新しい米国大統領が決まりましたね。
いつも思うけど
どうしてあの二者択一なんだろう?
アメリカにはものすごい数の人がいるのに…
娘が寮から戻ってきているので
久しぶりに
アメリカのお母さんに電話することにしました。
昨日、息子が撮った
ストーミィーの写真を
テキストで送った時に
何時ごろに電話をしたら良いか聞いたら
6時が良いと言う事で、
私たちは1時間の時差があるので
7時に丁度にお電話をしました。
そうしたら・・・
丁度、大統領選挙が終わって
次期大統領が決まったところで
早速、選挙について話が始まりました。
娘は今回初めて投票しました。
決められた投票場に行ったら
受付の人が
「もしかして、初めての投票?」と聞かれたので
そうだと答えたら
「みなさーん!ここに初めての投票者が来てくれましたよー!」と
皆に紹介、拍手をされて恥ずかしかったそうです(笑)
で、
彼女が投票した候補者と
アメリカのお母さんが投票した候補者とが
真っ向から対立!
そうしたら・・・
二人で政治討論が始まっちゃいました。
約一時間
どちらどう良くて、どう悪いのか
福祉関係の話やら経済的な事などなど
二人とも穏やかだけど一歩も譲らず。
討論会は一時間を費やしました。
私は投票権もない移民なので蚊帳の外
夕食を前に二人の討論を聞いていました。
やっと私に電話が変わり
「アメリカでは宗教と政治の話はしてはいけないって言うよねぇ(笑)」と私
アメリカのお母さんも
「そうなのよー!(笑)」と。
でも
「お互いに穏やかに会話ができてよかったわ」と。
こうして
お互いの応援している候補者が違い
自分の意見をウソ偽りなく言えるのは
祖母と孫娘と言う関係だからだよね
という結論に。
これを他人にしたら
それこそ
タブーな話題ですからね。
特に対立している場合は。
娘はダディーにやや洗脳された考えを持ち
私は興味が無いので話にならず
そんな時
グランマーの話を聞いて
自分の意見も言えて
すごく勉強になったようです。
こういう機会があると
やはり
身内が多いと良いなと思います。
アメリカのお母さんは
血のつながった本当の祖母ではないけれど
生まれた時から「グランマー」と呼び
子供たちは違和感なく
むしろ
滅多に会わない日本のお祖母ちゃんよりも
親しんでいます。
先日亡くなったアメリカのお父さんと共に
このアメリカのお母さんが
うちの子たちに与える影響はとても大きいです。
早く会いに行きたいけど
「ワクチンができるまでは来ちゃだめよ!」と
まだ、しばらくは会えそうにないです。
今度会った時は
また
グランマーVS娘の
政治討論会が開かれるのかも?(笑)