日帰りカルロヴィ・ヴァリの思い出④
前回はこちら。『日帰りカルロヴィ・ヴァリの思い出③』 前回はこちら。『日帰りカルロヴィ・ヴァリの思い出②』 前回はこちら。『日帰りカルロヴィ・ヴァリの思い出①』 チェコの温泉地で有名なカルロヴィ・ヴァリに日帰…ameblo.jp…… 街の中心地を出て、今度はテプラー川の西側にある丘へ向かいました。市街地を出る前に買ったバゲットサンドをかじりつつ歩くこと数キロ。(このような勾配を上ったり下ったりしつつ、ここまでくればさすがに観光客はいませんでした。静かな場所で散策を楽しめました。)(前の写真とほぼ同じ場所ですが、焚火の跡のある休憩所と十字路。雨宿りのためか休憩のためかわかりませんが、カルロヴィ・ヴァリでは丘のあちこちでこのようなあずまやが多く見られました。)(突然の木彫りのきのこ。きのこだけにってk)(野生動物園(Lávka u Divočáků, Obora Svatý Linhart)にきました。ここは他にも人がちらほらいたもののごった返すほどでもなく、ゆっくりと見て回れました。)(「動物に食べ物をあげないでください」の注意書きがあったものの、当のイノシシはロフリークとホウスカのお食事中。遠すぎてカメラでうまく撮れませんでしたが、うりぼうもたくさん見ることができました。)(シカもいました。)(野生動物園を出た後にしばらく休憩した、手作り感あふれるあずまや。ここから近くの展望塔までまたしばらく歩きます。)(展望塔(Rozhledna Diana)へ着きました。この時すでに夕方5時半で、もう長いこと歩き続けて二人とも疲れていたのでエレベーターがあって助かりました。私たちは行きませんでしたが、この塔のそばにはいろんな蝶々を生きている姿のまま見ることのできるアミューズメント施設(Motýlí Dům、蝶の家)もあるそうです。)(展望塔からの眺め。)(オオカミの絵と「Wolf's Ruhe」の文字が掘られたベンチ。先ほどの展望塔を出てロープウェイの駅の方から少し下りたあたり。) このベンチについてのWikipediaによると、昔ミュンヘンの実業家アドルフ・ヴォルフ(=Wolf)という人がここから見えるカルロヴィ・ヴァリの眺めをいたく気に入り、自分専用の休憩所を作ったのだとか。Ruheはドイツ語で休息のことですね。 よく見るとベンチの左肩にはミュンヘンの名前が、右肩には「650年カルロヴィ・ヴァリ2008」(カルロヴィ・ヴァリができたのは1350年だそう)の文字とともに、Český Lev(チェコのシンボルで尻尾が二本あるライオン)が掘られています。 街を囲む丘に多く点在する展望台や展望塔の存在から、カルロヴィ・ヴァリという街への旅や滞在はただ川のそばの中心地で温泉を利用するだけではなく、周辺の丘をめぐって街全体を見晴らすことで完結するのだなぁと感じました。 街にいる間に温泉を飲んだり散策したりすることで、ここへ滞在した人々は健康になっていったのでしょうか。 私たちは体力や時間の面で断念しましたが、他にもゲーテやカレル4世やショパンにゆかりのある休憩所(ベンチ・あずまや・展望塔)もあるので、これからコンプリートしちゃう方は是非。(あとは帰るだけ。ひたすら下ります。)(ロープウェイの途中の駅。駅名であるJelení Skokは、このそばにある有名な像の名前からのようです。)(今まさにジャンプするかのような鹿の像、Jelení Skok(鹿の跳躍)。カルロヴィ・ヴァリにはいろんな像があちこちにありますが、中でも最も古いらしいのだとか? 立地のよさもあって美しい像だと思います。道の側から見えるのは主にお尻ですが(笑)、だがそれがいい。)(Jelení Skokへ続く階段(私たちには下り)がまたなかなかの角度。白飛びしてしまいましたが、こちらからは鹿をほぼ正面から見上げることができるので、麓から徒歩で上がってきた時に特に感動する眺めかもしれません。)(ピョートル1世の記念碑のある展望台。)(歩き疲れてくたくたで、駐車場へ向かう最後の上り坂がこれまたなかなかの勾配で、ぜーはーいいながら歩いていた帰り道にいた猫。あえて道のど真ん中から断じて動かぬ感じが猫らしい。)(猫といえば街中心の方に猫の像があったはずなのですが、遠すぎて写真にならず……。たぶんこれ。)…… この日の歩数はおよそ32,000歩で、だいたい二十数キロくらいになるのでしょうか。トラッキングアプリなどで距離・速度・傾斜から消費カロリーやワット(仕事率)などを計算していたら面白い結果が出たかも。 私自身は日ごろから運動不足で、Ugínekは歩きすぎると背中や足の痛みに悩まされがちなのもあり(だから自転車の方が好き)、私たちにとってはなかなかのボリュームのウォーキング・ハイキングになったと思います。とにかく緑と景色がよかった。 後日Ugínekの写真フォルダから良い写真(少なくとも私の撮った写真より傾いていない)を拝借するかもしれませんが、とりあえず日帰りカルロヴィ・ヴァリのブログはいったん終わります。『日帰りカルロヴィ・ヴァリの思い出①』 チェコの温泉地で有名なカルロヴィ・ヴァリに日帰りで行ってきました。 温泉地に行ったとはいってもお泊りやスパはなし。oplatky(日本の温泉せんべい的な、…ameblo.jp『日帰りカルロヴィ・ヴァリの思い出②』 前回はこちら。『日帰りカルロヴィ・ヴァリの思い出①』 チェコの温泉地で有名なカルロヴィ・ヴァリに日帰りで行ってきました。 温泉地に行ったとはいってもお泊り…ameblo.jp『日帰りカルロヴィ・ヴァリの思い出③』 前回はこちら。『日帰りカルロヴィ・ヴァリの思い出②』 前回はこちら。『日帰りカルロヴィ・ヴァリの思い出①』 チェコの温泉地で有名なカルロヴィ・ヴァリに日帰…ameblo.jp 次はスニェシュカ山のブログをぼちぼち書いていこうと思います。休憩のたびに写真を撮ったため(そして休憩するために写真を撮った)、微妙な標高(?)の違いによる微妙な眺めの変化の写真がたくさんできてしまいました。 しかしUgínekが素晴らしいパノラマ写真を撮ったりもしていたので、写真選びが楽しみです。ここはひとつ「撮影:Ugínek編」をするべきかもしれない。 気が付けばもう七月で、カルロヴィ・ヴァリにせよスニェシュカにせよ、あれからもう一か月近く経ちました。。。。