受験するつもりで準備しています。

 

 

 

もし、アメリカ市民権を取っていたら

おそらく

今年も受験は諦めていたと思います。

 

 

まさか、まさか

こんな事態になるとは

誰も予想していたかった事でしょう。

 

 

できれば

 

生まれた時から

日本国籍を保有している国民に対しては

重国籍を認めて欲しいなと思うのですが

なかなか難しいようですね。